角田市は、中央を阿武隈川が南北に貫流し、温暖な気候と肥沃な耕土、豊富な水に恵まれた美しい田園都市です。 国指定重要文化財の高蔵寺阿弥陀堂や旧佐藤家住宅などの貴重な歴史資源をはじめ、多彩なスポーツ・レクリエーション施設が立地する「かくだスポーツビレッジ」、「道の駅かくだ」、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「角田宇宙センター」など個性豊かな地域資源が存在しています。 当市では、「第2期角田市まち・ひと・しごと創生推進計画」に基づき、「稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする」、「地域のつながりを築き、新しい人の流れをつくる」など、多方面から目標を設け、様々な施策を展開しています。 将来に向けたまちづくりを、より力強く的確に進めるためにも、当市の目指すまちづくりにご賛同いただき、寄付という形でご支援いただけますと心強いです。 企業版ふるさと納税をきっかけに企業の皆様と強い関係を築き、施策を進めていくなかで連携・協働につなげていきたいと思っています。 企業の皆様からのあたたかいご支援をお待ちしています。
当市の人口推移を見ると、直近のピークは1990年の3万5,431人で、それ以降、減少を続け、2020年には2万8,672人まで減少しています。このまま減少が続くと、2045年には1万9,074人、2065年には1万1,577人にまで減少すると推計されています。 また、ほかの自治体と同様、年少人口と生産年齢人口(15~64 歳)は減少傾向にある一方、老年人口は増加傾向にあり、少子高齢化が進行しています。 そこで、「第2期角田市まち・ひと・しごと創生推進計画」に基づき、 1.稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする 2.地域のつながりを築き、新しいひとの流れをつくる 3.結婚・出産・子育ての希望を叶える 4.人が集う、安心して暮らすことができる魅力的なまちをつくる 5.多様な人材の活躍を推進する を目標に掲げ、様々な施策を進めています。
当市では、上記に掲げた5つの軸に基づき、以下の3点を重点に、様々な施策に取り組んでいます。 1.人口流出の抑制と移住・定住の推進 若年層の転出超過が進んでいるため、地域産業の振興や企業立地の促進により質の高い雇用の場を確保します。また、関係人口の創出やUIJターンを進め、特に若者の流出抑制と移住・定住の推進を図ります。 2.若い世代が暮らしやすい地域づくりの推進 出生数が減少し続け、人口の自然減が拡大傾向にあることから、妊娠前から子育て期までの切れ目のない子育て支援策を充実させます。また、「仕事と家庭を両立しやすい環境づくり」など、子どもを産み育てやすい環境を整え、若い世代が安心して暮らせる地域づくりを進めます。 3.地域資源を活用した持続可能なまちづくりの実現 人口減少が不可避であるという現実を踏まえ、人口減少に伴う地域の変化に柔軟に対応しなければなりません。そこで、地域で活躍する人材の育成と活躍できる環境の整備に取り組みます。市民と行政が協力して地域課題を解決できる環境を整え、魅力的な地域資源を活用した賑わいの創出と地域経済の活性化・持続可能なまちづくりを図ります。
人口減少や少子高齢化が進むことで、地域における担い手不足やそれに伴う地域産業の衰退、さらには地域コミュニティの希薄化など、様々な課題に直面することになります。 また、市内に空き家が増えていますが、管理を徹底することができずにいること、市内に高校があるものの、中学卒業後、市外の高校に通う若者が多く、若者の流出につながっていることなど解決すべき課題が多くあります。 これらの課題に対応するため、市民の結婚・出産・子育ての希望の実現を図り、人口自然増につなげたいと思っています。また、移住を促進するとともに、安定した雇用の創出を進めます。また、地域を守り活性化を促すまちづくりなどを通じて、社会減に歯止めをかけたいと考えています。
当市には、製造業を中心とする誘致企業が数多く立地する一方、安全・安心をテーマに自然生態系に配慮した環境保全型農業も展開しています。また、藩政時代から続く伝統行事の金津の七夕行事(国の選択無形民俗文化財)や阿武隈川沿いで行われる菜の花まつり、阿武隈リバーサイドマラソン大会、梅や豆など角田市の特産品を主題とした販売イベントなど、四季折々、様々なイベントが開催されています。 当市では、人口減少・少子高齢化など、当市が抱える課題解決のために、5つの軸に基づき、様々な施策を展開しており、なかでも、子育て施策に力を入れています。市民が子育てについて理解と認識を深め、家庭、教育・保育施設、学校、事業者や行政機関などが相互に協力し、地域社会が一体となって子育て支援を推進することを目指しています。具体的には子育てサービス・サポート体制の充実、子ども医療費助成など子育て家庭の経済的負担の軽減などを進めています。 企業の皆様には、当市の取り組みを知っていただくことが第一だと考えています。ご賛同いただけるようでしたら、ご寄付という形でご支援いただけますと幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。