「令和の都　羽ばたく太宰府！」推進プロジェクト福岡県 | 太宰府市

少子高齢化により人口減少が急速に進行しているなか、若年層を中心に首都圏への一極集中の傾向が継続しています。当市においても地域経済の収縮、都市機能の維持困難など、さまざまな社会的・経済的な課題が生じています。 そうした課題に加え、コロナ禍による観光客の激減、市民経済活動の委縮などによりこれまでにない危機に瀕しております。今こそ当市の強みを最大限生かしながら新たな成長に向けた構想を打ち出し、地域の活性化につなげていかなければなりません。 そうしたなか皆様からのご寄付を大切に活用させていただき本市の飛躍につなげると共に、この大切なご縁をきっかけに、本市の取組を広く知っていただき、愛着をお持ちいただく機会になればと思っています。

当市では、「歴史と文化とみどりのまち」「学問のまち」「福岡都市圏のベッドタウン」「交通の要衝」の4つを市の特徴と考えています。これらの強みや弱みを検証し、課題解決に向けて4つの構想を打ち立てました。 1．「太宰府の底力」総発揮構想（成長戦略） 市内観光スポットの回遊するルートの整備、滞在型コンテンツの充実、地場みやげ産業の創出など、市の歴史的文化的資源を活用した経済成長を図ります。 2．太宰府型「全世代の居場所づくりと活躍の機会創出」構想（移住定住戦略） 市民参加のまちづくり推進、子育て・教育環境の充実、高齢者の活躍促進など、全世代が居場所と出番を持てる、当市ならではの心温まるまちづくりを進めます。 3．「令和発祥の都」にふさわしい大太宰府構想（圏域拡大戦略） 史跡の保存・活用、交通環境の向上などを通じて、交流人口・関係人口の拡大による経済効果の波及を図ります。 4．1300年の歴史に思いを致す「持続可能な太宰府」構想（行財政改革戦略） 公共施設の再編、ICT（情報通信技術）の活用推進、環境負荷低減などによる行財政改革を進め、持続可能なまちづくりを推進します。

当市は、歴史や文化、自然にあふれる反面、史跡地が全体の約16％を占めるなどにより宅地開発や企業誘致は制限され、税収や経済効果に限界があります。さらには、少子高齢化による社会保障費の増大をはじめ、財政の硬直化が進んでおり、地域活性化のための予算を捻出しにくい状況にあります。この状況を打破するために、前述の4つの構想に基づき、事業を進めていきたいと考えています。 企業の皆様とは、寄付を通じて当市と関わりをもっていただき、課題の解決に向けて、ともに取り組んでいただければと思います。

新元号とのご縁で改めて認識されましたように、愛する郷土太宰府の地は古より我が国の政治、外交、防衛の要衝であり、世界に開かれた国際文化都市です。言わば、「令和発祥の都」として更に羽ばたき、我が国の牽引役となる素養と責任を有しております。 そうした強い決意のもと、課題解決の方向性を観光産業や民間活力の活用を始めとした成長戦略、全世代の生活支援による移住定住戦略、超広域連携による圏域拡大戦略、持続可能性を追求した行財政改革戦略という４つの戦略にまとめ、まちづくりを進めているところでございます。 この度、これらの戦略を着実に実践するため、企業版ふるさと納税による寄付を募集することといたしました。御寄付を受け、必ずや令和の都としてさらに羽ばたき、課題解決先進都市として自治体のリーダー役を果たして参ります。是非とも太宰府市への応援をよろしくお願いします。