香川県の東部にあるさぬき市。 北は瀬戸内海、南は徳島県に接する風光明媚なまちで市内にはイルカと触れ合えるドルフィンセンターや約3千本の松が重なり合う津田の松原、270度の大パノラマで瀬戸内海を一望できる大串半島といった屈指の観光スポットがあるほか、お遍路さんで知られる四国八十八ヶ所の「上がり三ヵ寺」もあり、幅広い世代に親しまれています。 こうした魅力的なまちであるにも関わらず、多くの自治体と同様に人口減少に歯止めがかからず、この20年間で人口が約1万人減少しました。 市では人口減少に歯止めをかけるため、「住んでみたい」「住み続けたい」まちを目指し、移住・定住促進につながる新たな取り組みを始動します。
当市内に支店や営業所、工場などの事業所を置く企業は多く、市の産業の一翼を担っています。近年、こうした企業から人材不足の声を聞くことが多いこともあり、移住・定住の促進は市としても力を入れているところです。 本プロジェクトを通して当市に移住・定住する方が増えれば、企業にとっても人材確保という点において、大きなメリットにつながると考えています。 また、小さな取り組みではありますが、寄付を通じて当市とのつながりをさらに強めていただき、様々な地域課題解決のための取り組みにも、ご協力いただけたらと考えています。
本プロジェクトは、「住んでみたい」「住み続けたい」方を支援します。 1.廃校を改修し移住体験ハウスに！ 実際の暮らしを体験してから移住を決めることを支援するため、廃校を移住体験ハウスとして改修し運営します。 廃校がある多和地区は、山間部にあり過疎化が進んでいますが、移住体験ハウス利用者と地元住民が交流の接点をもつことで移住者獲得の足がかりとなることが期待できます。 2.若者の暮らしを応援！ 地方創生に資する人材の定住促進による地域活性化を図るため、「さぬき暮らし応援補助金」により学生・若者の暮らしを支援します。 3.パートナーも対象に！ さぬき市で暮らしたいと思う方の多様性を支援する取り組みとして、これまで行っている定住促進奨励金や結婚定住奨励金について、パートナーの方でも対象となるよう制度を拡充しました。
合併により当市が誕生して20年になります。合併時は約5万7,000人だった人口は、約4万7,000人に減少しています。 市では様々な移住・定住促進に向けた取り組みを行っていますが、ほかの自治体でも同様の取り組みを行っていることから、「選ばれるまち」になるには、より魅力ある支援が必要であると考えています。 当市は商業施設が集まる高松市の通勤圏でありながら、海や山に恵まれた「ほどよい田舎」という一面ももち合わせています。こうした魅力も広く伝えることで、「住んでみたい」「住み続けたい」と感じてもらうことは、今後の移住・定住施策を行ううえで重要な布石と考えています。 活気あるまちづくりのための大切な一歩となるプロジェクトです。 当市にゆかりのある企業の皆様、ぜひご賛同いただければと思います。
地方創生は喫緊の課題でありながら、一朝一夕に成し遂げられるものではありません。 本プロジェクトのような取り組みを確実に積み上げることで、「住んでみたい」「住み続けたい」まちづくりへとつなげることが大切であると確信しています。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。
