多世代共生の潤いのまちづくり「誰もが楽しく生涯活躍できる "みちのくの玄関白河"」プロジェクト福島県 | 白河市

福島県 白河市のプロジェクト概要

白河市は、東京都心から北へ約185km、福島県南部中央に位置しています。古くから交通の要所として発展し、「みちのくの玄関口」として知られています。 当市は地方創生にあたり、その原動力である「ひと」が「しごと」をつくり、「しごと」が「ひと」を呼び・育てることで、「まち」が活性化し、「ひと」が集まるという好循環を確立し、様々な世代が安心して生活を営み、子どもを生み育てられる社会環境づくりに力を注いできました。 しかしながら、人口は2000年の6万6,048人をピークに減少に転じ、2040年には4万7,582人程度まで減少すると推計されています。 このため、当市の魅力をさらに強化・発展させるとともに、年齢を重ねても活躍しながら住み続けられる安心や経済的な安定を提供する環境を整備。以前から住んでいる市民の満足度向上や、転入してきた市民の「白河に来て良かった」「白河に住み続けたい」と思う気持ちを高め、それが新たな人を惹きつけるという好循環を生み出そうとしています。 そして、多世代共生の潤いのまちづくりを進めていくことで、「誰もが楽しく生涯活躍できる""みちのくの玄関白河""」の実現を目指します。

福島県 白河市への寄付で得られるベネフィット

10万円以上の寄附に対するお礼

●市ホームページへの掲載(市ホームページにおいて「これまでにご支援をいただいた企業のみなさま」として、ご紹介させていただきます。) ●お礼状の贈呈(ご寄附への感謝として、お礼状を送付いたします。)

なぜ寄付を募るのか

「ひと」が「しごと」をつくり、「しごと」が「ひと」を呼び・育てることで、「まち」が活性化し、「ひと」が集まるという好循環を生み出すためには、働く場の創出が必要です。 そこで2021年度に開始した「女性に寄り添うライフ・ワークサポート事業」では、特に、働きたいと考えているものの、子育てによるブランクのため就職に不安がある女性などを対象に、就職または再就職への支援を図っています。 2022年度には、この事業の一つとして、短時間勤務やワークシェアリングの仕組みを取り入れた「週1回2時間からはじめる復職プロジェクト『Ripples(リップルズ)』」を実施。市内在住の子育て中の女性6人が、企画立案から取材、執筆、編集などをワークシェアリングし、育児や家事、仕事をテーマとした小冊子を完成させました。 復職プロジェクトを体験した皆さんは、これをステップにして復職に成功しています。また、短時間勤務で対応できる業務を請け負っている県内の企業が、これを機に当市内に新たな事業所を設けるという波及効果もありました。

プロジェクトのポイント

新しい働き方や仕事の創出にあたってのコアターゲットは、「子育て中の女性」と「ひとり親家庭の母親」です。就職を漫然と考えているものの、具体的に何をすべきか分からない方や、働きたいと考えているが子育てなどによるブランクがあり就職に不安がある方などのニーズに対応していきます。 【職場環境・仕事の整備】 出産や子育てなど女性のライフステージに応じた働きやすい職場環境の整備に向けて、セミナーなどによる地元事業者の意識の醸成、パネルディスカッションなど事業者間での情報共有のための事業に取り組んでいます。 また、ワークシェアリングなどによる新しい働き方に対応した「仕事づくり」を進めるため、仕事を受注できる仕組みや体制を構築していくとともに、女性を軸においた官民連携ハローワーク運営の実証実験を行います。 【女性に寄り添う支援】 子育てなどによるブランクにより就職に不安のある女性などを対象にワークショップ・セミナー、託児付き就労相談会を実施することに加え、Ripplesのような就労支援モデルの実証実験を行うことで、就労などに困難を抱える女性に寄り添い、仕事と子育ての両立を支援します。

困りごと・課題

市独自に子育て中の女性の働き方に関する意識調査を実施した結果、現在働いていない女性の77.8%が3年以内に働きたいと考えていました。しかし、働き始めるにあたり「職場の理解」などの不安があるほか、「ブランクがある」「自身のスキル」「経験がない」などの不安をもっていることが分かりました。 また、希望する短時間勤務の仕事がないなど、勤務条件が合わずに働けないでいる実態も明らかになりました。 一方で、企業を対象としたアンケート調査結果からは、半数以上の企業が募集した人数を雇用できていないことが判明。採用時に折り合わなかった条件としては「勤務時間が合わない」という回答数が多く、求職者とのミスマッチが起きています。 このように、現在は就職に不安をもつ女性をサポートする体制が整っておらず、子育てのために離職した方が、復帰しやすい環境の整備が必要であると考えています。 当市は製造業が多いため時短勤務への対応が容易ではなく、環境の整備には時間がかかりますが、だからこそ、市として実証実験を実施するなど、企業にも女性にも環境の整備を働きかけ続けていく必要があると考えています。

メッセージ

本プロジェクトでは、人口減少のなかにあっても、多世代がともに生き、生活に潤いのあるまちづくりを進めていくことで、「誰もが楽しく生涯活躍できる”みちのくの玄関白河”」を目指していきます。 そのためには子育てと仕事の両立が必要なことから、女性の働く場の確保や就職への支援を実施。女性が自分らしく生き生きと幸福度の高い生活を送れるよう、ライフ(暮らし)とワーク(仕事)の両立をサポートしてまいります。 幸い当市は、農村と都市的空間のバランスが良く、首都圏へのアクセスにも優れ、歴史や文化の蓄積もあります。豊かな自然や歴史・文化が息づき、人と人とのつながりがある白河市で、多くの人が日々の暮らしのなかにある「小さくても確かな幸せ」や「真の豊かさ」を実感できるよう努めてまいります。 私たちの思いに共感してくださる企業の皆様からのご支援をお待ちしております。 どうぞよろしくお願いいたします。

現在の寄付額
300,000
目標金額:1,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
1
SDGs目標
sdg-5sdg-8sdg-11