【寄付先探しのヒント】起業したい人を応援するプロジェクト3選
2022-03-08 08:00:00
椅子に座ってモニターを見ている様子

地域での人材育成や、地域で学べる環境を整備することで、起業希望者を支援するプロジェクトを3つご紹介します。起業支援は、雇用や交流人口、関係人口を生み出すきっかけになるため、まちの未来につながる取り組みといえます。また、地域から世界に羽ばたき、グローバル市場で活躍できる企業の誕生を目指す自治体もあります。

【和歌山県・上富田町】10代~80代が地域で学び、起業やスキルアップを目指す「紀州くちくまの熱中小学校」の継続

エプロンつけて集合している様子 様々な若者が集合している様子
上富田町では、交流人口・関係人口の増加や起業支援を目的とした「紀州くちくまの熱中小学校」を2018年5月に開校しました。一般社団法人紀州くちくまの未来創造機構と協働で運営しています。

「熱中小学校」とは、政府の地方創生関係交付金などによる支援を受けて展開する「大人の社会塾」です。「紀州くちくまの熱中小学校」では高校生や高等専門学校生、会社員、公務員、自営業者、定年退職された方などの受講生が切磋琢磨しながらコミュニティを形成し、起業や自己啓発など自身で設定した目標に向けて学んでいます。

しかし、地方創生関係交付金は、2020年度に終了し、2021年度以降は自主運営をしていく必要があります。町では企業からの支援を受けて事業を継続していきたいと考えています。

また町ではこのプロジェクトを通じ、紀南・熊野地域の魅力をより多くの方に知ってもらい、この事業に関わるすべての人と協力しながら魅力的な地域をつくることを目指しています。

【和歌山県・上富田町】10代~80代が地域で学び、起業やスキルアップを目指す「紀州くちくまの熱中小学校」の継続

【京都府・京都市】京都スタートアップ・エコシステム推進プロジェクト

お店の外観
京都市をはじめとする京阪神地域は、2020年7月に、国より「スタートアップ・エコシステム拠点都市」の「グローバル拠点都市」に選定されました。
京都市では、世界に羽ばたき、グローバル市場で活躍できるスタートアップや社会課題を解決する企業が生まれる「スタートアップの都・京都」を目指しています。

その実現のために、このプロジェクトでは、京都府、地域企業、大学、経済界、金融機関、産業支援機関などとも連携し、京都のスタートアップに関する国内外への情報発信や、コミュニティの形成、外国人の起業活動促進、学生をはじめとする若者の起業マインドの醸成などを図ります。

具体的には、スタートアップの資金調達支援、人材マッチング支援、地域企業との協業促進支援、スタートアップビザを活用した外国人起業活動促進事業の取り組みを推進していきます。

【京都府・京都市】京都スタートアップ・エコシステム推進プロジェクト~革新的な技術やアイデアで社会的課題に挑戦する企業を生みだす~

【石川県・野々市市】複合施設「学びの杜ののいち カレード」を拠点とした創業支援事業を通じて賑わいを創出

「学びの杜ののいち カレード」外観 本棚に沢山の本が並んでいる様子
野々市市の中央部に位置する本町地区は、庁舎や大型商業施設の郊外移転をきっかけに、活力や賑わいが失われていました。しかし、2017年の図書館と市民学習センターを融合させた新施設「学びの杜ののいち カレード」の開設を契機に、徐々に賑わいを取り戻しつつあります。

市では今後は、「学びの杜ののいち カレード」を拠点に本町地区を「野々市中央地区」と設定し、まちの活性化を進めながら、「創業マインド」の育成に取り組む地域にしていきたいと考えています。

そこで、「学びの杜ののいち カレード」で、2018年から「野々市市創業支援ネットワーク」と連携し、若者や女性の創業に対する関心を高め、心構えを学ぶ「創業セミナー」を開催しています。また、成功させるために求められる経営・財務・人材育成・販路開拓の知識を本格的に学ぶ「創業塾」も開催しています。

加えて、学びの杜ののいち カレード内の図書館に創業をテーマにしたコーナーを設け、学習の場や専門的な情報を提供するなど、市内の創業希望者や創業間もない人たちを総合的に支援しています。

【石川県・野々市市】複合施設「学びの杜ののいち カレード」を拠点とした創業支援事業を通じて賑わいを創出

起業希望者を支援するプロジェクトは、雇用や交流人口、関係人口を生み出し、地方創生につながります。今後、プロジェクトを通じて、世界に羽ばたくグローバル企業が誕生する可能性もあります。こうした未来につながる将来性のあるプロジェクトに支援してみませんか。
(遠藤香織)
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