秋田県北西部に位置する能代市は、北は世界遺産の白神山地、西は日本海に面するまちです。 当市は、古くから天然秋田杉の産地として知られており、木材の加工業者の多さや加工技術の高さから、かつて「東洋一の木都」とよばれました。天然秋田杉をふんだんに使用した建築物「旧料亭金勇」は、囲碁の七大タイトル戦の一つである本因坊戦の対局場にも選ばれました。 また、旧能代工業バスケットボール部が全国制覇を58回成し遂げており、最近ではバスケットボールを題材にしたアニメ映画の人気もあり、「バスケのまち」として聖地巡礼に訪れる方も増えています。 さらに当市にはJAXAの能代ロケット実験場があり、子どもも大人も宇宙に親しめる展示や宇宙関連イベントを通して「宇宙のまち」としてのまちづくりを進めています。 産業では、恵まれた風況を生かし、全国に先駆けて洋上風力発電の拠点化が進んでいるほか、9年連続で売上が10億円を突破している白神ねぎなどの農業が盛んです。 こうした特色あふれる豊かな資源を生かし、市民が安心して暮らし続けることができる持続可能な地域づくりに取り組んでいきます。
2020年の国勢調査の結果における当市の人口は4万9,968人(高齢化率41.6%)で、2015年と比較すると4,762人減少しました。なかでも出生率の低下と、若い世代の進学・就職を契機とした人口流出が加速しています。こうした状況を踏まえ、UIJターンフェアなど移住・定住政策に力を入れていますが、人口減少にすぐに歯止めをかけることは極めて難しい状況にあります。 人口減少により厳しさを増している財政運営のなかで、若者の定住につながるような産業の振興をはじめとして、各分野の施策を実行していかなければなりません。そのためには、市全体が一丸となって課題に向き合う必要があることはもちろん、より一層のまちづくりの推進のために、企業の皆様のご支援・ご協力を必要としています。
当市では以下4つの事業を軸に、まちづくりを進めています。 1【多様なニーズに応える雇用機会と労働環境をつくる事業】 産業全般における担い手確保、次世代エネルギー関連産業の創出・振興、既存産業の魅力向上と新事業創出 など 2【能代への定着・回帰と新しい人の流れをつくる事業】 地元定着とふるさと回帰の推進、能代での新たな暮らしの推進、移住定住促進に向けた情報発信・支援の充実、地域資源を活用した関係人口の創出 など 3【出会い・結婚・出産・子育ての希望をかなえる地域をつくる事業】 出会い・結婚の希望をかなえる取組、妊娠・出産・子育ての希望をかなえる取組 など 4【安心な暮らしと魅力あるまちをつくる】 生活機能の向上と安心・安全の地域づくり、まちの魅 力向上とにぎわいの創出、郷土愛・シビックプライド の醸成、多様な社会の実現 など 4つの事業を並行して進めていますが、特に重要視しているのは雇用に関する取り組みです。 安心して働ける仕事環境をつくることで、移住・定住しやすくし、家庭を築きやすくなり、さらに関係人口を増やすことで元気な地域をつくるという好循環が生まれます。
4つの事業を通して多様なニーズに対応した雇用創出や既存産業の魅力向上、効果的な情報発信などにより、若者の地元定着や回帰を促進し、人口の社会減の抑制を図り、「均衡のとれた人口構成」を目指しています。 しかし今後、人口減少と少子高齢化の一段の加速により、地域の担い手不足や地域経済の縮小など、様々な課題が生じる可能性があります。 秋田杉、バスケ、宇宙、エネルギー産業といった当市ならではの地域資源を最大限に活用し、みんなが安心して暮らせるまちを実現するための事業を展開していくために、企業の皆様のお力添えをいただけますと幸いです。
こんにちは、白神ねぎのんです。 能代市のプロジェクトページをご覧いただき、ありがとうございます。 当市は「東洋一の木都」、「バスケのまち」、「宇宙のまち」、「エネルギーのまち」…魅力的なコンテンツが揃う、たくさんの可能性を秘めたまちです。当市公式SNS(https://twitter.com/noshiro_city)にて、能代のよさを紹介していますので、こちらもご覧ください。 また、当市企業連携室では、企業との地域連携事業の積極的な受け入れ・企画調整を行っています。企業版ふるさと納税をはじめとして、企業の皆様から市への取り組みに対する提案などがございましたら、ぜひお話をお聞かせください。 ノビシロある能代へ、どうかご支援・ご協力をお願いいたします!