自然豊かな雫石町は、異なる泉質の9のいで湯や3つのスキー場、小岩井農場まきば園といった観光スポットがあることで知られています。 当町の人口は2000年の19,750人をピークに減少を続けており、2015年には約17,000人にまで落ち込んでいます。さらに2040年には約10,000人になるという試算も出ています。少子高齢化が進むなか、各分野でさまざまな課題が生じています。具体的には、保健医療福祉の推進や地域産業の振興、教育環境の拡充、基盤整備体制の充実などがあり、いずれも早急に取り組む必要があります。本事業では、「仕事の創出」「移住促進」「子育て環境の充実」「特色あるまちづくり」に積極的に取り組むことで、出生率の向上と年少人口の増加を図り、人口の自然増につなげたいと考えています。
寄付にご協力いただいた企業の皆様は、当町の広報紙やホームページへの掲載、賞状授与などを検討しています。CSR活動への取り組みをPRすることで、企業のイメージアップなどにつなげていただければと思います。 また、当町にある高校では、企業との交流やインターンシップに参加できる場を設けています。若い世代に仕事について理解を深めてもらうと同時に、企業の認知度アップにつなげることで、採用など人材確保にも役立つのではと考えています。 企業の皆様とは、今回の寄付を通じてまちづくりに取り組む関係を築いていきたいと思います。ご協力をお願いします。
本事業では、次の4つを基本目標に掲げ、持続可能なまちづくりに取り組みます。 基本目標1 いきいきと仕事のできるまちづくり 農林業や商工業、観光業を振興し、誰もがいきいきと仕事ができるまちづくりを目指します。 基本目標2 誰もが住みやすいまちづくり 移住者の受入れ体制を整備し、まちのイメージアップを図ります。また、多様なライフスタイルに対応できる魅力的な環境づくりにも取り組みます。 基本目標3 安心して結婚・出産・子育てができるまちづくり 結婚から妊娠、出産まで、継続的な支援をすることで、子どもを産み育てる環境を整えます。 基本目標4 特色ある地域づくりとみんなで支え合うまちづくり 地域の魅力を生かした特色あるまちづくりに取り組みます。地域で支え合う環境を整え、関係人口の創出と拡大にも努めます。
小学校の統廃合が進むなど、学校教育の分野にも人口減少の影響が表れています。まずは使われなくなった校舎をいかに利用していくかを検討する必要があります。同時に、子どもの数を増やすための取り組みも喫緊の課題として考えていかなくてはなりません。 結婚を望む若い人たちや子育て世代には、さまざまな支援が必要です。加えて子育て世代が働きやすい環境づくりや、子どもたちが安心して教育を受けられる環境の整備も急がれます。当町では支援の一環として、学校給食費の負担軽減を推進していますが、財源の確保に苦慮していることから、ご支援いただいた寄付金を充当できればと考えています。
雫石町は、中心都市である盛岡市から車で30分ほどの場所にあります。交通の利便性や豊かな自然環境を生かした観光業が盛んで、暮らしやすいまちです。 しかし、進学や就職を機に町を離れる若い世代が多く、少子高齢化が加速しています。こうした状況を打破するためにも、若者世代を中心に、誰もが暮らしやすい環境を整えることが必要と考え、町を挙げて取り組んでいます。 企業の皆様には、「企業版ふるさと納税」をきっかけに当町のまちづくりに協力いただけたらと考えています。「虹の似合うまち、雫石町」に希望の虹をかける取り組みに、ご賛同いただけると幸いです。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。