はまだ暮らし住まい支援プロジェクト島根県 | 浜田市

島根県 浜田市のプロジェクト概要

浜田市は、島根県西部に位置し、南は広島県、北は日本海に隣接しています。豊かな自然に恵まれ、シロイルカのパフォーマンスで名高い「しまね海洋館アクアス」などの観光資源があります。また、古くから石見地域の政治・文化の中心的役割を担ってきた中核都市で、伝統芸能「石見神楽」が盛んな地域としても知られています。 本市の最重要課題は「人口減少」です。特に、若者の就学や就職による転出者数が増加し、それに伴い、出生数の減少が進んでいます。15歳から39歳までの人口は、5年前と比較すると14.6%減少し、元気で活力ある地域づくりに欠かせない若い世代の定着が課題となっています。 そこで本市では、「若者がくらしやすいまち」を目指して、様々な取組を行っています。 なかでも、「はまだ暮らし住まい支援プロジェクト」は、今後さらに増加すると予測される空き家を利活用し、U・Iターン者等の住宅として改修に対する補助等の支援を行い、移住定住の推進に繋げる取組です。U・Iターン者や若者等の増加による地域活性化を目指して期待される取組です。

島根県 浜田市への寄付で得られるベネフィット

企業名の掲載、感謝状

浜田市のHPで、ご寄附をいただいた企業様としてご紹介及び感謝状を贈呈いたします。

なぜ寄付を募るのか

市の住宅総数は約3万戸(平成30年住宅・統計調査)です。 また、空き家は2,409戸(平成26年度市調査)と、12戸に1戸が空き家になっている現状です。 人口減少が進む本市では、空き家が今後も増加するものと予測されます。 地域や町内会等の機能を維持するためにも、本プロジェクトにより、U・Iターン者の住居利用をはじめとした空き家の有効活用の取組を進めていきたい考えです。

プロジェクトのポイント

空き家の利活用を考える上での大きな課題が、売り手(貸し手)は、家の中にたくさんある残置物を処分したいことで、買い手(借り手)は、居住するために、自分好みに家を改修したいというものです。 本プロジェクトでは、空き家の家財道具の処分と改修費用の補助を行うことで、空き家を手放すことに躊躇しておられた方の支援や、U・Iターン者等による空き家の利活用を促進したいと考えています。 この取組により、空き家所有者は、例えば、空き家に仏壇や家具など、家の中にある残置物の処分費用の負担が軽減されます。 また、売買等契約後に、例えば水廻りなどの改修工事の費用を補助することで、空き家が快適な住居として生まれ変わります。 市では、平成21年度から空き家バンク制度を運用し、これまで、累計で約600件を登録しています。そのうち、約90%(抹消物件を除く)が成約に至っています。 また、成約件数のうち、約30%がU・Iターン者に利用していただいており、移住促進と地域活性化に繋がっています。 本プロジェクトにより、更なる空き家の利活用促進に取り組むことで、U・Iターン者等の増加に繋げていきたいと考えています。

困りごと、課題

空き家は放置期間が長くなるほど、家の損壊や倒壊、周辺環境の悪化(庭木や雑草、小動物の住処等)など、大きな社会問題に発展する可能性が高まります。 一方で、U・Iターン者等が望む住居へのニーズは多く、移住の決め手として、「海のそばにある一軒家で暮らしたい」や「家庭菜園ができる家に住みたい」など、ニーズは幅広いものとなっています。 空き家を誰かに活用してもらいたいというニーズと、比較的安価な空き家を取得し、自分好みに改修して暮らしたいというニーズとのマッチングの増加が、新たな人の流入による地域活性化に繋がるものとして大きく期待されます。

メッセージ

人口減少とともに増加が予想される空き家。その空き家に多くのU・Iターン者等が住むことで、地域に新たな人の流れと繋がりが生まれ、活気づいてほしいと願っています。

現在の寄付額
0
目標金額:16,020,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
0
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-11