神奈川県 綾瀬市のプロジェクト概要

綾瀬市は、神奈川県のほぼ真ん中に位置しており、まちには緑豊かな自然が広がり、「ものづくりのまち」としても注目されています。製造業の事業所が数多く集積し、県内でも有数の工業地域となっています。 本市では、市内産業の活性化に向けて、様々な取り組みを行っていますが、社会・経済情勢が目まぐるしく変化する中で、国内市場の縮小や技術革新による産業構造が多様化していることから、中小・零細企業の技術力や適応力の向上が不可欠となってきました。また、生産年齢人口の減少や産業各分野での後継者不足など、働き手の確保が喫緊の課題となっており、産業の持続可能性の低下が懸念されています。 そこで、本プロジェクトでは、新たな産業の創出や既存産業の振興など、産業の持続可能性を高めるための支援や若手技術者ネットワークの強化、次世代の担い手の創出、円滑な事業継承・技能継承などを行い、全国に知ってもらえる・誇れる「ものづくりのまち」を目指して取り組みを行っています。

神奈川県 綾瀬市への寄付で得られるベネフィット

プレスリリース、綾瀬市ホームページ及びあやせネットニュースへの掲載

・綾瀬市からお礼状を送ります。 ・報道機関へのプレスリリースを行います。 ・綾瀬市公式Facebook(あやせネットニュース)に掲載します。 ・綾瀬市ホームページの企業版ふるさと納税のページに、企業情報等(企業名、寄附金額、企業紹介、企業ホームページのリンク)を掲載します。

感謝状の贈呈、市の広報誌に掲載

10万円以上の寄附と同様のベネフィットに加え、次のベネフィットを提供します。 ・市役所応接室で市長から感謝状を贈呈します。 ・広報誌に企業名、寄付金額などを掲載します。

プロジェクトの事業実施時に企業名の広報

30万円以上の寄付と同様のベネフィットに加え、次のベネフィットを提供します。 ・寄付をした事業が行われる際に、企業名の広報などを実施します。

なぜ寄付を募るのか

今日、注目されているDX推進やロボット技術などの発展は、市民生活全般に限らず、産業にも大きな影響を引き起こしており、それに対応できる強い企業力を持った企業が増えています。 本市では、新たなビジネスモデルの構築やデジタル化、生産性向上など、積極的な事業展開をしていく企業を応援しており、従来の自動車産業から、成長が見込まれる新たな産業への参入を図っている企業や、海外展開をしている企業、IoT化やロボット化などの新技術導入による生産性の向上を図っている企業が多く現れています。 また、若手技術者ネットワーク構築やそれぞれの技術に長けた匠から直接、技術的指導を受けたり、工場見学や体験等の事業を支援したりすることで、ものづくりへの理解を深める機会を創出し、次世代の担い手の育成にも力を入れています。 このような取り組みを進めることで、市内産業の発展と企業の持続可能性を高め、地域の活性化を目指していますので、市のまちづくりにお力を貸していただけると幸いです。

プロジェクトのポイント

本プロジェクトでは、主に次の事業に取組んでいます。 1.中小企業強靭化推進補助金  市内企業が取組む新たなビジネスモデルの構築やデジタル化などの支援と併せ、社会的価値を高め「選ばれる企業」を増やすため、SDGsの推進や脱炭素社会の実現に向けた活動に取組む企業を積極的に支援しています。 2.中小企業脱炭素化促進奨励金  市内企業における脱炭素社会の実現に向けた取組みを加速化させるため、啓発事業と併せ、再生可能エネルギー電力への切り替えを行った企業へ、再エネ率に応じて奨励金を交付しています。 3.あやせ工場技能継承事業(あやせ工匠塾)  市内企業に多い「溶接」と「板金」に従事する従業員がそれぞれの技術に長けた匠から直接、技術的指導を受け、効率的に技術力を高めることで、技能と事業双方の継承を図っています。 4.綾瀬ブランド新商品開発支援事業  市内企業の技術力や扱う素材を活かし、デザインも取り入れ、調理器具や生活雑貨などの一般消費者向けの製品開発を支援することで、下請けから脱却するとともに、ものづくりの魅力を広く発信しています。 5.外国人技能実習生受入事業・外国人高度人材雇用促進奨励金  市内企業の事業継続支援ため、優秀な外国人材の雇用を促進する仕組みとして「綾瀬モデル」を構築し、技能実習生の受入れと入国後のサポートに取組むほか、経営基盤強化に資する高度な知識を有する外国人材の雇用に対し奨励金を交付しています。

困りごと・課題

市内企業の成長のためには、経営者などが経済情勢や市場を分析し、戦略的な計画と投資により、技術力や生産性、さらには従業員の労働環境の適正化などを図ることが望ましいですが、企業規模が小さくなるほど、それらを踏まえた経営ビジョンが弱くなる傾向にあります。 また、全国的に脱炭素化が推進されている中で、市内企業における脱炭素化に向けた意識醸成は十分とは言えない状況です。 そこで、中小・零細企業における新たな取り組みを促進させるために、気づきを与え、事業展開に着手するまでの一連を伴走型で支援する必要があります。 さらには、将来の担い手が定着するための支援や育成、ネットワーク形成や活躍する場の提供なども重要です。 このような課題を解決し、市内産業の成長・活性化を図るためには、行政と企業が一体となって取り組む必要があります。

市長メッセージ

市内産業が成長・活性化するためには、戦略的な企業誘致も重要ですが、地域に根差した経済活動を行っている市内中小・零細企業との連携や政策的視点からのきめ細やかな支援が何よりも大切なことです。 企業力が高まり選ばれる企業となることや、綾瀬市で作られたものが全国的に認知されることで、「ものづくりのまち」としてのブランド化が強化され、新たなビジネスマッチングの創出につながり、綾瀬市内の企業で働きたいという次世代の担い手も確保できると考えています。 本プロジェクトを通して、綾瀬市の企業・商品が全国に広がり、「ものづくりのまち」といえば綾瀬だと言われるようなまちづくりを推進してまいりますので、この思いに、また本市の企業を応援してくださる企業の皆様からのあたたかいご支援をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

現在の寄付額
1,000,000
目標金額:62,400,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
1
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-7sdg-8sdg-9sdg-11sdg-12sdg-13