大阪府の北東部にある門真市は、北部を京阪電車が走り、南部にOsaka Metro長堀鶴見緑地線門真南駅、西部には大阪モノレール門真市駅など7つの駅があり、大阪市内へは電車で約20分という交通利便性の高いまちです。昭和8年(1933)、大手電機メーカーを誘致したことをきっかけに、下請・関連工場が増え、「ものづくりのまち」として発展を遂げてきました。 当市では、「人情味あふれる!笑いのたえないまちの実現」を掲げ、「出産・子育てがしやすく、子どもがたくましく育つまちの実現」、「地域の中で活き活きと、健康で幸せに暮らせるまちの実現」など4つの基本目標を軸に、住み慣れた地域で、元気で楽しく豊かに暮らせるよう、市民の健康づくり、病気の予防対策、地域・社会全体で支え合う体制づくりや、地域の活力向上に向けた産業促進などに取り組んでいます。 市外転出に歯止めをかけ、社会保障費用などの支出増加を抑制するとともに、若い世代や子育て世代の定住を促進し、地域経済の活性化を進めていきたいと考えています。 企業の皆様には、こうした当市の取り組みをご支援いただき、ともに当市を盛り上げていければうれしく思います。
当市の人口は高度経済成長期にかけて急速に増加しましたが、現在、ほかの多くの自治体と同様、減少傾向が続いています。特に0~9歳の子ども世代と20~44歳の親世代の転出が多く、結婚や出産、家の購入などのライフステージ転換期に転出する傾向があります。 高齢化も進んでおり、健康づくりと地域を支え合う体制づくりが求められています。 当市の置かれた現状と課題を的確に把握し、着実に各事業を取り組み、課題の改善につなげていくことで、市民が暮らしやすいまちを実現できるものと考えています。 そのために、「子育てや教育の充実」や、「健康で幸せなまちづくり」に興味をもち、当市が取り組む各事業にご賛同いただける企業の皆様を募集しています。
当市では、下記の4つを基本目標に掲げ、具体的な施策を進めています。 1.出産・子育てがしやすく、子どもがたくましく育つまちの実現 「放課後子ども教室運営事業」や「門真市めざせ世界へはばたけ事業」などを通じ、将来を担う子どもたちが多様な経験を積み、個性や能力を開花させながら、コミュニケーション能力とグローバルな視点をもって、たくましく育つ環境をつくります。 2.地域の中で活き活きと、健康で幸せに暮らせるまちの実現 疾病の早期発見、早期治療を目的とし「健診・各種がん検診等事業」などを進めています。また、地域福祉を支える担い手の確保・育成や、交流や見守り活動など、様々なネットワークの構築を推進しています。 3.安全・安心で快適な住まいと環境のあるまちの実現 道路や公園などの整備、耐火建築物などの建替えなどを進める「地震時等に著しく危険な密集市街地整備事業」や増加する空き家に係る対策や防犯体制を強化しています。 4.誰もが活躍できる賑わいと活気あるまちの実現 ものづくり企業と国・府・市及び学識経験者によるネットワークを構築する「ものづくり企業ネットワーク事業」などを進めています。
子育て世代の転出による生産年齢人口の減少や高齢者人口の増加による市税などの収入減少、社会保障費用などの支出増加、労働力や消費の縮小による地域経済の衰退が課題となっています。 この課題の解決には市内外の方に住みたい、住み続けたいと思ってもらえるようにイメージアップが必要です。当市には駅前のまちづくりが目に見えて進んでいる場所があり、その動きに合わせたプロモーションを行うことにより、イメージアップにつなげたいと考えております。 これらの課題などを公民連携して解決するために「門真市公民連携デスク」を設置いたしました。連携していただける企業の皆様を募集しています。 また、10年間の全国学力・学習状況調査結果によると、小・中学校ともに全国平均を下回る状況が続いていました。基礎学力の向上や社会性を育む教育力の向上のための施策に取り組んできたことで、改善の傾向がみられるものの、今後も、学力・体力の向上をはじめとした良い教育環境づくりを進める必要があります。
企業の皆様に本プロジェクトをご賛同いただき、少子化対策・子育て世帯の転出対策に積極的に応援していただけると心強いです。 今後、市内鉄道駅前などでまちづくりが進んでいくなかで、市内の方はより便利に、市外の方は当市に訪問する機会が増加します。 そこを捉えて、しっかりと当市の良さをアピールし、市内外の人に「住みたい、住み続けたい」と思っていただけるよう取組を進めますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。