【寄付先探しのヒント】スポーツでまちづくりを進めるプロジェクト3選
2022-06-29 08:00:00
スポーツによってまちを活性化し、関係人口拡大を狙う取り組みを進める3つの自治体を紹介します。
陸上界などで人気の高地トレーニングを日本で実現させたのは長野県東御市。全国小学生ハンドボール大会の発展・継続を目指すのは京都府京田辺市。ラグビーの聖地を中心に、ラグビーの普及に取り組むのは大阪府東大阪市。それぞれの奮闘ぶりをまとめてみました。
陸上界などで人気の高地トレーニングを日本で実現させたのは長野県東御市。全国小学生ハンドボール大会の発展・継続を目指すのは京都府京田辺市。ラグビーの聖地を中心に、ラグビーの普及に取り組むのは大阪府東大阪市。それぞれの奮闘ぶりをまとめてみました。
【長野県・東御市】高地トレーニング施設を核とした地方創生プロジェクト
酸素の濃度の薄い高所でトレーニングすることで、心肺機能や筋肉の機能を向上させることを目的に行う高地トレーニング。効果が高い反面、適した施設がないことから、多くのアスリートは、高額な費用、長い移動時間、食事や生活面でのストレスなどを覚悟の上で海外へ渡り、このトレーニングを行っていました。
そこで長野県東御市は2019年10月、標高1,750mの湯の丸高原に、国内でも高地トレーニングが行える「湯の丸高原スポーツ交流施設(愛称GMOアスリーツパーク湯の丸)」を完成させました。同施設には全天候型400mトラック、林間ジョギングコース、トレイルランニングコース、日本唯一の高地トレーニング用屋内プールが備わり、すでに多くのアスリートが利用しています。
東御市では現在、さらなる施設の充実を図り、ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設の指定を受けて、医科学的サポートを得られることを目指しています。世界で活躍するアスリートを育てるという目標を継続して達成するためにも、寄付による施設整備及び持続可能な運営を行う計画です。
【長野県・東御市】「湯の丸」から100人のトップアスリートを生み出す。~高地トレーニング施設を核とした地方創生プロジェクト~
そこで長野県東御市は2019年10月、標高1,750mの湯の丸高原に、国内でも高地トレーニングが行える「湯の丸高原スポーツ交流施設(愛称GMOアスリーツパーク湯の丸)」を完成させました。同施設には全天候型400mトラック、林間ジョギングコース、トレイルランニングコース、日本唯一の高地トレーニング用屋内プールが備わり、すでに多くのアスリートが利用しています。
東御市では現在、さらなる施設の充実を図り、ナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点施設の指定を受けて、医科学的サポートを得られることを目指しています。世界で活躍するアスリートを育てるという目標を継続して達成するためにも、寄付による施設整備及び持続可能な運営を行う計画です。
【長野県・東御市】「湯の丸」から100人のトップアスリートを生み出す。~高地トレーニング施設を核とした地方創生プロジェクト~
【京都府・京田辺市】全国小学生ハンドボール大会開催事業 ~子どもたちの夢を未来へ~
京都府京田辺市では毎年夏に、「全国小学生ハンドボール大会」が開催されています。全国から1,100名以上の選手が一堂に会するこの全国大会は、2022年8月に第35回大会を迎える予定です。
ただコロナ禍においての開催では、室内で行われる接触型の競技という特質もあって、感染対策の徹底が求められています。具体的には、開会式や試合のライブ配信、会場の消毒作業、サーマルカメラ設置などを行う予定です。
また、必要な備品が老朽化していることもあって、開催には多額の経費が必要になっています。
そこで大会の共催者である市では、大会を継続的に開催していくため、企業版ふるさと納税を活用して、広く寄付を募っています。
今後は、小学生選手たちがトップ選手とふれあう機会の創出も計画しており、小学生ハンドボーラー憧れの大会を未来につなぐと同時に、競技人口の拡大も図る方針です。
【京都府・京田辺市】全国小学生ハンドボール大会開催事業 ~子どもたちの夢を未来へ~
ただコロナ禍においての開催では、室内で行われる接触型の競技という特質もあって、感染対策の徹底が求められています。具体的には、開会式や試合のライブ配信、会場の消毒作業、サーマルカメラ設置などを行う予定です。
また、必要な備品が老朽化していることもあって、開催には多額の経費が必要になっています。
そこで大会の共催者である市では、大会を継続的に開催していくため、企業版ふるさと納税を活用して、広く寄付を募っています。
今後は、小学生選手たちがトップ選手とふれあう機会の創出も計画しており、小学生ハンドボーラー憧れの大会を未来につなぐと同時に、競技人口の拡大も図る方針です。
【京都府・京田辺市】全国小学生ハンドボール大会開催事業 ~子どもたちの夢を未来へ~
【大阪府・東大阪市】ラグビーの”聖地”花園ラグビー場を活用したまちづくりプロジェクト
日本中が熱狂したラグビーワールドカップ2019™日本大会の会場のひとつであり、101回の歴史をもつ全国高校ラグビー大会においては第42回大会以降の会場として、“花園”の愛称でも知られる東大阪市花園ラグビー場(以下、花園)。このラグビーの聖地を所有する東大阪市では、花園を中心に据えたプロジェクトでラグビーの普及と競技人口拡大を図り、関係人口や転入、定住人口の拡大につなげ、同時に市の経済活性化も図る計画を進めています。
花園ではこれまで、国内最高峰のカテゴリーであるリーグワンの試合や全国高校ラグビー大会のほか、中学生のラグビー大会や大阪府ラグビーカーニバルなどを開催してきました。そして2021年からは、高校生ラガーの技術向上などを目的にした花園チャレンジマッチを開催。さらに2022年10月からは、40歳以上の高校ラグビー部OBによるマスターズ花園も開催を予定するなど、新たな、興味深い大会を続々と立ち上げています。
それらを成功に導くため、市は企業や永遠のラガーマンたちの熱い支援を求めています。
【大阪府・東大阪市】ラグビーの”聖地”花園ラグビー場を活用したまちづくりプロジェクト
スポーツには、ゲームやイベントで人をよび、賑わいをつくり、飲食業を潤し、関連グッズやスポーツ用品販売などで経済を活発にする力があります。なにより選手、観客から住民まで、皆を元気にする力があります。スポーツでまちづくりを進めるに自治体を応援して、まちに一層の元気と勇気を与えてください。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)
花園ではこれまで、国内最高峰のカテゴリーであるリーグワンの試合や全国高校ラグビー大会のほか、中学生のラグビー大会や大阪府ラグビーカーニバルなどを開催してきました。そして2021年からは、高校生ラガーの技術向上などを目的にした花園チャレンジマッチを開催。さらに2022年10月からは、40歳以上の高校ラグビー部OBによるマスターズ花園も開催を予定するなど、新たな、興味深い大会を続々と立ち上げています。
それらを成功に導くため、市は企業や永遠のラガーマンたちの熱い支援を求めています。
【大阪府・東大阪市】ラグビーの”聖地”花園ラグビー場を活用したまちづくりプロジェクト
スポーツには、ゲームやイベントで人をよび、賑わいをつくり、飲食業を潤し、関連グッズやスポーツ用品販売などで経済を活発にする力があります。なにより選手、観客から住民まで、皆を元気にする力があります。スポーツでまちづくりを進めるに自治体を応援して、まちに一層の元気と勇気を与えてください。
(オフィス・プレチーゾ 桜岡宏太郎)