球磨川とともに 令和2年7月豪雨災害復興プロジェクト熊本県 | 八代市

熊本県 八代市のプロジェクト概要

2020年7月4日、八代市を流れる球磨川(くまがわ)流域を襲った記録的な豪雨により、市内、特に坂本町の各所で土砂崩れや河川の氾濫がおこりました。これにより尊い命が失われ、また宅地や農地が壊され市民生活に多大なる影響を及ぼしました。 2022年現在、国道219号線はいまだ一般車両が通行できず、橋梁が流失した鉄道は寸断されたままです。 当市では、創造的復興に向けた基本的な考え方を示すとともに、今後取り組むべき具体的な施策を体系的に定めた「八代市坂本町復興計画」を策定し、豪雨による被災からの復興推進に取り組んでいます。 本プロジェクトは、関係機関の皆様と連携を深め、被災された皆様が一日も早く生活を再建し、安心して暮らせる観光まちづくりの実現に取り組むものです。 今回、球磨川流域に新たな賑わいを取り戻すための3項目の実現について、ご支援をお願いする次第です。 (1)球磨川河川敷「遙拝八の字広場」のゲート式駐車場の整備 (2)球磨川流域でのウォーキングコース整備 (3)球磨川流域「観光大型看板の修復」

なぜ寄付を募るのか

復興計画の理念である「みんなで取り戻す生き生き笑顔のさかもと」のもと、「くらし・コミュニティの再生」「産業・経済の再生」「社会基盤・防災の再生」の3つの基本目標を復興の柱としています。 一方、球磨川流域にお住まいの方々のなかで、被災後に元の場所に戻られる方が少ない、という現実があります。以前より進む「人口減少」「高齢化」のなか、球磨川流域の保全・再生だけの目的ではなく、観光などの新たな賑わいの創造が必要となっています。 しかし「川遊びの拠点づくり」などの施策は、国・県などの補助金対象にならないこともあります。そこで、当市の取り組みに賛同していただける企業を募り、支援をお願いするものです。

プロジェクトのポイント

当市坂本町など球磨川流域の元気を取り戻すため、3つの施策を紹介します。 (1)球磨川とともに生活するため、市民や観光客が集まる水辺の空間「遙拝八の字広場」の設置に着手します。 (2)Withコロナに即した屋外活動に対応すべく、球磨川周辺にウォーキングコースを設置します。ここが「日本市民スポーツ連盟イヤーラウンド認定コース」に登録されることを目指します。 (3)当コースを広くアピールする、またウォーキングをより楽しんでもらえるようITを活用した仕掛けの導入などのソフト面の充実を計ります。

困りごと・課題

3つの施策につきましては、残念ながら予算が充分確保されているとは言い難い状況です。 ご支援いただけたあかつきには、以下の計画に取り組みたいと考えております。 (1)「遙拝八の字広場」に有料駐車場の設置しその収益で、広場清掃など日常管理の費用に充てたい。 (2)ウォーキングコースのITによる仕掛けを充実させたい。例えば、AR(拡張現実)を利用してウォーキングをより楽しいものにするなどの計画があります。 (3)八代市の球磨川流域の玄関口、八代駅前の「観光大型看板」が老朽化しており、プロジェクタなどを活用した演出、大型看板整備を計画しています。

メッセージ

八代市は、古の時代から球磨川の豊かな恵みがあったからこそ、発展してまいりました。 令和2年7月豪雨により被災し多くの生命と財産が失われましたが、当市はこれからも球磨川とともに生活を続けます。 創造的な復旧・復興を目指す本プロジェクトに、企業の皆様のご協力をお願いいたします。

現在の寄付額
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目標金額:5,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
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SDGs目標
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