震災遺構請戸小学校の運営福島県 | 浪江町

福島県 浪江町のプロジェクト概要

浪江町は福島県の東部、浜通り地域の中央に位置し、太平洋に面しています。東日本大震災では、地震と津波による甚大な被害を受け、さらに福島第一原子力発電所に近いことから、一時は全町避難を強いられました。 その後一部地域で避難指示が解除され、現在は約1,700人が居住(2021年11月現在)し、人口ゼロからの復興を歩み始めたところです。 町では、人類が初めて経験した地震・津波・原子力による複合災害の記憶を多くの人たちと共有し、後世に伝える必要があると考え、2021年度から「震災遺構 請戸小学校」を一般公開しています。福島県の復興と災害の教訓を学び、それを“明日”に活かす学びの場として、すでに日本全国はもとより世界からも多くの人たちが訪れる施設となっています。 施設周辺には、県が運営する東日本大震災・原子力災害伝承館が建ち、県営の復興祈念公園と国営追悼・祈念施設の整備も進められています。これらの施設と「震災遺構 請戸小学校」と連携することで、災害からの多くの教訓と人々の智恵を学ぶことができる環境を充実させ、貴重な地域資源としていく方針です。

福島県 浪江町への寄付で得られるベネフィット

広報誌・HPへの掲載

「広報なみえ」及び町のHPで寄附企業と寄附いただいた事業についてご紹介させていただきます。

贈呈式の開催

町長との寄附金贈呈式を開催させて頂きます。 (希望の場合のみ・日程等についてはご相談ください)

なぜ寄付を募るのか

東日本大震災の発生から10年以上が経過しました。しかし、当町を始めとする原子力発電所事故の被災地では、いまだ帰還困難区域も多く残され、あらゆる面において復興は道半ばの状況が続いています。 一方で、情報の減少などから、首都圏や関西圏といった都市部において、福島県の現状についての理解はなかなか深まらず、震災の記憶の風化が強く懸念されています。 そこで町では、震災遺構である請戸小学校を中心に、福島県の現状を周知し、地震・津波・原子力災害から得た貴重な教訓を後世に伝え、自然災害の恐怖や自然への畏怖、防災への備えなどを発信する取組みを進める必要があると考えています。 これらに関わる施設の管理・保全、環境の整備、人材確保などを、当町の財政だけで賄うことは困難です。当町が取り組みを安定して継続していくために、ぜひ、ご支援いただきたいと考えております。

プロジェクトのポイント

2011年3月11日、海岸から約300mの場所に建つ請戸小学校を大地震と大津波が襲いました。津波は1階を押し流し、海水は2階の床上まで達するほどで、多くの犠牲者が出ました。 このとき生徒と教員は、西へ1kmほどの大平山に迅速に避難し無事でした。全員避難の裏には、避難訓練といった普段からの備えや教員の的確な判断など、いくつかの重要なポイントがありました。 これらの経験と教訓を伝えるため、2021年10月24日、町は「震災遺構 請戸小学校」の公開を始めました。今回のプロジェクトの要となるのは、この施設と周辺の災害伝承施設にひとりでも多くの人に足を運んでもらい、将来にわたって日本中、世界中の減災に役立つ施設にすることにあります。 具体的には、見学者が被害の実情をリアリティを持って理解してもらうえるよう、展示内容の充実や案内員の配置、交流広場の整備など、環境整備を進めます。 併せて、大学が行う教育研究活動と連携した「復興知事業」の推進、災害についての教訓を学ぶ教育旅行、経済的な支援にもなる復興ツーリズムなど、様々な利活用に取り組みます。

困りごと・課題

「震災遺構 請戸小学校」は、被災時の状況を忠実に伝えるため、コンクリートなどはむき出しのまま保存しています。ただ、震災時に海水を吸い込んだ部分はさびが進行しており、ガラスが失われた窓からは風雨が吹き込み、室内の木製部分の腐食も心配です。まずは、これらの保守管理に関わる費用の確保が必要となっています。 加えて、さびを抑える加工や腐食予防のノウハウの提供、技術者の人材派遣なども、支援を求めたいところです。 さらに町では、すべての災害伝承施設とすでに当町が有する様々な観光資源を組み合わせることで、関係・交流人口の拡大や観光関連産業の育成につなげていく方針です。 そのためにも、伝統的工芸品・大堀相馬焼をはじめ、B級グルメの「なみえ焼きそば」や地酒、請戸漁港に揚がる「常磐もの」ブランドの海産物、五輪のビクトリーブーケに使われたトルコギキョウなどの農産物、ふくしま応援ポケモンをモチーフとしたラッキー公園などの観光資源のいっそうの充実と活用を図ります。 これらの観光受け入れ態勢の整備や新たなコンテンツづくりに、賛同し、応援していただける企業を募集しています。

メッセージ

浪江町では、未来につながる安全でクリーンで先駆的なまちをつくるべく、挑戦を始めました。 具体的には、世界最大級の水素製造施設「FH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)」を活かした水素社会実現のモデルとなるまちづくり、日産自動車株式会社などと連携した新しいモビリティを活用したまちづくり、株式会社隈研吾建築都市計建築都市設計事務所などと連携したデザインの力による復興まちづくりなどが挙げられます。 町の復興は現在進行形であり、観光の受け入れ体制やコンテンツも、まだまだ充実させる必要があります。 「ももいろクローバーZ」の佐々木彩夏さんが総合プロデューサーを務める地域密着型アイドルユニット「浪江女子発組合(JA浪江)」が、浪江の魅力発信にひと役買ってくれるなど、各方面からの協力を得ながら復興を進めています。 いまだ手探りで進んでいる部分も少なくありませんが、企業の皆様から「応援して良かった」と感じていたただけるまち、さらには震災を乗り越えた世界に誇れるまちとなることを目指し、歩みを進めてまいります。 お力添えいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

現在の寄付額
500,000
目標金額:10,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
2
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-4sdg-11