須坂市は、長野県の北東部に位置し、ブドウやリンゴなどの広大な果樹園が広がる自然豊かなまちです。また、県庁所在地の長野市まで車で30分ほどと交通の便がよく「ほどよい田舎」であることが魅力です。 少子高齢化による人口減少が全国的な問題となるなか、当市では都市部からの移住支援に力を入れ、移住者が年々増加しています。なかでも自然豊かな環境で子育てをしたいという子育て世代の転入が多いことも特徴です。 こうしたなかで、豊かな気持ちで子育て・就労の両立が叶う「子育ての心配がなく、安心して働けるまち」を目指すため、就労支援と子育て支援の機能を一体的に行う「子育て就労総合支援センター(愛称:bota)」を2022年7月に開館しました。 同施設を拠点に、働く意欲のある子育て世代が、知識や能力、経験を生かしながら、個人にあった働き方を選べるような環境を整備し、きめ細かな子育て世代への支援体制をより充実・強化させたいと考えています。 少子化を食い止め、子育て世代が元気に働く活力あるまちになるよう、利用者の声を聞きニーズを把握しながら本プロジェクトを継続させたいと思っています。
2022年7月に「子育て就労総合支援センター」を開館し、子育て世代の方をはじめ様々な方に活用していただいています。利用者は当初の想定以上で多い日には1日100人を超えることもあります。子育て世代からは「いままでこうした施設がなかったため、とても貴重な場所です」という声が寄せられています。 今後は研修用の備品や遊具といった設備のさらなる充実を図るほか、子育て世代が就労しやすい環境となるような企業側への支援など、これまでにないきめ細かな事業を継続して実施していきたいと考えています。 子育て就労総合支援センターを拠点とした本プロジェクトは「子育てと就労の両立」をテーマとしており、いまの時代のニーズに合致するものだと思っています。 まだスタートしたばかりで、これから本格運用に向かいます。この取り組みをさらに充実させ、実りあるプロジェクトとなるよう、ふるさとコネクトを通じ、全国の企業の皆様のご協力とご寄付を得ることができれば幸いです。また本プロジェクトにご寄付いただくことは、企業のイメージアップにつながるものと考えております。
子育て就労総合支援センターは、当市の中心部である須坂駅前の複合型商業施設「シルキー」の1階を改修して開館しました。 同施設は多目的交流スペース「botaホール」、託児スペース、キッチンスタジオ、コーヒースタンド、コワーキングスペースなど、子育て世代だけでなく、暮らしの拠点としてすべての人に開かれています。市の中心部の須坂駅前にあるため、市内外のどこからでもアクセスがよく、憩いの場だけでなく、仕事やクリエイティブの発信の場として、様々な年齢層の人が多様な用途に利用できる利便性の高い施設です。 同施設を拠点に「子育て・就労」の両立をサポートするために、就労支援に必要な研修用の備品や子育て支援センターの遊具などをさらに充実させる必要があります。また、仕事を求める子育て世代と企業とのマッチング会の開催や、子育て世代を受け入れる企業に対しては環境整備などのサポートも必要だと考えています。 子育て世代が安心して子育てや相談ができる場所、「多様な働き方の実現」に向かってチャレンジできる場所、気兼ねなく語らい交流できる場所とするための施設として機能させていきたいと思っています。
2022年7月に開館して以来、利用者は増えているものの、子育てスペース以外のワークスペースやキッチンスタジオなどがあることは、まだあまり知られておらず、認知度アップが課題となっています。 また、働く意欲のある子育て世代が就労したくとも、時短勤務やキッズスペースの有無など企業側の条件に一致しないために、就労をあきらめるということもあり、企業側の受け入れ態勢の強化が必要です。 移住者が増えている当市においても少子高齢化により人口は減り続け、当市の人口はついに5万人を割ってしまいました。人口減少を食い止めるためにも「子育ての心配がなく、安心して働けるまち」を目指して実施する本プロジェクトにご支援をお願いいたします。
はじめまして。須坂市長の三木正夫です。 当市の地方創生プロジェクトに関心をお寄せいただいておりますことに感謝申し上げます。 当市は現在、2030年度を目標年とする「第六次須坂市総合計画」を策定し、市が掲げる将来像である「 『 豊かさ 』 と 『 しあわせ 』 を感じる共創のまち 須坂」を実現すべく、これまで築き上げてきた有形・無形の資産を生かし、「市民」・「企業」・「活動団体」の各主体が総力を挙げてチャレンジをするまちづくりを進めています。 2022年7月に開館した「子育て就労総合支援センター」は、「須坂の蔵の町並み」に見られる「ぼたもち石」という石垣がモチーフになっています。ぼたもち石は当市の暮らしと営みを支えてきた「土台」です。ぼたもち石のように、当市で暮らす人々と活動を下支えできる存在となりたいという願いが込められています。 複雑かつ多様化する社会課題や地域課題を解決するため、民間企業がもつノウハウの活用やスピード感のある実行力が欠かせません。当市が行う本プロジェクトに対し、企業版ふるさと納税によるご賛同を賜りますと心強いです。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。