川西町は山形県南部に位置します。「置賜盆地(おきたまぼんち)」の中央部に位置し、豊かな森林からなる「丘陵部」と、広大な田園からなる「平坦部」の2つの地域で構成されています。町内外から高く評価されるお米と地酒は、山林のきれいな水と田園の賜物です。また、ここで育つ米沢牛も全国的に知られるようになりました。 当町北部にある公立置賜総合病院は、救命救急センターを併設し、最新鋭の高度医療機器を配置した置賜地域の医療体制の拠点となる病院として、町内外の方々の役に立っています。主要道路の結節点にあり、とても便利な場所に立地しています。 本プロジェクトはこの病院の周辺に、医療・住宅・商業が融合した都市的機能の整備を行うことにより、町の魅力を上げ、より多くの人の流れを呼び込めると考え、推進するものです。 当町の人口課題に対する「まちづくり」プロジェクトへのご支援を、よろしくお願いいたします。
人口減少の著しい当町において、公立置賜総合病院は病院従事者、通院などにより毎日2,000人以上の交流人口がある施設です。 この病院は置賜地域の中核医療施設として当町周辺の方々には知られた施設ですが、今回の企業版ふるさと納税を通じ、より多くの方にこの病院を中心とした医療、住宅、商業が融合したまちづくりを知っていただきたいと考えております。 また、本プロジェクトは当町の最重要な施策の一つです。多くの方にお気持ちを寄せていただきたく、企業の皆様の支援をお願いする次第です。
本プロジェクトは山形県の主要道路、国道113号、国道287号長井南バイパス、そして整備が進む新潟山形南部連絡道路(梨郷道路)の結節点にメディカルタウンを整備するものです。その地理的優位性を生かした以下の事業を計画しています。 ・定住人口の創出に向けた定住促進住宅分譲地や集合住宅の整備 ・子育て支援機能やコミュニティ機能を有し、福祉避難所としても活用できる複合交流施設の整備 ・民間医療施設、商業施設や飲食店などの誘致 これらの事業を通じ、安全で健康に暮らせる、川西版「生涯活躍のまち」の形成を図ります。
公立置賜総合病院に来られる方に加え、新しい住宅地に居住される方、商業施設に買い物に来られる方などの交流人口がより増えることを期待しています。また、新たな仕事(雇用)の創出も願っています。 当町内における、この地域活性化策は、定住人口の減少抑制とバランスの取れた人口構造基盤の維持を目的としています。平成7年(1995)に、当町の老年人口が年少人口を上回り、以降差は広がり続け、2020年の高齢化率は37%を超えました。全国的な課題「少子高齢化」が当町でも加速度的に進行しています。 メディカルタウンには、若者世帯も定住できる住宅地、生活に必要なスーパーマーケットを核とした商業施設を備えます。多くの世代が「住み続けられる」まちづくりを目指し、雇用の確保、住環境の整備を図ります。
川西町は、置賜地方のほぼ中央に位置し、周囲を山々に囲まれ、豊かな自然が息づく、農業が盛んな町です。 日本最大級の「川西ダリヤ園」では、650種10万本のダリアを咲かせており、町内の県立置賜農業高等学校では、超遅咲きの「冬咲きダリア」にも成功し、本町は、町内外から“ダリヤの里”として親しまれています。 また、本町出身の作家・劇作家井上ひさし氏から寄贈された膨大な蔵書からなる「遅筆堂文庫」、さらに国指定史跡「下小松古墳群」、県指定史跡「天神森古墳」など、歴史的遺産も多く残されています。 こうした地域の宝を次の世代に継承し、これからも当町に住み続けて欲しい。そのためには、さらに住みやすく、持続可能なまちづくりを実現していくことが必要です。 多くの方に、「夢と愛を未来につなぐまち」川西町の活性化に向けたこの取り組みを知ってもらい、賛同していただければ幸いです。企業の皆様の応援を、心よりお待ちしております。