枚方市は西に淀川が流れ、東に緑豊かな生駒山系の山々があります。古くから人々が暮らし、江戸時代には京街道の宿場町として栄えました。市内には5つの大学が所在しており、21世紀の新たなまちのイメージとして「学園都市」を目指しています。 当市では、読書が子どもの「生きる力」の育成につながるとして、すべての子どもが読書習慣を身につけられるような仕組みづくりに取り組んでいます。具体的には、本プロジェクトを通して、子どもたちがより多くの本と自発的かつ継続的にふれられる環境を整備したいと考えています。 また、家庭・学校・地域が連携・協働して、発達段階に応じた子どもの読書活動の環境づくりにも取り組んでいます。市内には15の図書館(分室などを含む)及び自動車文庫があり、2021年度には、ひらかた電子図書館にて電子書籍の貸出をスタートしました。 今後も、子どもたちの豊かな成長につなげることを目的に、心の栄養となる本を子どもたちに届け、子どもたちがたくさんの本と出合うための取り組みを進めてまいります。
当市には15の図書館や自動車文庫があります。2021年度には電子図書館にて電子書籍の貸出をスタートしたり、各小・中学校に司書を配置したりするなど、本を通じた教育の充実に取り組んでいます。しかしながら、現状として、財源確保が難しく、新刊の購入、ロングセラーや劣化図書の入れ替え、電子書籍の更新・拡充などを充分に行えていないといった課題があります。 コロナ禍により、子どもたちの実体験に基づく学習の機会は大きく減りました。このような状況だからこそ、子どもたちの豊かな成長を促すためにも、読書活動が大切だと考えています。読書は、新たな知識を身につけるだけでなく、想像力をふくらませ、頭のなかで疑似体験ができる効果があります。子どもたちの身近に本がある環境を目指して、小・中学校や保育所、幼稚園、地域の子育て団体に継続的に本を届ける活動を行ってまいります。
読書が子どもの「生きる力」の育成に効果的であることを踏まえ、以下のことに取り組みます。 ☆小・中学校や保育所、幼稚園、地域の子育て団体に本を定期的に届ける。 ☆市内に15施設ある図書館や自動車文庫への新刊購入や劣化図書の入れ替え。 ☆電子図書館開設に伴う電子書籍の更新・拡充など。 ☆市内全ての小・中学校への司書配置の継続。
コロナ禍の影響で、体験学習や郊外学習など、子どもたちの実体験に基づく学習の機会は大きく減りました。学齢期に実体験を通して得られる経験はその後の人生においても貴重なものです。 当市では、それに代わるものとして、会話をせずとも、頭のなかの想像力で本を通して擬似体験ができる読書の普及に力を入れることにいたしました。子どもたちが自発的かつ継続的に本とふれあう機会をもてるように、環境整備を進めています。 2022年度はひらかた電子図書館も開設しました。しかし、充分な読書環境を整備するための財源確保が難しい状況です。電子書籍にはライセンス料や更新料がかかり、ベストセラーに対しては価格も高額化します。さらに発達段階に応じた書籍を定期的に各小・中学校、保育所、幼稚園、地域の子育て団体などへ届けるためには相当な冊数が必要ですが、充分に確保できていないのが現状です。 コロナ禍をきっかけに始まった本プロジェクトですが、子どもたちの豊かな成長のためには、今後も継続していくことが必要だと考えています。企業の皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。
枚方市のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。 子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていくうえで欠くことのできないものです。 当市では、子どもたちがたくさんの豊かな本と出合うことができるよう、これからも本を届ける取り組みを進めていきます。未来の担い手である子どもたちの豊かな人間性や確かな学力を伸ばし「生きる力」を育む教育を推進してまいります。 子どもの読書活動の推進のため、皆様のご支援のほど、よろしくお願いいたします。