出雲崎町は新潟県の中央に位置し、日本海に面した、人口約4,100人、車で10分も走れば、町のどこにでも行くことができる「7km×6km」のコンパクトな、小さな町です。 そんな小さな町のなかにも、海があり、山もあり、豊かな自然や、おいしいお米など、多くの宝物があります。 自慢できる宝物が多くある町なのですが、人口減少及び出生数の減少が続いています。働き手・担い手の不足は、地域コミュニティ機能の低下や、祭りなどの伝統行事の継続に困難をもたらします。また、空き家の増加なども課題となっています。 本プロジェクトは、これらの課題を改善し、今後も安心して暮らし続けられるまちを未来につなぐために、切れ目ない取り組みを進めるものです。 主な事業は下記の4つです。 1.奨学金の返還支援 2.移住・定住者受け入れのための住宅団地造成・分譲 3.子どもの学習意欲向上のため町が公設学習塾を開設・運営 4.妊産婦などに対し、出産にかかる準備金・祝金支給 これらの取り組みをはじめとする、様々な事業を進め「いままでも、これからも、住み続けたい 関わりたい 帰りたい 出雲崎」を目指します。
当町の人口は、昭和35年(1960)以降、減少の一途をたどっており、2020年は4,113人となっています。国立社会保障・人口問題研究所によると、2045年には、総人口が2,500人を割り込む推計となっています。 人口減少に伴う地域の働き手・担い手の不足を招き、地域活力の低下が深刻な問題となっています。 第2期出雲崎町まち・ひと・しごと創生総合計画では、「若い世代の希望をかなえる町づくり」「様々な人が関わり、訪れ、交流する町づくり」「地域の資源を活かした魅力ある町づくり」の3つの基本目標を掲げています。当町のもつ豊かな自然や、海産物、農産物、観光資源などの地域資源を生かし町の魅力を高めるとともに、当町が若い世代にとって魅力的な町、希望がかなう町となるために、現在取り組んでいる、まちづくり事業や子育て支援策を、さらに充実させる必要があります。 本プロジェクトの充実とさらなる発展のために、「ふるさとコネクト」を通じて、全国各地の企業の皆様とのご縁ができることを願っています。
1.奨学金の返還支援 若者の定住促進を図るため、大学や専門学校などを卒業後、当町に定住、就職した方の奨学金の返還を支援します。 2.移住・定住者受け入れのための住宅団地造成・分譲 当町ではこれまでも住宅の造成・分譲を行い、子育て世代、若年層の転入が増加する成果をあげています。本プロジェクトでは新規住宅の造成・分譲に加え、空き家の再利用、リフォーム経費の支援などを行います。 3.子どもの学習意欲向上のため町が公設学習塾を開設・運営 「出雲崎 まち塾」として、元小中学校校長7人が講師を務めています。教材費以外の費用は無料の未来を担う子どもたちへの学習支援事業です。 4.妊産婦などに対し、出産にかかる準備金・祝金支給 「幸せを運ぶコウノトリ祝金事業」として出産準備金30万円、出産祝金20万円を支給します。 また、妊娠期間中14回の検診費や、医療費が無料です。ほかにも、満2歳までオムツの購入費の助成、保育費の無料化、高校生までの医療費、入院費用の無料化など、様々な取り組みを行っています。 当町は、まちづくりと子育て支援に全力で取り組んでいます。企業の皆様のご協力をお願い申し上げます。
当町には、日本海の豊かな海の幸や、良質な水と土壌で育つお米、北前船で賑わった歴史をもつまち並みなど、小さな町のなかにも、多くの宝物があり、全長10kmに及ぶ海岸線では美しい夕日が見られ、豊かな自然環境のなかで、ゆとりある多様な生活を楽しむことができます。 この特徴を生かしたまちづくりを進めるために、農山漁村の快適性が融和した住環境を整え、さらに、子育て支援を充実させることで、人口増の鍵を握る、若い世代・子育て世代を中心とした、移住を促進させたいと考えています。 子育て支援ではほかにも、妊娠期間や生後に助産師が自宅へ訪問する「訪問ママケア」を実施し、母子の健康や相談に対応しています。また、1歳6カ月検診時に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」、中学卒業までを対象とした児童手当の支給、小学校では通年、中学校では冬季の「スクールバスの運行」など、様々な事業に取り組んでいます。 まちづくりの取り組みと町の魅力をPRし、また今回「ふるさとコネクト」を通じて、全国各地の企業の皆様にも、当町を知っていただき、そのご縁を大切に生かし、課題解決に向け、取り組みを進めていきたいと考えます。
町民をはじめ、全国各地の企業の皆様と、出雲崎町に関わる様々な人たちが「いままでも、これからも、住み続けたい 関わりたい 帰りたい 出雲崎」を、当町の目指す姿として、みんなで共につくりあげたいと思います。 出雲崎の魅力に気づき、出雲崎で「住み続けたい」と思う人たち。 出雲崎の人、コト、モノに多様な形で「関わりたい」と思う人たち。 出雲崎を離れたが、ふるさと出雲崎に「帰りたい」と思う人たち。 そうしたたくさんの人たちとともに、まちづくりを進めて参ります。 当町は小さな町です。夕日がきれいな海の町です。豊かな里山の町です。歴史と伝統がある町です。笑顔あふれる人がいる町です。自然を楽しみながら、周辺市街地への通勤生活もできる多様性のある町です。 皆さんも、夕日を眺めに、一度、当町へ来てみませんか! 笑顔あふれるまちづくりのための、歴史や伝統、祭りを絶やさないための、本プロジェクトへのご協力、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。