山村地域の中学生が、森林学習や木工等のワークショップでの体験を通し身近な森や木に触れることで、木の文化や森林が果たす役割について理解が深まり、自ら植栽活動や木工体験、森林学習などへの参加が期待されます。 これらの経験や知識により、将来的には、自らが発信者となって、身近な家族や友達、地域住民などに伝えることで森林や林業への理解と魅力を広めてもらいたいと考えます。 事業の実施により、山村地域に「木育」が浸透し、山村地域の中学生が林業に興味を持つことで、森林への愛着や理解が深まることにより、将来的に、山村地域の林業振興と地域活性化を期待するものです。 また、本事業は令和2年度からの5年間を予定しています。
山村地域の中学校においては、地域における人口減少に伴い、生徒数の減少の減少が顕著です。 また、近年、森林所有者の高齢化や相続人不在により、長年放置された森林が増え、豊富な森林資源を有効活用できない状況も見受けられます。 森林は山村地域の財産であり、その恩恵は計り知れないものでありますので、山村地域に住む中学生には、地域の森林や木材産業に関心をもってもらい、ふるさと教育の推進につなげていきたいと考えます。
山村地域の中学生が、森林学習や木工等のワークショップでの体験を通し身近な森や木に触れることで、木の文化や森林が果たす役割について理解が深まり、自ら植栽活動や木工体験、森林学習などへの参加が期待されます。 これらの経験や知識により、将来的には、自らが発信者となって、身近な家族や友達、地域住民などに伝えることで森林や林業への理解と魅力を広めてもらいたいと考えます。 事業の実施により、山村地域に「木育」が浸透し、山村地域の中学生が林業に興味を持つことで、森林への愛着や理解が深まることにより、将来的に、山村地域の林業振興と地域活性化を期待するものです。 また、本事業は令和2年度からの5年間を予定しています。
本事業で対象となる4中学校のうち3校は校舎が古く、施設のあちこちで老朽化が見受けられます。 また、3校いずれも鉄筋コンクリート造の校舎のため、中学校からは、老朽化した床(Pタイル)を温かみのある木材の床や壁に張り替えたいとの要望がありますが、ある程度の予算が必要です。 令和2年度に金城中学校の生徒相談室の床と壁を市産広葉樹板に張り替えたところ、教員、児童・生徒、保護者から好評をいただき、木質化による環境改善効果が図られたと考えています。
森林には、水源涵養、生物多様性、炭素貯蔵などの公益的機能や、木材産業のように、持続可能な生産機能が備わっています。 事業の実施により、山村地域の中学生には、身近な森林に関心を持つことで、森林が持つ機能や、恩恵についても理解してもらいたいと考えます。 山村地域の中学生が森林・林業を深く理解することで、将来的に山村地域の子供たちが地元に残り、林業従事者や製材業に携わる者が増加することを期待するとともに、「伐って、使って、植えて、育てる」循環型林業の展開により林業振興と山村地域の活性化を期待するものです。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。