公園・図書コミュニティ施設整備プロジェクト!兵庫県 | 神河町

兵庫県 神河町のプロジェクト概要

「ハート型のまち」として知られる当町は、兵庫県の真ん中に位置する県下で一番人口が少ない小さい町です。豊かな自然環境に囲まれた山間の町でありながら、姫路市から車で40分、神戸市・大阪市から車で1時間30分以内と都市部からも良好なアクセス環境が整っています。 そのような環境にある当町には、現在、図書館も中央公園もありません。「地域の人が集うことができるコミュニティの拠点となるような場所をつくってほしい」、町民の長年の願いでもありました。2022年、待望の声に応えるべく本プロジェクトを立ち上げました。小学校跡地1万8,859平方メートルの敷地に、図書コミュニティ施設・公園を整備することを決定しました。 「まちのリビング」「神河町のシンボル」「人を呼び込む」拠点として、地域を担う⼈々が日常的に集える場を目指します。さらに、新しいつながりをつくり、まちの魅⼒を発信するなど、誰もが思い思いに過ごし世代を超えて笑顔があふれる、この場所ならではの施設・公園を目指します。

なぜ寄付を募るのか

町民が集える「まちのリビング」のような場所が当町にはありませんでした。また、子育て世代やシニア世代が、自由に利用できる図書館もありませんでした。高齢化が進み人口減少に苦慮している当町ですが、増えつつある移住・定住者の皆様をはじめ町民の皆様の声を形にすることで、町の活性化につなげたいと考えています。 しかし兵庫県下で人口が一番少ない当町の財源だけでは総工費10億円となる本プロジェクトを推進していくことは非常に厳しい状況です。企業の皆様からのご支援・ご協力をいただきながら、活気に満ちた魅力ある施設をつくりあげたいと考えています。ぜひ協働して魅力ある施設・公園をつくりあげていきましょう。

プロジェクトのポイント

■本プロジェクトを通して、子どもたち、町民の皆様の下記のような希望を叶えます。 ①芝生広場で子どもと遊んだり・ピクニックを楽しんだりしたい ②大型遊具で遊びたい ③コーヒーを飲みながら読書がしたい ④地域の魅力を発信・展示したい ⑤サークル活動やワークショップの開催スペースが欲しい ⑥マルシェやキッチンカーイベントなど賑わいづくりがしたい ⑦リモートワークできる環境が欲しい ■上記の希望を叶えるために、公園と図書施設を整備します。 具体的には… ・図書コミュニティ施設 はらっぱを眺めながら読書をしたり、⼦どもを⾒守りながらお茶を飲んだり、サークル活動やワークショップの開催など人々の居場所や交流の場となります。はらっぱと⼀体利⽤できる深い軒下空間では、天候に左右されず⼣涼みやマルシェを⾏うことも可能です。 ・公園 中⼼部に開かれた交流の場「はらっぱ」を計画しています。広い芝生広場には遊具を設置し、広場・園路を活用した野外コンサートやキッチンカーイベントの開催など、多世代が⼼地よく過ごせる居場所づくりを⾏います。災害・緊急時にはヘリコプターの離着陸も可能なスペースとしています。

困りごと・課題

本プロジェクトでは、2つの課題解決を目指します。1つめは、当町が推進する若者・子育て世代の移住・定住の促進、子育て環境の充実、居住満足度をいかに向上させるかという課題。2つめは、廃止予定の神崎公民館の機能をどのように代替するかという課題です。 当町では、2014年度から若者世帯の移住・定住施策に力を入れており、町外からの流入を促進し、町外への流出を防ぐ施策の効果ににより、これまで403世帯1,414人が移住・定住しています。順調に移住・定住施策が進んでいる一方で、移住してこられた子育て世帯から、子どもを遊ばせる場所が無い、人と出会える・交流する機会が無いといった声が多く寄せられていました。当町を選んで移住してこられた方々をはじめ、町民の皆様の満足度を向上させるために、そして移住・定住施策のその先、次世代の定住へつなげていくためにも本プロジェクトの推進が必須です。

メッセージ

当町では、ここ7年間で出生数は50人前後、死亡数は150~170人程度と、死亡数が出生数の約3倍となるなど自然減が続いています。さらに2005年以降は、100人前後の転出超過も続いており、2060年には当町の人口は現人口の半数以下にあたる4,486人になると推計されています。このような状況のなか、若者世帯向けの住宅施策や移住・定住施策、子育て支援策を推進してきました。この対策の効果もあり、これまで低迷していた出生数(2014年44人)を2020年は71人へと回復させることができました。今後さらに出生数80人という目標を目指し、まちづくりを進めてまいります。 当町は、「住んで良かった神河町」「大人になったら神河で子育てしたい」といってもらえる町を目指しています。そのためには、子育て環境の充実、居住満足度の向上、これからを担う子どもたちのシビックプライドを醸成することが重要です。本プロジェクトを通して、町の魅力向上を図り、町外からの転入促進につなげてまいります。 企業の皆様には、賑わい創出などコンテンツ面においてのご支援も賜りたいと考えております。 どうぞよろしくお願いいたします。

目標金額:200,000,000
SDGs目標
sdg-3sdg-4sdg-11