瀬戸内町のある奄美大島は令和3年7月に世界自然遺産に登録されています。 豊かな自然と生物多様性を未来に残していくためにも、瀬戸内町ゼロカーボンシティ宣言を行いました。 海洋資源の再生とブルーカーボンの促進や、再生可能エネルギーへの転換を推進するためにも、大島海峡がもつポテンシャルをより深く調査し、持続可能な活用が求められています。 本プロジェクトでは、SDGsの達成に向けてゼロカーボンシティ宣言を具体的に実現するために、企業様ともパートナーシップを構築し、企業様にもメリットのある活用方法を検討しています。
■瀬戸内町について 瀬戸内町は、奄美大島の最南端に位置し、日本で唯一、一つの町で海峡を有する海洋のまちです。大島海峡をはさんで加計呂麻島、請島、与路島の有人3島を有しており、風光明媚なスポットもたくさんあります。 海岸線は典型的なリアス海岸を形成し、水深の深い入江が多く、水産業や避難港としても利用されています。 透明な海や深い亜熱帯の森、美味しい食、優しい島人との関わりが魅力です。 ■瀬戸内町へのアクセス ・飛行機(奄美空港) 羽田空港(JAL)1日1往復、約2.5時間 成田空港(VanillaAir)1日1往復、約3時間 伊丹空港(JAL)1日1往復、約1.5時間 福岡空港(JAL)1日1往復、約1.5時間 鹿児島空港(JAL)1日7~9往復、約1時間 那覇空港(JAL)1日1往復、約1時間 ・フェリー 鹿児島新港~名瀬港(A“LINE、MARIXLINE)毎日運航 約11時間 名瀬港~古仁屋港(A“LINE)月20運航 約2.5時間 ・バス(空港からの島内移動) 奄美空港~古仁屋 約2.5時間
■寄附金の使い道について 今後瀬戸内町が持続可能に発展を続けいていく為には自然遺産・大島海峡を活かしたブルーエコノミーが非常に重要になってきます。 そのため、今の避難港としてのあり方や町・地元の産業に対する可能性、また、洋上風力や海流発電の可能性を探るための調査に寄附を活用したいと考えています。 ■企業様との連携について 寄附をきっかけに、企業様とも連携できれば、大島海峡を活かしたイノベーションやビジネスチャンスなど、一緒になってこの環境が持つ価値の最大化を図るきっかけになるのではないでしょうか。
瀬戸内町は、大島海峡、更には日本の自然の価値を世界に発信していきます。 そこで、新しい観光商品・高付加価値観光商品の開発の可能性を探るチャレンジをしたいと考えています。 そのためにも、漁港・港湾のインフラとしての地盤が活用できるか、また、寄港時の電力は自然エネルギーなどカーボンニュートラルの実現が可能かの調査を企業版ふるさと納税を活用して行いたいです。 企業様にとっても自然遺産の保全だけでなく、世界に発信するチャンスにしていただければと思っております。
本町は、地球規模で発生する異常気象から、人々の生命や財産を守るため、世界の一員として、地球温暖化対策を共に講じてまいります。 また、私たちが暮らす奄美大島の自然は、世界的にも価値があるものと認められており、この豊かな自然環境及び希少野生動植物は、未来に保全・保護していく必要があります。 よって、本町も再生可能エネルギーへの転換や、海洋資源の再生などの施策を展開しながら、2050 年までに二酸化炭素排出量実質ゼロ実現に向け、「ゼロカーボンシティ宣言」を行います。 令和3年7月7日 瀬戸内町長 鎌田 愛人
■瀬戸内町では研修機会にも活用できるモニターツアー創出事業も行っています。 日本屈指の透明度を誇る海を活かした 企業誘致・リモートワーカー誘致プロジェクト ~人材開発プログラム併設~ https://furu-con.jp/projects/390/detail 働く環境などのハード面の整備が整ってきたことから、企業の研修やチームビルディング、ワーケーションや働き方改革などのニーズに合わせた環境整備を進めていく方針です。 ご寄附を頂いた企業と一緒に従業員の方の成長を促し、企業の発展と瀬戸内町の発展のシナジーを生み出せるモニターツアーの設計を行います。