福岡県大野城市では、令和3年2月22日「ゼロカーボンシティ大野城」を宣言しました。 宣言の実現に向けて、ゼロカーボンシティ大野城推進プロジェクトとして様々な事業の実施を予定しています。 ご共感いただいた企業様とも寄附だけでなく繋がりの強化や官民連携での事業創出などできればと考えております。 【「ゼロカーボンシティ大野城」宣言】 近年、地球温暖化が原因と考えられる異常気象による災害が国内外で増加し、今後も、さらなる頻発化・激甚化が予測されます。 2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書で、平均気温の上昇を1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする必要があると示されました。このことを受け、国の温室効果ガス排出量削減目標の設定など、脱炭素化への動きが国内外で加速してきています。 大野城市の豊かな自然環境を未来に引き継ぎ、持続可能な社会を実現することを目標に、市民や事業者などとともに総力をあげて取り組めるよう、「2050年二酸化炭素実質排出ゼロ」を目指す「ゼロカーボンシティ大野城」を宣言します。
「自然豊かなふるさとを未来に引継ぐ」ため、循環型社会の構築やゼロカーボンシティを目指した環境負荷軽減に取り組みます。 ■啓発事業 ゼロカーボンシティ宣言を広く発信していくとともに、市民総ぐるみの脱炭素行動の実践に向けて、ライフスタイルの転換などを題材に実行性の高い啓発や地域での勉強会、全小学校での「生物多様性の保全に関する環境教育」を実施するなど、市民に対する脱炭素意識の高揚や市民行動の活性化のための啓発及び環境教育の取組みを進めます。 ■CO2吸収源の確保 「伐(き)って・使って・植えて・育てる」という森林の循環利用を基本として、荒廃竹林を伐採し、CO2吸収効果の高い樹種への植え替えや、森林保全・資源活用事業などにより、森林を活用したCO2吸収機能の向上の取組みを進めます。 ■温室効果ガスの排出抑制 家庭や事業活動での省エネの推進、再生可能エネルギーの活用によるエネルギーの脱炭素化、CO2排出量が少ないエネルギーへの転換などを柱とした取組みを進めます。