~多様な人々が集う「たまり場」をつくる~ 図書館等複合施設整備事業長野県 | 白馬村

長野県 白馬村のプロジェクト概要

白馬村は長野県北西部に位置し、北アルプスの壮大な山岳景観とその麓に広がる田園風景が美しい、人口9,000人ほどの村です。 スキーやハイキングに適した山岳リゾートエリアもあり、冬は国内外から多くのスキー客が訪れます。 村の基本理念である「多様であることから交流し学びあい成長する村」を実現するために、図書館等複合施設の整備を進めています。 2030年の開館を目指していますが、早期建設を望む住民が多く、財源が確保できれば計画を前倒しして整備することやより高機能で居心地の良い施設整備が可能となります。 図書館と子育て支援施設を複合するとともに、フリースペースやあらゆる人の居場所としての空間、屋外広場(公園)などを一体的に整備し、遊びや学びを通じて、多世代・多文化の交流を促進する拠点施設となることを目指しています。 また、環境負荷の低いモデル的な公共施設となるよう、断熱性や気密性を高め、施設内での創エネルギーも検討しています。 人々が集い交流することで、ひとりひとりが成長できて日々の暮らしがより豊かになるような拠点を整備するため、村民の声に寄り添って検討を進めています。 ご支援のほどよろしくお願いいたします。

長野県 白馬村への寄付で得られるベネフィット

感謝状

白馬村から感謝状をお送りします。

広報紙・ホームページでの紹介

広報はくば及び白馬村行政ホームページ・行政Facebook等に寄附いただいた企業の情報を掲載します。(掲載を希望しないことも可能です)

感謝状贈呈式

地元報道機関へのプレスリリースを行ったうえで、村長室等において感謝状贈呈式を実施します。ご希望に応じて村長との意見交換の時間も設けます。

寄附者銘板への記名

整備する複合施設に企業名を記載した銘板等を設置します。

なぜ寄付を募るのか

現在の図書館は、法務局として使われていた施設を利用する形で供用が開始され、開設から20年以上が経過しています。図書館として建設されていないため、面積が限られており、利用者からは「蔵書の冊数が少ない」、「閲覧席や学習スペースが狭い」、「乳幼児向けの絵本が欲しい」といった声が寄せられています。 また、当村には国内外からの移住者を含めて多様な人々が暮らしていますが、村民が気軽に集い、つながれるような公共施設がないことが課題でした。そこで、2017年ごろから、図書館建設に向けての議論が始まりました。 利用者のニーズや時代の変化に柔軟に対応できる空間設計をベースに、環境負荷を低減しながら居心地の良い施設とするために、多くの費用が必要となります。寄付を募り施設整備を行い、村のシンボルとして長く村民に利用され、愛される施設にしていきたいと考えています。 こうした考えに共感していただき、ご寄付だけでなく、当村とパートナーシップを構築していただける企業の皆様、ご寄付をお待ちしております。

プロジェクトのポイント

本プロジェクトでは、以下3点を軸に展開しています。 1.図書館と子育て支援施設の複合化 0歳から100歳までの多世代にわたる交流と学び・遊びを施設の基軸とするため、図書館とプレイルームや子育て相談室、一時預かり、放課後・休日の居場所など子育て支援の機能を充実させます。 2.多世代・多文化が集う場所 図書館と子育て支援施設に加えて、カフェやフリースペースを併設し、様々なイベントなども開催します。未就学児・小中学生・高校生からシニアまで幅広い人々が集い、つながり、学びあうことで新しい価値を生み出し、ひとりひとりの暮らしの質を高めることを目標としています。また、国内外からの移住者や定期的に来訪している当村のファン、観光客なども積極的に受け入れ、関係人口や交流人口、移住者の増加を目指します。 3. 村民と行政の協働 施設整備にあたり、村民参加のワークショップ、アンケート、ヒアリング、各種検討会議などを通じて、村民が本プロジェクトに主体的に参画できる体制をとっています。今後も、村民と行政が対等な立場で協働して進めてまいります。

困りごと・課題

地域の「ハブ」のような施設にするために、「どのように協力者などとの関係を築いていくのか」が今後の課題です。 また、効果的・効率的な施設の整備・運営にあたり、民間事業者のノウハウの活用や財源の確保も課題となっています。 施設開館後は、地域内だけでなく、地域外の方々にも来館いただき、賑わいの創出につなげたいと考えています。寄付企業の皆様にも複合施設をご利用いただき、イベントを主催していただくなど、積極的に当館の活性化に関わっていただきたいと思っています。

メッセージ

新しい図書館の開館、子育て支援施設の充実、公園の整備は、村民の長年の願いです。 新たな複合施設では、年齢や国籍、居住地にかかわらず、あらゆる人が思い思いに過ごし、村民の活動や地域の歴史・文化にふれる機会を積極的に設けていきます。 いまを生きる私たちが、多様な文化と交流する居場所づくりをすることで、未来を担う子どもたちが豊かな白馬村を創造することのできる拠点として、当村のシンボルとして、集い続け、愛され続ける施設となって欲しいと考えています。 そして、多くの人々がつながり成長できるきっかけを創出することで、村民の日々の暮らしや地域の未来がより豊かになればと願っています。 本プロジェクトは2030年の開館を目指し、一歩ずつ歩み始めており、2023年度以降は、設計や運営など、より具体的な検討を進めていきます。 白馬村では寄付企業の皆様への謝意として、広報紙でのご紹介、感謝状の贈呈などを検討しています。この機会にぜひご寄付いただき、当村の発展に向けてお力添えいただければと思っています。

目標金額:300,000,000
SDGs目標
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