推古天皇時代の伝説にちなみ「星ふるまち」と称される下松市は、瀬戸内海国立公園内にある笠戸島や米泉湖などの景勝地に恵まれた風光明媚なまちです。古くから工業都市として発展し、周南工業地域の中核を担う地域として栄えてきました。現在も輸送関係から鉄鋼、半導体製造などのハイテク産業まで、ものづくりを中心とする大手企業の工場が集結しています。陸路では徳山東ICと熊毛ICにほど近く、海路では徳山下松港を擁するなど、都市と自然のバランスが良い「住みよさが評価されるまち」でもあります。 「星ふるまち」の言葉に象徴される美しさや快適性を総合した「住みやすさ」を実感できる都市の姿を目指し、主に以下の事業に取り組んでまいります。 ・「地域資源を活かした魅力ある「しごと」を創生する」事業 ・「若い世代の希望をかなえるとともにくだまつに誇りと愛着を感じる「ひと」を創生する」事業 ・「生涯にわたり健康で安全・安心に暮らしを続け誰もが住みよさを実感できる「まち」を創生する」事業
将来にわたり「住みたい」、「住み続けたい」まちとして存続するためには、まずは誰もが「安全・安心」に暮らせることが必要不可欠です。インフラ施設の強靭化や防災対策、子育て環境の充実など多岐にわたるまちづくりへの取り組みが、快適な環境の構築につながると考えています。 さらに、「しごと」が「ひと」を呼び、「ひと」が「しごと」をよぶ好循環を確立するために、産業振興にも力を入れてまいります。これらの好循環が「まち」に活力を与えるとともに、人々が安心して生活を営み、子どもを生み育てられる社会が実現できると考えています。
当市は、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の4点から判断される2021年度版の「住みよさ」総合評価で全国10位という高い評価を受けました。この先も将来にわたり「住みよいまち」として存続するためにも、以下3つの基本目標を大切にまちづくりを行ってまいります。 「地域資源を活かした魅力ある「しごと」を創生する」 「若い世代の希望をかなえるとともにくだまつに誇りと愛着を感じる「ひと」を創生する」 「生涯にわたり健康で安全・安心に暮らしを続け誰もが住みよさを実感できる「まち」を創生する」 具体的には現在以下の事業を推進しています。 ・恋ケ浜緑地公園整備事業 誰もが安全・安心・快適に利用できる基幹公園を整備しています。インクルーシブ遊具の設置やユニバーサルデザインに配慮したトイレ、園路、駐車場などを整備します。 ・産業魅力発信・地域活性化プロジェクト 「ものづくりのまち」や「新幹線が生まれるまち」といった当市ならではの地域資源を生かしたPRを実施します。「ものづくり」を中心とした産業力の強化を目指します。
人口問題を主要課題と捉え、人口減少の克服と地域の活性化をあわせて行うことにより、将来にわたり活力ある社会を維持していくことを喫緊の課題としています。 当市の人口は、2020年1月末には市政史上、過去最多の人口となる5万7,353人を記録しました。一方で、国立社会保障・人口問題研究所によると、2060年には4万5,782人まで人口が減少すると推測されています。 市外から転入してこられた皆様を含む、市民の皆様が生涯にわたり健康で安全・安心に暮らしを続け、誰もが住みよさを実感できる「まち」をつくることが必要です。
当市は、豊かな自然や快適な環境を背景に、製造業の事業拡大による設備投資や企業立地などによる雇用の創出に努めてまいりました。また、持続可能な地域づくりやコンパクトなまちづくりのためのインフラ整備など、地方創生への取り組みを着実に進めてまいりました。その結果、生活利便性の高さなどから住みよさが評価されることとなりました。 今後も「暮らしの安全・安心対策の充実・強化」、「産官民による魅力あるまちづくりの推進」に、官民協働の「オール下松」で取り組んでまいります。そして、「住みよさが実感できるまち くだまつ」の実現に向け努めてまいります。 ぜひとも企業版ふるさと納税制度を活用した当市への応援をよろしくお願い申し上げます。