異文化に触れ学びを深める!東大阪市カラフルコミュニケーション事業大阪府 | 東大阪市

大阪府 東大阪市のプロジェクト概要

東大阪市は、大阪府東部、河内平野のほぼ中央にある大阪府第3位の都市です。東には生駒の山並みが連なり、豊かな自然に恵まれています。 当市における外国人住民は 2021年12月末現在1万8,440人で、市人口の約3.8%を占めています。国籍問わず、皆が同じ地域社会の一員として、安心して暮らせる社会の実現を目指し、多文化理解を目的とした取り組みを推進しています。 その一環として、2022年度より、「東大阪市カラフルコミュニケーション」と称した市立小学校と義務教育学校(前期課程) における多文化共生教育の支援をはじめました。 具体的には、多国籍の方や外国と深いつながりのある日本人を講師として招聘し、多文化共生に関する授業実施に向けた支援をしたり、各校での学びを共有することを目的としたイベント「東大阪市カラフルコミュニケーションパーク」を開催したりしています。 いずれも、互いに違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、ともに生きる社会を築いていく資質や態度の育成を狙いとしています。 いただいたご寄付は本事業の運営費に充てたいと考えています。ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

大阪府 東大阪市への寄付で得られるベネフィット

市長からの感謝状贈呈

寄附申出後、ご希望に応じて東大阪市庁舎内にて感謝状贈呈式を行います。

なぜ寄付を募るのか

2022年度は11月と2月の2回、「東大阪市カラフルコミュニケーションパーク」を開催しました。初回の11月は6校が参加しましたが、2月は11校もの学校が参加を希望しました。 市内に小学校と義務教育学校(前期課程) は計51校あり、2年間ですべての学校が参加することを目標としていますが、2023年度は、会場の規模や予算などの関係で、参加を断らなければならない可能性があります。 今後は、多くの児童が集まり、活動しても支障のない大規模な会場の確保と、児童が自らの生き方を考えるきっかけとなる、魅力ある講師との出会いが必要だと考えています。特に講師については、来年度以降、講師の選定・派遣にご支援いただける企業様がいらっしゃいましたら、お力添えいただけますと幸いです。

プロジェクトのポイント

当市では様々な国の文化や歴史にふれ、多様性を認め合うことのできる学習機会を提供するために本事業を展開しています。 1.多文化共生に関する学習 各学校に外国籍の留学生などをゲストティーチャーとして招き、多文化共生をテーマに授業を開催しています。2022年度は、近隣のアジア諸国だけでなく、トンガ王国、セネガル共和国、マリ共和国など、児童が普段あまり接することのない国の方々にも講師としてご活躍いただきました。 2.東大阪市カラフルコミュニケーションパークの開催 児童が学んできたことを発表し、学校間で共有する「ブース交流」と「全体シンポジウム」で構成されるイベントです。2022年度の「ブース交流」では、児童が多文化共生について学んできたことを、お互いに発表・交流するだけでなく、NPOや企業などによる「フラメンコ」体験や文化紹介、楽器体験などのブースを巡ることで、様々な国・地域出身の方々と出会い、世界の広さを感じる時間となりました。「全体シンポジウム」では、演奏や多文化共生トークを通じて、学びを深めました。自然と手拍子をしたり、声を出したり、会場が一体となり盛り上がる様子が見られました。

困りごと・課題

「カラフルコミュニケーションパーク」で開催する「全体シンポジウム」では、11月はマリ共和国出身の伝統音楽家2名、2月はセネガル共和国出身のサバ―ル奏者と「ブランドアンバサダー オブ 東大阪」の方を講師として招聘しました。 今後も、子どもたちの未来につながる学びとなるように、一方的に講話をするだけでなく、楽器演奏などのパフォーマンスを通して、自国の文化を発信できる方、そして多文化共生に関する知見と熱意をもった講師を招きたいと考えています。本事業にご関心がある企業の皆様には、外部活力として、講師の選定・派遣に協働・連携していただけますと幸いです。

メッセージ

当市では、「誰もがくらしやすい・多文化共生のまち」を掲げ、「東大阪市カラフルコミュニケーション」事業を展開しています。 すべての子どもが、国籍や民族など、互いに違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、ともに生きる社会を築いていく資質や態度の育成を目指しています。 2022年度、「東大阪市カラフルコミュニケーションパーク」に参加した児童からは「とても楽しくて、もっとほかの国のことについて知りたくなった」、「知らなかったことを知り、ほかの学校の子どもたちと学び合ったことで、素晴らしい国がたくさんあるということが知れた」、「新しいことを学べたことで、外国に行ってみたいと思った」といった感想が寄せられています。 児童の学びにつながるよう、今後もより内容を充実させたイベントにしていきたいと考えています。 また、今後は裾野を広げ、児童だけでなく様々な世代が異文化にふれる機会をつくっていければと願っています。 様々な人と出会い、コミュニケーションを取る場を提供することで、未来を生きる子どもたちの世界を広げる応援をしていただけると心強いです。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

目標金額:1,000,000
募集終了日
2026/03/31
SDGs目標
sdg-4sdg-10sdg-11sdg-16