【寄付先探しのヒント】公園を整備するプロジェクト3選
2022-08-10 08:00:00
【茨城県・那珂市】静峰ふるさと公園活性化プロジェクト
茨城県那珂市は、自然に恵まれたまちです。久慈川と那珂川という2本の一級河川の流域に広がる水田地帯、25万本ものヒマワリが咲き乱れる夏のイベント「なかひまわりフェスティバル」、白鳥の飛来する古徳沼(ことくぬま)など、季節感豊かなイベントや名所もあります。
なかでも「静峰(しずみね)ふるさと公園」は、「さくら名所100選」にも選ばれ、市を代表する観光資源です。見事な八重桜が、毎年多くの観光客を集めていますが、反面、桜という風物詩で知られる場所だけに、春以外の季節における集客が課題となってきました。
そこで市では、同公園において四季折々に季節感豊かなイベントを開催して、年間を通して魅力ある場所とすることで、安定して観光客を集める観光資源とする「静峰ふるさと公園活性化プロジェクト」を進めています。まず2021年度には、冬期のイルミネーションイベントを実施。ひと月に満たない期間に約1万3,000人を集めており、2022年度以降も、様々なイベントを開催し、まちの賑わい拠点としていく方針です。
【茨城県・那珂市】静峰ふるさと公園活性化プロジェクト
なかでも「静峰(しずみね)ふるさと公園」は、「さくら名所100選」にも選ばれ、市を代表する観光資源です。見事な八重桜が、毎年多くの観光客を集めていますが、反面、桜という風物詩で知られる場所だけに、春以外の季節における集客が課題となってきました。
そこで市では、同公園において四季折々に季節感豊かなイベントを開催して、年間を通して魅力ある場所とすることで、安定して観光客を集める観光資源とする「静峰ふるさと公園活性化プロジェクト」を進めています。まず2021年度には、冬期のイルミネーションイベントを実施。ひと月に満たない期間に約1万3,000人を集めており、2022年度以降も、様々なイベントを開催し、まちの賑わい拠点としていく方針です。
【茨城県・那珂市】静峰ふるさと公園活性化プロジェクト
【京都府・京田辺市】田辺公園拡張整備事業
子育て世帯の転入が多く、昭和40年(1965)から人口が増え続けている京都府京田辺市では、いま、障害の有無に関わらず、すべての市民が豊かな自然のなかで交流できる拠点をつくるべく、「田辺公園拡張整備事業」に取り組んでいます。
同公園の整備にあたっては、市では初めてとなる本格的な官民連携手法として公募設置管理制度(Park-PFI)を活用しています。市内の就労支援事業所と連携し、障害のある人が公園管理に携わる仕組みをつくると同時に、将来的には農家や企業へ就職できるような仕組みも構築し、社会的自立に向けた就労訓練・支援の場となるように取り組みを進める方針です。
市では現在、2024年度中の田辺公園供用開始を予定しています。また、2022年度中には、障害者の就労支援に係る仕組みづくりを目的とした、民間の公募事業者と市内の就労支援事業所との連携を図るための調整機関を立ち上げる予定で、この取り組みを安定かつ確実に進めるため、民間企業の支援を求めています。
【京都府・京田辺市】田辺公園拡張整備事業
同公園の整備にあたっては、市では初めてとなる本格的な官民連携手法として公募設置管理制度(Park-PFI)を活用しています。市内の就労支援事業所と連携し、障害のある人が公園管理に携わる仕組みをつくると同時に、将来的には農家や企業へ就職できるような仕組みも構築し、社会的自立に向けた就労訓練・支援の場となるように取り組みを進める方針です。
市では現在、2024年度中の田辺公園供用開始を予定しています。また、2022年度中には、障害者の就労支援に係る仕組みづくりを目的とした、民間の公募事業者と市内の就労支援事業所との連携を図るための調整機関を立ち上げる予定で、この取り組みを安定かつ確実に進めるため、民間企業の支援を求めています。
【京都府・京田辺市】田辺公園拡張整備事業
【山梨県・甲府市】甲府城周辺地域の整備事業
山梨県甲府市では現在、未来に向けて地域の特性を生かし、まちの活性化を図る「甲府城周辺地域の整備事業」に取り組んでいます。
山梨県甲府市の由来は、永正16年(1519)、武田信玄の父・武田信虎が居館を築き、それに合わせて整備された城下町を、甲斐の府中という意味の「甲府」と名付けたことに始まります。
一方、まちのシンボルである甲府城は、いまから400年ほど前の武田氏滅亡後、豊臣秀吉配下の浅野長政・幸長父子により築城されました。その後明治期の廃城令によって建物は取り壊され舞鶴公園となりましたが、近年の城跡発掘調査によって、かつての建造物や鍛冶曲輪門、稲荷曲輪門などの城門と稲荷櫓などが復元されています。
何百年もの間、県の中心であり続けたこの甲府城周辺を含む中心市街地を再整備し、観光を含めた交流人口の拡大と、まちの再活性化を目的とするのが甲府城周辺地域の整備事業です。市ではこの事業に対し、企業の協力を募っています。
【山梨県・甲府市】甲府城周辺地域の整備事業
公園や観光施設には、子どもから高齢者までが集う魅力があります。そこでは新しいコミュニケーションも生まれます。パブリックスペースの整備でまちづくりを進めるまちに関心をおもちであれば、ぜひご検討をお願いします。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)
山梨県甲府市の由来は、永正16年(1519)、武田信玄の父・武田信虎が居館を築き、それに合わせて整備された城下町を、甲斐の府中という意味の「甲府」と名付けたことに始まります。
一方、まちのシンボルである甲府城は、いまから400年ほど前の武田氏滅亡後、豊臣秀吉配下の浅野長政・幸長父子により築城されました。その後明治期の廃城令によって建物は取り壊され舞鶴公園となりましたが、近年の城跡発掘調査によって、かつての建造物や鍛冶曲輪門、稲荷曲輪門などの城門と稲荷櫓などが復元されています。
何百年もの間、県の中心であり続けたこの甲府城周辺を含む中心市街地を再整備し、観光を含めた交流人口の拡大と、まちの再活性化を目的とするのが甲府城周辺地域の整備事業です。市ではこの事業に対し、企業の協力を募っています。
【山梨県・甲府市】甲府城周辺地域の整備事業
公園や観光施設には、子どもから高齢者までが集う魅力があります。そこでは新しいコミュニケーションも生まれます。パブリックスペースの整備でまちづくりを進めるまちに関心をおもちであれば、ぜひご検討をお願いします。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)