沖縄こどもの国プロジェクト沖縄県 | 沖縄市

沖縄県 沖縄市のプロジェクト概要

沖縄県の中心部に位置する沖縄市は、県内では那覇市に次いで人口が多い都市です。本プロジェクトの対象施設「沖縄こどもの国」は、県内唯一の本格的な動物園としてリニューアル整備を行っております。 命のつながり、ともに生きることのつながり、過去から現在・未来へのつながり、文化のつながり、沖縄と世界のつながり。 つながりを感じ、理解し、共有することを通して、新たなつながりを生み出す「ツナガリウム」というコンセプトの実現を目指します。 さらに本プロジェクトは、ビーチやリゾート施設のない当市において、東部海岸に計画している県内最長の人工ビーチの開発とともに、観光拠点創設の目玉として重要な役割を担う事業でもあります。 2014年から老朽化した施設の修繕をはじめ、世界中の人が「行ってみたい」と思う「日本一ユニークな動物園」を目指し整備事業に取り組んできました。今後も国内外からの誘客を目指して魅力ある施設づくりを進めてまいります。

なぜ寄付を募るのか

昭和45年(1970)に開園した「沖縄こどもの国」は、「子どもたちの夢と希望を育み、人をつくり、環境をつくり、沖縄の未来をつくる人材の育成」を目的とし、当市の施設として2004年にリニューアルオープンしました。県内唯一の本格的な動物園ということもあり、市内外から多くの家族連れが訪れています。しかし、施設の老朽化や立地の特性を起因とする園路の起伏による歩行の困難さ、ユニバーサルデザインへの配慮不足が浮き彫りとなっており、早急に整備が必要な状況が続いていました。 さらに、国や県の海外観光客誘致施策として当園が重視されているなかで、来場者の多くは県内からの旅行者である点も課題としてあがっていました。 これらの課題を解決するためにも「沖縄らしさ」「ここでしか得られない体験」を創出する環境整備が必要です。 そのため、本プロジェクトにご賛同いただける企業の皆様からのご支援を賜りたいと考えています。

プロジェクトのポイント

県内外や世界中の観光客の皆様が何度も訪れたくなる動物園を目指し、以下のことに取り組みます。 ・動物目線でのストーリー構築  動物の世界に入り込むような展示演出の構築。 ・快適な移動や滞在のためのユニバーサルデザインの導入  ハード面だけでなく人的対応などソフト面も改善。 ・強い日差しや雨天への対応  強い日差しや突然の降雨にも対応できる構造物や緑陰を整備。 ・食に関する多様なサービスの提供  ハラールフードやアレルギー対応のサービスを提供。食に関する多様な価値観も紹介。 ・新たな観光創出につながるナイトズー(夜間開園)  国内初の常設ナイトズーを開園し、沖縄観光の新たな魅力を創出。 ・多言語対応や直感的な理解を促す情報発信手法の導入  海外観光客に向け情報発信ツールの多言語化に加え、語学に堪能なスタッフを育成配置。 ・映像やICTを活用した展示演出  動物展示だけでは紹介できない内容を映像やICTを活用した展示演出を行い、関心の喚起と共に情報を付加。 ・世界や郷土とのつながりを感じる飲食・物販機能  地産地消の活動展開拠点として活用し、産業活性化・産業育成へつなげ、市全体の活性化へ。

困りごと・課題

年間多くの人が訪れる有力な観光スポットである「沖縄こどもの国」は、県内唯一の本格的な動物園として開園以来、大きな役割を担ってきました。しかし海外観光客を誘致できるほどの魅力創出には至っていないことから、老朽化修繕を機に、唯一無二となる動物園を目指すプロジェクトが始まりました。 従来型の動物展示ではなく、動物目線で世界を見つめることができる展示の実現や、出合いやふれあいを通して自分と家族・先祖、世界と日本のつながりなど、気づきを得られる工夫も実施してまいります。沖縄の文化的な景観を表現する発信の場として「琉球弧」の展示とともに、沖縄の文化的な景観の創出も目指します。 「つながりを感じ、生み出す場所」の実現に向け、ご支援いただける企業の皆様を募集しています。

メッセージ

2014年に「日本一ユニークな動物園を目指して次世代へとつないでいく」という目標を掲げ、取り組んでまいりました。現在では、既存の動物舎のリニューアルは完了し、さらなる敷地拡大に向けて用地買収や周辺の環境整備に着手しているところです。 近年は、東北サファリパークから寄贈いただいた「ホワイトライオン」と通常のライオンをあらゆる角度から比較し、間近で見ることができる新ライオン舎を完成させました。また、日本の里山をイメージしてキツネやタヌキなどの小動物から大型哺乳類のツキノワグマなど各動物の生態を見ることができる「里山の迷宮」も完成しました。 今後も誰もが快適に過ごすことができ、世界中の人が行ってみたいと思える魅力ある施設を目指します。そして「命の縦と横のつながり」を感じられる空間を提供することで、感じる力、気づく力、考える力が身につく「学びの場」としての役割も目指してまいります。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

現在の寄付額
300,000
目標金額:600,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
1
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-4sdg-8