松田町は、北は丹沢大山国定公園・西丹沢山系に抱かれ、南には豊穣な足柄平野が広がる、自然豊かな町です。 国道246号線と東名高速道緒の連絡点の1つで、都心から1時間ほどでアクセス可能な利便性の高いエリアにあり、また小田急線の『新松田駅』とJR御殿場線の『松田駅』が存在するなど、神奈川県西地域の交通の結節点としての役割を担っています。 『新松田駅』は地域住民のほか、富士山などに向かう多くの観光者も利用し、県の西の玄関口とされていますが、新松田駅の北口広場などは日常的にバスやタクシー、また一般車両と歩行者などが行き交い、安全な通行などの観点から交通混雑の改善が喫緊の課題となっています。 本プロジェクトは、町の玄関口である『新松田駅』の整備設計を進めることで、駅利用者の安心・安全を確保するとともに、交流人口の増加に伴う商店街の活性化や周辺環境の充実を図ることで、町の魅力の向上と地域活性化を促進し、駅を中心とした賑わいと活力のあるまちづくりを推進するものです。
多くの車両と歩行者が行き交い交通が混雑している中で、町の玄関口にふさわしい交通拠点として、町民、来訪者が安全・安心に行き来し過ごせる空間を形成するとともに、賑わい・活力を創出する地域の活性化に資するための拠点としても整備を進めるため、駅前開発を更に充実させることを目指すものです。
本プロジェクトは、駅周辺整備から賑わい・活力を生み出すまちづくりを実施することを基本の方針とし、地区特性に即した土地利用に基づく安心安全な周辺環境の形成を目指します。 また、周辺整備に併せて駅舎、駅前広場と統合した公共施設、商業施設等を集約させた複合施設を整備することにより、魅力・賑わいを創出することを目指した整備設計を実施します。
駅前の再整備は、安心安全に最大限配慮したものにすることはもとより、町民の皆様だけでなく事業者、利用者など様々な人の意見をいかに取り入れたものにできるかが課題となります。 できるだけ多くの方の理想に近づいた形にするため、地域住民、事業者だけでなく、ワークショップ等により駅利用者、学生の意見なども取り入れながら幅広く利用者のニーズに応える形での整備を目指しております。
地域の交通・商工業に係る拠点として駅周辺が整備されることは、本町だけでなく、周辺地域を含んだ地域の活性化に資するための最重要施策と考えております。 地方創生につながる取組みにご賛同いただける企業の皆様からのご支援をお待ちしております。 どうぞよろしくお願いいたします。