秩父市は、埼玉県の北西部に位置し、秩父山地に囲まれる秩父盆地にあります。 人口約6万人の市の中には、秩父多摩甲斐国立公園などがあり、豊かな自然環境に恵まれた街です。 当市では「雇用の創出」、「交流人口も含めたひとの流入」、「結婚・出産・子育て」、「すべての人が住み続けたい・住んでみたいと思うまちづくり」に関する施策を重点的に推進しています。 「豊かなまち、環境文化都市ちちぶ」を将来都市像とし「まち・ひと・しごと創生総合戦略」として4つの目標を掲げています。 〇基本目標1:多様な企業支援により安定した雇用を創出する 〇基本目標2:豊富な地域資源を活用した新しい人の流れをつくる 〇基本目標3:未来のための結婚・出産・子育ての希望をかなえる 〇基本目標4:住み続けたい安心・安全な地域をつくる 本プロジェクトでは「基本目標1:多様な企業支援により安定した雇用豊富な地域資源を活用した新しいひとの流れをつくる事業」を中心にするものです。 秩父市山間部での人とモノの移動の困難さに着目した「山間地域におけるスマートモビリティによる生活交通・物流融合事業」の取り組みです。 ドローン物流、遠隔医療、物流MaaS(貨客混載やEVカーシェアリング)等の最先端テクノロジーを活用して、「ヒトとモノ」の移動を最適化・効率化し、Society5.0社会の実現に向けた事業モデルの構築に取り組んでいます。 令和2年度から令和6年度まで国の交付金を受けた事業であり、ドローンによる災害時の物資配送や配送事業者による共同配送やバス会社との貨客混載事業などを継続し、令和6年度の社会実装を目指します。