川崎町は、宮城県南西部に位置し、東を仙台市に、西を山形県山形市に接しています。仙台市へはバスを利用すれば約45分でアクセスできる便利な立地にありながら、面積の8割は森林を占め、自然に恵まれた町です。 緑豊かで雄大な自然が織りなす美しい景観、豊富な水からつくり出される農林水産物、先人たちが築き上げてきた歴史・文化など、素晴らしい財産・資源が数多くあります。 これらの財産・資源を有効に活用しながら、町民が幸せに暮らすことができる持続可能なまちの実現を目指しています。そこで、「かわさき 誰もが主役になれるまち」を当町の将来像に据え、長期総合計画を策定し、様々な分野の施策に取り組んでいます。 具体的には、健やかな生活を送るため、保健・福祉・医療・子育て環境の充実、安心・安全なまちづくり、雇用の確保、当町らしい景観の保全、情報の発信などを図っています。 企業の皆様から頂戴した寄付金は「第2期川崎町まち・ひと・しごと創生推進事業」で掲げる事業に活用させていただく予定です。 町の発展を見守っていただける企業の皆様、ご支援いただけますと幸いです。
当町の人口は、昭和30年(1955年)の 1万3,636 人をピークに減少しています。国立社会保障・人口問題研究所によると、このまま歯止めがかからない場合、2040年には5,796人まで人口が減少すると推計されています。 当町に中学校は2校、高校は1校しかなく、大半の中学生は、町外の高校に通います。人口減少の理由はこうした若者の流出や出生率の低下が挙げられます。 このまま、人口減少が進めば、労働力不足により、地域の経済規模が縮小する可能性があります。また、伝統文化の継承が困難となります。 こうした問題を解決すべく、移住・定住の促進や出生率の向上に向けた様々な施策を総合的に進めていきたいと考えています。 ご寄付いただいた企業の皆様には、謝意として、感謝状および寄付金贈呈式の開催を検討しています。また、公式ホームページや広報誌でもご紹介させていただく予定です。 この契機にぜひご寄付いただき、当町の発展に向け、お力添えいただければ幸いです。
当町では以下4点を軸に進めています。 1.子どもも大人も誰もが健やかに暮らせるまちづくり事業 特に、子育て支援の充実に注力し、子育て世代包括支援センターによる包括的な支援、保育サービスの充実などに努めています。このほか、学習環境づくり、生活習慣病予防教室などの普及、老人クラブの育成なども展開しています。 2.身の丈にあったまちづくり事業 農業では、野生動物による農作物被害防止の徹底、農業経営の安定と強化を進めています。林業では、既存森林の保育事業、林業経営の改善、間伐材の有効利用の推進などを進めています。また、移住・定住の推進事業にも力を入れています。 3.安心して暮らしていけるまちづくり事業 災害防止事業の促進、消防施設及び設備や機器の更新、防災対策品の確保など、防災体制の充実も図っています。ほかにも、町民バスなどの既存路線維持に向けた働きかけや老朽化した水道施設や配水管の更新工事の推進、新エネルギーの利用促進も進めています。 4.協働のまちづくり事業 SNSなどを活用した情報発信力の強化、地域特性を生かしたスポーツイベントの開催、体験的学習などの機会の提供などを進めています。
当町は、東北随一の大都市「仙台」へは車で約30分でアクセスでき、都会の近くにありながら、自然豊かな町であることが魅力です。蔵王山麓に抱かれ、四季折々表情を変える「国営みちのく杜の湖畔公園」があり、園内にはキャンプサイト「エコキャンプみちのく」もあります。 こうした観光素材がありながら、全国的に見て、当町の認知度が低いことが課題です。 今後は、当町に隣接している市町村を中心に、当町でしかできない体験、当町にしかない施設があることを発信し、まずは興味・関心をもっていただきたいと思っています。
川崎町は蔵王山北東麓にあり、蔵王連峰を望む豊かな自然に抱かれた町です。 東北唯一の国営公園「国営みちのく杜の湖畔公園」や「青根温泉」などがあります。また、「みやぎ蔵王セントメリースキー場」もあり、冬は多くのスキー客が訪れます。 当町では、ほかの自治体と同様、人口減少・少子高齢化が深刻化しています。人口減少・少子高齢化は、消費市場や経済規模の縮小、生活・医療・福祉などのサービス低下、商店街の衰退など様々な影響を及ぼします。地域経済やコミュニティの維持も困難になります。 そこで、人口減少・少子高齢化の抑制に向け、結婚・出産・子育て環境の改善による出生率の向上、定住・移住促進などにも積極的に取り組んでいます。 また、防災体制では災害防止事業の促進、河川及び農業用用排水路改修の促進などを行うことで、誰もが安心して暮らしていけるまちづくりも進めています。 当町が展開しているまちづくりにぜひご協力いただきたく、ご支援のほどよろしくお願いいたします。各種プロジェクトのどの分野にご寄付いただくかを、お選びいただければと考えています。 温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。