幻の黒毛和牛をブランディング!大川黒牛飼育数増頭プロジェクト高知県 | 大川村

高知県 大川村のプロジェクト概要

大川村は、高知県の最北端、県都高知市の真北に位置し、北部を愛媛県、東南を土佐町、西部をいの町に接しています。 1,000m以上の山岳に囲まれた典型的な山村で、総面積 95.27k ㎡、その 95%は林野で占められ耕地は極めて少ない地形です。 基幹産業として、林業の他には「大川黒牛」と「土佐はちきん地鶏」の生産を中心とする畜産業が大きなウェイトを占めています。 本プロジェクトは、大川村の地場産品である「大川黒牛」の飼育数を増頭することで、ブランディングおよび販売単価の向上を目指しています。 産業振興による雇用の場を創出することで、新たな移住者を獲得し人口の社会増を目指すとともに、若者たちが安心して出産と子育てを行い暮らしていくための制度を維持改善することで、人口の自然増を目指しています。

高知県 大川村への寄付で得られるベネフィット

10万円コース

・大川村公式ホームページへの企業名の掲載

50万円コース

・大川村公式ホームページへの企業名の掲載 ・感謝状の贈呈

寄附額自由設定コース

・大川村公式ホームページへの企業名の掲載 ・感謝状の贈呈 ・その他、大川村との調整

なぜ寄付を募るのか

「まるごと大川」ブランディングを核とした大川村販売単価向上プロジェクトでは、「大川黒牛」の出荷頭数72頭を目標値としており、その達成のため、R4年度までに総数を400頭まで増頭する計画です。 現状約200頭の大川黒牛を飼育しています。約200頭の増頭をするために、牛舎の収容能力を拡張する必要があります。 そのためには、繁殖牛舎40頭分と育成牛舎30頭分を確保するハード整備が必要となります。 生産現場における牛舎の増改築や自動給餌器の導入等ハード整備のサポートを企業版ふるさと納税で支援頂きたいです。 「大川黒牛」は大川村で古くから飼育されています。最高品質の肉質を目指して、一頭一頭に惜しみなく愛情を注いで育てている村民の誇りです。 生産拡大をすることで、「大川黒牛」のブランディングを行い、販売価値が向上することで産業振興・雇用の場の創出・持続可能なむらづくりへと繋げてまいります。

「大川黒牛」の課題

大川村の主要地場産品である「大川黒牛」は、昭和38年に兵庫県から導入した但馬牛の血統を受け継いだ黒毛和種の牛で、大川村が誇る唯一無二のブランド牛ですが、出荷頭数が令和1年度で47頭まで落ち込んでおり、平成29年度の60頭前後だった頃と比べて、年々減少傾向にあります。 「大川黒牛」は、一般の流通ルートにのるだけの生産量が確保できなかったため、今まで全農に全頭出荷していました。 結果的に、全農から卸業者に商品が流れ、最終の末端消費者向けにはノーブランド(国産牛)として販売されていたことで、「大川黒牛」として認知されることがなく、販売単価がブランド牛の価格帯と比べてかなり低くなっています。 「大川黒牛」のブランディングには、出荷頭数を増やし一般の流通ルートに乗せる必要があります。頭数を増やすためには繁殖牛舎の改修が必要となります。 併せて、事業継続に向けた後継者の確保も課題となっています。 「大川黒牛」100頭に対して、飼育スタッフ1名が必要ですが、現状約200頭の「大川黒牛」に対して飼育スタッフは2名しかおらず、職員の高齢化が進んでいます。 そのため、移住者も含めて畜産業に興味のある人材確保、後継者への指導能力を強化していく必要があります。

プロジェクトのポイント

課題となっていた商品力の弱点をブランド化で補うことで、販売上の課題が克服され、高付加価値化の達成を見込んでいます。 共通ロゴマークや法被、動画等の販促コンテンツをメインとする住民主体のブランディング事業を推進する他、新商品を開発しています。 ブランドイメージを活用した営業活動の強化や新たな商品ラインナップを用いた販路拡大を実現し、地場産品の売り上げや商品イメージにプラスの影響を与えることを期待しています。 地鶏やブランド牛は、品質の高さに見合った販売単価での取引が実現しなければ、生産コスト過多となり、商材として成立しません。 将来的に、「大川黒牛」をブランド価値に見合う適正価格で販売し、直接的な収益アップにつなげて自立に向けた「稼ぐ力」を身につけることを目標としています。

大川村からのメッセージ

誰一人取り残さない持続可能で多様性と包摂性のあるむらづくりを実現するために、大川村では「400人の人口の維持」を最大の目標に掲げ、大川村をまるごと売り出していく「まるごと大川」のブランディングから村地場産品販売単価向上に繋げていくという、村民一体の取り組みを進めています。 人口約400人の小さな山村の優れた自然を守り育て、健全な姿で次世代に引き継ぐため、産業振興からの雇用創出の推進、先人たちが切り開き、これまで守り伝えてきた伝統や英知の継承により、大川村ならではの地域づくりを目指します。 企業様に協力をいただきながら、地域に根ざした産業の振興を進め、山村の優れた自然を守り、そこにを住む人々とともに歩んでいく、官民協働のモデルケースを目指しています。 人口減少時代を迎え「公」と「民」が共に連携を図りながら更なる取組を進めていくことが重要です。 SDGsや地域貢献等に意識が高い企業としてイメージアップになります。 企業版ふるさと納税で、大川村の取組にぜひご協力ください。

現在の寄付額
300,000
目標金額:2,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
3
SDGs目標
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