子供たちが変化の激しい社会をたくましく生きていくためには、世の中の様々なことに興味を持ち、多様なバックグラウンドを持つ人たちと協働し、未知のことにも失敗を恐れずチャレンジする力が必要になります。 地域の方々の協力をいただきながら、子供たちの好奇心を引き出し、新しいことに挑戦する力を育てることで、自ら考え未来を生き抜く力を育む本市独自の取組として公設塾mineto(みねと)を令和3年秋から設置・運営しています。 minetoは、地域の方々と一緒に、子供たちの挑戦をサポートし、美祢市の未来のトビラを拓いていきます。
公設塾minetoは中学生を対象に週5日開設し、「挑戦のトビラ」「好奇心のトビラ」「知のトビラ」の3つの授業を実施しています。 「挑戦のトビラ」は主にPBL(問題解決型学習)や探究学習、「好奇心のトビラ」は社会を構成するテーマ(宇宙、音楽、スポーツなど)を教科横断的な視点で取り上げ興味関心を醸成する授業、「知のトビラ」は主に個別学習です。 塾スタッフは、子供たちにとって「ああいう大人になりたい」というロールモデルとなるような、若くて元気で多様な経験を持つ人材を市外から任用しています。
公設塾minetoはスタートから半年で、子供たちにとって家や学校とは違う第三の居場所として機能し始めています。 また、これまでほぼ幼馴染ばかりのコミュニティで生活していた子供たちが、他の学校や学年の生徒と関わり、協働する機会が増えたことで、自分よりも「すごい」同世代との出会いによる刺激を受け、さらに、地域の大人にインタビューするなど子供たちにとってハードルの高いことに挑戦することで、大きく揉まれ、成長しています。 この取組を持続可能な取組とするために、ぜひ企業の皆様からの御支援のほど、よろしくお願いいたします。