八重瀬町は、沖縄島南部地域の中心部分に位置します。交通も利便性が高く、那覇市につながる国道507号や国道331号が町内を走り、那覇空港自動車道南風原南ICにも近いことから、アクセスに優れたロケーションです。 その交通の便の良さから、町外から当町で農業をする方も少なくありません。肥沃な大地に恵まれた当町は、昔より農業が盛んでした。例えば、ピーマン、小菊、カンショ、オクラ、サヤインゲン、マンゴーが拠点産地として認定されています。サトウキビに関しては沖縄島南部地域で一番の生産量を記録しています。 しかし、昨今は高齢化や、労働力不足に伴う離農が増え、耕作放棄地も必然的に増加しています。若者の職業として農業は選択されにくく、今後において衰退していくのを防ぐためにも当町は、農業機械化を推進します。 農業のキツイ、汚い、危険の旧3Kではなく、稼ぐ、効率化、簡略化の新3Kへの転換を目標に就農者を増やし、また会社員でも兼業で農業をできる環境を整えたいと考えています。
農業従事者の減少・高齢化が進むなか、耕作放棄地の増加や後継者不足などが懸念されています。 町の主要産業である農業の衰退を食い止め、地域経済を活性化させるためには、農作物を生産するだけでなく、機械化推進による担い手や新規就農者の育成に取り組み、農業をしやすい環境を整えることだと考えました。そこで、町の内外から寄付を募り、本プロジェクトを推進したいと考えています。
本プロジェクトのポイントは、行政の役割として農家の高齢化、労働力不足に伴う離農などを抑えることです。その具体的な施策としては、八重瀬町種苗センターでの講座や講習の受講補助や、農業機械の試乗イベントの実施、耕作放棄地解消の補助の増額、サトウキビ収穫時のハーベスター費用の補助などを考えています。 これらの施策に対して、企業の皆様のご支援をよろしくお願いいたします。 本プロジェクトに力を貸していただける企業のなかに農業用機械に関連する企業の方がおりましたら、新商品機械の試乗イベントなどのクチコミやSNSを利用した発信による顧客の確保や、機械化推進による既存機械の利用増加による新しい機械の販売先の増加でお力になれるのでは、と考えています。 また、農業用機械に関連する企業以外の企業も含め、本プロジェクトが寄付企業の皆様の人材育成や社会貢献の一助になればと思います。
今回のプロジェクトを進めることにより、昨今の農業担い手や新規就農者だった方たちの子どもが、将来農業に興味をもつ機会も増え、次世代の若い方々が、農業の魅力をより引き出してくれるのではないとか考えております。 これまでは、「キツい・汚い・危険」とされてきた農業から、「稼ぐ・効率化・簡略化」の新3Kの農業へとすべく本プロジェクトを立ち上げました。 ご支援いただける企業の皆様とは、八重瀬町との長いお付き合いができればと考えております。 本プロジェクトへ、ご賛同ならびにご支援いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。