全国に元気を届ける「持続可能な地方」のロールモデル化プロジェクト神奈川県 | 開成町

神奈川県 開成町のプロジェクト概要

神奈川県西部に位置する開成町は、総面積6.55平方キロメートルと東日本で一番小さい町で、全域が平坦なコンパクトシティです。田んぼがあり、川があり、山々の風景があり、毎年6月には田植えをしたばかりの緑に染まった田んぼと、虹色に咲き誇るあじさいの見事なコントラストが広がります。こうした住環境や都心へのアクセスの良さなどから、昭和30年(1955)の町制施行以来、人口が増え続けています。 しかし将来への危機感もあり、近年は子育て・教育環境の充実や新市街地形成による住環境整備に注力しています。また、自治体として世界の持続可能性への責務を果たすべく、日本初のZEB(ネットゼロエネルギービル)庁舎(2020年5月開庁)の建設をはじめとする脱炭素に向けた取り組みなどにも積極的に挑戦。ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)や太陽光パネル、EV車などに対しても、国の制度に上乗せする形で支援を行っています。 いま、神奈川県西部地域全体では人口減少が続いていますが、町・地域の強みを生かして果敢にチャレンジしていきたいと考えています。そして、「持続可能な地方」のロールモデルとして全国に元気を届けます!

なぜ寄付を募るのか

現在は人口が増えている当町ですが、将来にわたって活力にあふれたまちであり続けるためには、人口の年齢構成バランスの良いまちづくりを目指すことが必要です。そこで、子育て世代をターゲットにした定住促進、妊娠・出産を支える環境の整備や当町ならではの魅力ある教育の推進による出生率の回復、地域内における雇用・産業創出に取り組んでいます。また、地域も人も、いつまでも健康で生き生きと暮らせる社会環境づくりが必要であると考えています。 現在、小田急小田原線開成駅周辺では再整備を進めており、より魅力的なまちづくりに取り組んでいます。

プロジェクトのポイント

当町では、まちづくりについて以下の4つの視点をもって取り組んでいます。 ○住みたい・住み続けたい・訪れたい“まち” 活力にあふれたまちであり続けるため、子育て世代を中心とした定住を促進します。さらに、魅力ある観光・交流拠点づくりを推進し、交流人口の拡大を図ります。 ○次代の社会を担う子どもを育む“まち” 地域ぐるみで子育て支援や教育環境を充実させ、出生率回復に挑みます。また、次代の社会を担う子どもたちが“生きる力”を身に付けられるよう、当町ならではの魅力ある教育を推進します。 ○安定した雇用を創出する”まち” 町内で“仕事”を生み出し、安定した就労環境の整備と地域経済の活性化を実現します。既存産業の振興、創業支援や企業誘致により、“仕事”と“人”の好循環を確立します。 ○安全・安心・快適に暮らせる“まち” 子どもから高齢者まで、誰もが安全・安心に、生き生きと暮らせるまちを目指します。地域での支え合いや地域ぐるみでの健康づくりなど、健康長寿のまちづくりを進めます。

困りごと・課題

現在、当町は人口が増えていますが、近隣自治体や神奈川県とのつながりを強くし、地域全体が元気でいる必要性を強く感じています。 人口の奪い合いではない「持続可能な地方」実現のためには、都心からの移住・定住促進、出生率の回復と地域内での雇用・産業の創出が必要です。地域をリードし、地方が生き残るためのモデルとして、「田舎モダン」なまちづくりにご協力いただける企業の皆様を募集しています。 田舎モダンとは、「都会でもない、田舎でもない良い雰囲気」「なんかいいな」という空気感を的確に伝えるコンセプトとして使用しており、住民にも浸透してきました。 都市からほどよく離れたちょうどいい田舎で、洗練された生活ができるようなまちづくりに取り組んでまいります。

メッセージ

東日本で一番小さな町から、全国に元気と希望を届けたい! いま、難しい状況下で運営されている自治体も多いかと思いますが、探せば何かしらの強みがあるはずです。私たちもいま、田舎モダンをコンセプトにしたブランディングを推進し、チャレンジしています。 また当町では、町民、自治会、町民公益団体、行政などが一体となった協働のまちづくりを進めています。自治会活動がとても活発で、「自分の住む町を自分で住みやすくする」という気持ちで人と人がつながり、地域が盛り上がり、町に元気を生んでいます。 人口減少が続く神奈川県西部地域の小さな町ではありますが、こうした活動を積み重ね、「持続可能な地方」のロールモデルになりたいと考えています。そして、周辺自治体をはじめとする各地域、そして企業の皆様とともに、地域を、日本を盛り上げていきたいと願っています。 官民の新たな連携・協働にも積極的に取り組み、ワクワクするまちづくり、全国に広がるようなまちづくりをしていきたいと考えています。 「もっといくぜ、開成」の精神で進めていきますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

目標金額:10,000,000
SDGs目標
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