駿府城跡天守台野外展示事業~保存と活用の両立を目指して~静岡県 | 静岡市

静岡県 静岡市のプロジェクト概要

駿府城公園(駿府城跡)では、平成28年8月から6年間発掘調査を実施し、江戸時代初期と戦国時代末期に築かれた2つの天守台や大量の金箔瓦など多くの貴重な発見がありました。この歴史的価値の高い遺構・遺物を後世に残していくと共に、静岡市の魅力(観光資源)の1つとして多くの人に訪れていただけるように、保存と活用の両立を目指す「野外展示事業」を展開中です。

静岡県 静岡市への寄付で得られるベネフィット

【10万円以上】感謝状贈呈、市HPへの掲載

寄附企業様へ感謝状の贈呈、本市HPへ企業名、企業ロゴ、寄附金額、企業概要等の掲載をさせていただきます。

セールスポイントと独自性

迫力のある2つの時代の本物の天守台を同時に見ることができる貴重な場所です。天守台の保存活動としては、広範囲にわたる石垣を埋め戻すのではなく、「本物の姿を安全に見ることができる場」として整備し、保存修復処理を行います。また活用事業としては、歴史的価値のある場で様々なイベントを行える魅力的な場づくりを検討しております。

現状と課題

【現状】  天守台の正確な位置や大きさ、残存状況等の学術的データを得るため、平成28年度から発掘調査を実施し、ここにしかない貴重な2つの時代の天守台を発見しました。現在、これらの保存・活用を目指す野外展示事業を進めております。 【課題】  野外展示事業は、令和5年1月13日に開館の静岡市歴史博物館や駿府城公園内の東御門・巽櫓、坤櫓等との連携事業の展開や出土した石垣の保存修復活動が重要な取組となっています。

寄附募集の理由

発掘調査で出土した天守台の石垣は、石垣としては安定しておりますが、約400年以上前のものであること、石垣に使われている石材の多くが堆積岩であることから、雨風等による石材の割れや剥離が進んでいます。現在も石垣の保存の取り組みを実施しておりますが、今後野外展示として、長期間の露出展示をする上では、石垣石材の経過観察と保存修復処理の継続的な実施が不可欠です。また江戸時代の天守台は、東西約63m、南北約69m、戦国時代末期の天守台は東西約38m、南北約42mといずれも規模が大きいため、広範囲の修復処理をしていく必要があります。 駿府城の本物の遺構(石垣)を、後世に引き継ぐための、保存修復活動を継続し、天守台の魅力的な場づくりを目指します。この寄附が、今後の静岡市の歴史的、観光的財産を守り伝える活動に繋がります。みなさまからのご支援をお待ちしております。

現在の寄付額
400,000
目標金額:13,500,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
4
SDGs目標
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