モンベルアウトドア観光構築事業北海道 | 留萌市

北海道 留萌市のプロジェクト概要

留萌市は、北海道北西部に位置し、東西に留萌川、西に日本海、南北に暑寒別天売焼尻国定公園があり、豊かな自然に恵まれたエリアです。 当市では、アウトドア総合ブランド「株式会社モンベル」と包括連携協定を締結し、提言いただいた「観光グランドデザイン」の実現に向け、観光推進の拠点施設を整備する事業を進めています。 道の駅るもい内の敷地を活用し、観光情報の集積や発信のほか、アウトドア体験やアウトドア商品の販売、本施設発着の周遊ルートの設定といった留萌振興局管内のアウトドアを進める拠点施設として「モンベルアウトドアヴィレッジるもい」を整備します。さらに休憩や滞在、アクティビティ体験ができる環境を整備し、「楽しみ」の提供と宿泊できる滞在型施設を併設します。これらの施設と既存の「屋内交流・遊戯施設ちゃいるも」を連携させ、親子や家族連れにやさしく、安心して過ごせる環境の整備、検討を進めています。 アウトドア拠点形成と地域の魅力の掘り起こしや磨き上げにより、交流人口の増加につなげ、拠点施設はもちろん施設周辺の市内の飲食、物販施設や地域産品の売り上げ増加など、地域への効果の最大化を目指します。

なぜ寄付を募るのか

留萌振興局管内には、アウトドアに適した自然資源が点在していますが、その核となる拠点施設がなく、広域連携ができていません。そして、その魅力の発信も充分とはいえません。 また、気軽にアウトドアを楽しめるスポットや来訪者が宿泊・滞在できる施設も不足しており、アウトドア客の受け入れ態勢を整えていく必要があります。 現在の当市の観光入込状況は、海水浴を目的とした夏の来訪者が多く、通過型の観光客がメインとなっており、夏のみならずオールシーズン観光客が訪れることができるよう、様々な施策を進めていきたいと考えております。 本事業を通じ駅周辺や道の駅るもいの活性化につなげ、当市及び留萌振興局管内がアウトドアによる観光誘客を「共創」する環境整備、機運醸成を図ってまいります。 企業の皆様には寄付を通じ、これから展開する当市のまちづくりのパートナーになっていただきたいと考えております。

プロジェクトのポイント

本事業では、以下を軸に進めています。 1.アウトドア観光の拠点づくりを進めます 留萌振興局管内のアウトドア観光の起点として、アウトドアフィールドの案内や情報発信、アウトドア用品の紹介・販売などを行うビジターセンターの整備を進めます。 2.道の駅るもいの魅力向上を目指します 2023年3月にJR留萌本線(留萌-石狩沼田間)が廃線となりますが、道の駅るもいの敷地内に「モンベルアウトドアヴィレッジるもい」を整備することで、誘客のシンボルとして位置づけ、新たな人の流れを生み出すことにつなげます。道の駅るもいが「稼ぐインフラ」施設として、民間事業者の参入を図りながら、起爆剤としての施策展開を進めます。 3.カーボンニュートラル、環境保全意識を向上させます 再生可能な自然エネルギーの活用や、トレッキング、アウトドアと絡めた地域での森づくりの推進、脱炭素ポイントの付与など、幅広い年齢層が自然と環境を体感できる様々な施策を進めていきます。 また、今後は地元アウトドア愛好者によるネットワークを構築し、インストラクター・ガイドとして活躍してもらえるような体制づくりを進めます。

困りごと・課題

当市は、豊かな自然環境を有していながら、全国的に見て、知名度が高いとはいえません。 そこで、本事業への寄付をきっかけに、当市の魅力を日本全国、幅広い層の方々に知っていただきたいと考えております。本事業はこれから本格スタートします。 いままさに地域が大きく変化するステージにあり、こうした取り組みにご賛同いただける企業の皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

メッセージ

私たちのまち「留萌市」は、北海道の北西、日本海オロロンラインの中継地点に位置し、西は日本海、南北には暑寒別天売焼尻国定公園が連なる豊かな自然に囲まれたまちです。 当市はニシンとともに発展し、塩かずの子の加工生産量日本一を誇る「かずの子のまち」であるとともに、海と山の新鮮な旬の幸が集まり、ヒラメ・タコ・ウニなどの海産物、良質な当市産米を中心とした農産物など四季折々の食材が豊富です。 これらの地域資源を守り発展させ、未来に引き継ぐためには、萌える若者たちのがんばりと当市に思いを寄せてくださる皆様の応援が必要であります。 チャレンジする若者たち、ふるさと・るもいの応援団とともに、明るい未来を目指して、新しい取り組みに挑戦しながら、まちづくりを進めてまいりますので、企業の皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします。

目標金額:3,200,000
SDGs目標
sdg-8sdg-11sdg-17