熊本県のほぼ中央に位置する氷川町は総面積33.3平方キロメートルの小さな町です。中央部はのどかな田園風景が広がり、西部は八代海まで続く干拓地で、大規模に整備された農地が広がっています。 当町では「小さなまちで、大きな幸せを感じる田園都市・氷川」をまちの将来像に掲げ、「地域経済の礎となる地域産業が興隆し魅力ある雇用があるまち」、「結婚~子育ての場として選ばれるまち」など4つの基本目標を軸に、幸せを実感できる持続可能なまちを目指して様々な事業を進めています。 安心して結婚・出産・子育てできる環境づくりやベッドタウンとしての環境整備、合計特殊出生率の向上、若い世代の転出抑制及び移住・定住促進を図っています。また、広域交通の利便性や医療・教育などの多様な機能を備えたコンパクトなまちをイメージし、住民が安心して暮らすことができ、幸せを実感できる持続可能なまちを目指して取り組みを進めています。 今後もこれらの課題解決に向けて取り組むと同時に、様々な分野でまちの魅力向上・創出に向け、一歩ずつ前進してまいります。 全国の企業の皆様からのご支援、ご協力を、心よりお願い申し上げます。
当町の人口は昭和60年(1985)以降減少傾向にあり、 2020年の国勢調査の結果では総人口1万1,094人となりました。生産年齢人口、年少人口が減少している一方で老年人口は増加しています。このまま推移すれば、2060年には総人口が4,933人まで減少すると推計されています。 ほかの自治体と同様、人口減少が進めば、財政運営の悪化や行政サービスの低下のほか、地域文化の継承や当町の主要な産業である農業の技術・経験の継承が困難となり、地域経済が縮小し、まちの活力は失われ住民生活に大きな支障をきたすことが予想されます。 当町では、2060年に総人口7,000人を目標にしています。この目標を達成するためには、若い世代の転出抑制や移住・定住促進を図るとともに、安定した雇用の創出や、誰もが暮らしやすく心豊かに過ごせるまちづくりを進めるため、各分野において様々な課題に取り組み、人口減少に歯止めをかける必要があります。 当町の課題解決のために、企業の皆様からのお力添えをいただけますと幸いです。 ご支援のほどよろしくお願いいたします。
当町では、まちの目指すべき姿を実現するため、以下の4つを基本目標に掲げています。 1.地域経済の礎となる地域産業が興隆し魅力ある雇用があるまち 地域産業を強化するため、多様な就労環境の整備や農業の6次産業化による新たな雇用の創出、異業種間連携による地域の人材育成に取り組みます。 2.結婚~子育ての場として選ばれるまち 子どもを産み育てやすい環境づくり、仕事と子育てを両立しやすい環境づくり、地域が一体となって子育てを見守り応援する環境づくりを進めます。 3.地域の宝を活かした町内外の交流が盛んなまち 地域資源を活かした催しやツーリズム事業の活発化、町の魅力発信や地域と連携した良好な生活環境の創出により、関係人口拡大と移住・定住を促進します。地域と学校が連携する「コミュニティ・スクール」活動も推進しています。 4.誰もがくらしやすく心豊かに過ごせるまち 住宅需要に対する受け皿づくりや高齢者などへの生活サポート、町民の健康づくり、地域防災の強化に取り組み、町民の安全・安心な暮らしを支えます。 また、住環境の向上と地域経済の活性化を図るため住宅リフォーム等促進事業を進めています。
人口減少と農業従事者の高齢化による、後継者不足問題は当町が抱える大きな課題のひとつとなっています。 また、当町には高等教育機関がなく就職先も少ないことから、10代後半から20代前半にかけての転出が大きくなっていることも課題のひとつです。 当町の基幹産業は農業ですが、地域の高齢化・若者の流出が農業の維持に影響を与えています。 こうした課題解決のためには、若い世代や子育て世代などの転出を抑える必要があると考えています。 企業の皆様のご協力をお願いいたします。
氷川町は広い平野と海、山があり、晩白柚(バンペイユ)、吉野梨などの農産物が豊富です。国道3号や県道14号などの主要道路が町を南北に縦断し、町の玄関口には九州自動車道「宇城氷川スマートインターチェンジ」があります。新幹線やJR在来線の最寄り駅も近く、交通アクセス抜群です。今後はベッドタウンとしての発展が期待されています。 当町は、人口減少、出生数の低下、高齢化率の増加など、直面している課題は多岐にわたります。 そこで、こうした課題の解決につなげようと、出産祝金の支給や18歳までの子どもの医療費全額助成など、様々な子育て支援を行っています。町内の待機児童数はゼロで、病児・病後児保育施設も町内にあります。 教育面では町内すべての小中学校がコミュニティ・スクールとして指定を受けており、学校と地域が一緒になって、子どもたちの育成に取り組んでいます。 また、町外から当町へ移住を検討されている人が、当町での暮らしを気軽に体験できるように、家具や家電を備えた「移住体験住宅」を設立し、移住を促進しています。 こうした当町の取り組みにご賛同いただける企業の皆様、温かいご支援をよろしくお願いいたします。