【寄付先探しのヒント】農業に力を入れるプロジェクト3選
2022-02-09 08:00:00
恵まれた環境や地理的な特徴を活かし、品質の高い農産物を産み出してきた、鹿児島県肝付町、熊本県山都町と兵庫県西脇市。これらの3自治体は、いずれも生産者の高齢化や、農業の後継者不足という共通の課題と向き合いながら、安全で豊かな日本の農業を守り、農産品のさらなる高品質化と販路拡大を目指す事業に取り組んでいます。それぞれの奮闘ぶりを紹介します。
【鹿児島県・肝付町】肝付町農業振興センター雇用就農事業
鹿児島県の大隅半島にある肝付町は、JAXAの宇宙空間観測所があることから、「ロケットの町」とよばれています。中央部には国見山系が走り、北には肝属平野が広がり、南東部の美しい海岸線の先には太平洋が広がる、豊かな自然に恵まれた町です。
主要産業の農業は、現在、生産者の高齢化と後継者不足に直面しています。この対策として町では、独⽴就農を⽬指す人に向けて農業技術を指導する「新規就農者育成事業」と、就農希望者を雇用したうえで実践的な研修を行う「雇用就農事業」という、ふたつの事業を進めており、現在までに多くの新規就農者を輩出しています。
町では、この人材育成の事業と併せて、地場産の⾷材を使う「学校給⾷事業」、所有者の委託を受けて農地などの売渡や貸付けなどを行う「農地利用集積事業」、人手不足の農家に対し、求人・求職の登録窓口となり、橋渡しを行う「農業サポーター事業」といった複合的な施策を進めていく方針です。
【鹿児島県・肝付町】肝付町農業振興センター雇用就農事業
主要産業の農業は、現在、生産者の高齢化と後継者不足に直面しています。この対策として町では、独⽴就農を⽬指す人に向けて農業技術を指導する「新規就農者育成事業」と、就農希望者を雇用したうえで実践的な研修を行う「雇用就農事業」という、ふたつの事業を進めており、現在までに多くの新規就農者を輩出しています。
町では、この人材育成の事業と併せて、地場産の⾷材を使う「学校給⾷事業」、所有者の委託を受けて農地などの売渡や貸付けなどを行う「農地利用集積事業」、人手不足の農家に対し、求人・求職の登録窓口となり、橋渡しを行う「農業サポーター事業」といった複合的な施策を進めていく方針です。
【鹿児島県・肝付町】肝付町農業振興センター雇用就農事業
【熊本県・山都町】有機JAS認証登録事業者数日本一!安心・安全農業推進プロジェクト
熊本県山都町は、有機JAS認証登録事業者数が日本中で一番多い、有機農業で知られる町です。1970年代から有機栽培を始めており、有機農業発祥の地のひとつとされています。
町では、山都町産の有機米や有機野菜など、環境にやさしい農産物をブランド化して販路拡大を図り、さらには農家の後継者育成にもつなげようとする取り組みを、企業版ふるさと納税の寄付対象事業として進めてきました。
具体的には、「ECサイト(電子商取引)の開設」や、「熊本県のアンテナショップを活用したイベントなどの積極的なPR活動」を実行に移しています。また、子どもたちへの食育を兼ねた有機農業への周知策として、町内産有機農産物を使った学校給食の提供も行っています。
ただ、大規模に販路を拡大するには、有機農産物の生産量を増やす必要があるなど課題も見つかっています。町ではこれまでの取り組みに加え、子どもたちが将来就農したくなるような環境づくりや、特産物を使った郷土食の活用と6次産業化、効果的なPRなど、複合的な仕組みづくりを進める方針です。
【熊本県・山都町】有機JAS認証登録事業者数日本一!安心・安全農業推進プロジェクト
町では、山都町産の有機米や有機野菜など、環境にやさしい農産物をブランド化して販路拡大を図り、さらには農家の後継者育成にもつなげようとする取り組みを、企業版ふるさと納税の寄付対象事業として進めてきました。
具体的には、「ECサイト(電子商取引)の開設」や、「熊本県のアンテナショップを活用したイベントなどの積極的なPR活動」を実行に移しています。また、子どもたちへの食育を兼ねた有機農業への周知策として、町内産有機農産物を使った学校給食の提供も行っています。
ただ、大規模に販路を拡大するには、有機農産物の生産量を増やす必要があるなど課題も見つかっています。町ではこれまでの取り組みに加え、子どもたちが将来就農したくなるような環境づくりや、特産物を使った郷土食の活用と6次産業化、効果的なPRなど、複合的な仕組みづくりを進める方針です。
【熊本県・山都町】有機JAS認証登録事業者数日本一!安心・安全農業推進プロジェクト
【兵庫県・西脇市】自然と人にやさしい循環型農業プロジェクト
兵庫県西脇市は豊かな自然のもと、出荷後にその大半が「神戸ビーフ」に認定される黒田庄和牛や、酒造好適米として知られる山田錦、人気の金ゴマやイチゴなど、個性あふれる農畜産物を生産しています。これらは、豊富な水と適度に寒暖差のある気候に加え、独自の「循環型農業」が巧に機能して成し得るものだと考えられます。
しかし、特産物の多くは市外で消費・加工されるため、資金が地域内でうまく還流していません。また、農業生産者の高齢化や慢性的な後継者不足にも悩まされており、対策が求められていました。
そこで市は、自然にやさしい循環型農業をさらに進めることで農畜産物の高付加価値化とブランド化を図り、また地産地消の促進で地域内の資金を循環させる方針です。加えて、6次産業化への展開と、海外も視野に入れた販路拡大にも挑戦し、最終的には市の農業の魅力を高めて、人材育成につなげる狙いです。
【兵庫県・西脇市】自然と人にやさしい循環型農業プロジェクト
農業を主要産業とする自治体は少なくありませんが、その大半は生産者の高齢化や農業の後継者不足に頭を悩ませています。農業という、私たちの食を支える極めて重要な産業を守り、発展させていくため、民間の力強い支援が求められています。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)
しかし、特産物の多くは市外で消費・加工されるため、資金が地域内でうまく還流していません。また、農業生産者の高齢化や慢性的な後継者不足にも悩まされており、対策が求められていました。
そこで市は、自然にやさしい循環型農業をさらに進めることで農畜産物の高付加価値化とブランド化を図り、また地産地消の促進で地域内の資金を循環させる方針です。加えて、6次産業化への展開と、海外も視野に入れた販路拡大にも挑戦し、最終的には市の農業の魅力を高めて、人材育成につなげる狙いです。
【兵庫県・西脇市】自然と人にやさしい循環型農業プロジェクト
農業を主要産業とする自治体は少なくありませんが、その大半は生産者の高齢化や農業の後継者不足に頭を悩ませています。農業という、私たちの食を支える極めて重要な産業を守り、発展させていくため、民間の力強い支援が求められています。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)


