運動公園を核としたスポーツまちづくりプロジェクト愛知県 | 美浜町

愛知県 美浜町のプロジェクト概要

美浜町は知多半島南部に位置し、名古屋駅から特急で50分、中部国際空港(セントレア)からは車で25分と、アクセス良好な町です。観光業が盛んで、海水浴や潮干狩り、南知多ビーチランドなど、年間を通じて多くの観光客が訪れます。また、日本福祉大学があることから、「学生の町」という一面もあります。 本プロジェクトでは、名古屋鉄道知多奥田駅前に整備している「美浜町運動公園」を中心に、スポーツを通じて「だれでも いつでも どこでも 活躍できるまち」を目指します。 具体的には、運動公園内に建設中の陸上競技場(400mトラック、人工芝のインフィールド、1,000名程度収容可能な観覧スタンド)を軸に、各種大会の誘致、記録会やイベント開催などで町外からの訪問者と交流人口の増加を目指します。また、日本福祉大学のスポーツ科学部と連携し、健康・スポーツ関連のビジネスを創出することで、学生が学んできた知識や技能を活かせる職種や業界に就職し、当町で暮らし、活躍できる環境づくりを進めます。 そのほか防災備蓄倉庫や耐震性貯水槽などを園内に設置し、町の新たな防災拠点としての機能も整えます。

なぜ寄付を募るのか

ほかの自治体と同様に、当町でも人口減少と少子高齢化が進んでいます。 14歳までの年少人口の割合は、1975年に25.2%でしたが、2010年は12.7%、2015年には11.3%に減少しています。 一方で65歳以上の老年人口の割合は、1975年の9.0%から、2010年には22.1%、2015年には27.6%と急激に増加しています。 今後も少子高齢化が進展すると推測されることから、運動公園を中心とした「スポーツによるまちづくり」に取り組み、高齢者も楽しく運動できる機会を創出し、医療費削減につなげる「健康長寿なまち」を目指します。 また、人口のアンバランスを是正するためには、若者が当町に就職・定住できる環境づくりも求められています。

プロジェクトのポイント

本事業は、以下をポイントに展開します。 1.競技者だけでなく、だれもが利用できる施設運営を目指します 「スポーツと交流を通して、だれもが主役になれる場所」をコンセプトに掲げ、幼児や高齢者も楽しく遊び集うことができる施設を目指します。 児童遊具や健康器具を整備したエリアで、子どもの基礎体力を養うスクールや高齢者を対象とした健康づくりプログラムを実施します。また、町外からの交流を促し、地域経済に寄与する施設とするため、観光協会と連携して合宿誘致やスポーツツーリズムの推進を図ります。 2.スポ―ツに関わる人材を育成します 美浜町運動公園を拠点に、隣接する日本福祉大学スポーツ科学部と連携し、専門知識をもつ指導者の育成や選手を支える専門スタッフ、審判員など、スポーツ関連の人材育成を進めていきます。 また「みはまスポーツクラブ」では、日本福祉大学と連携して幼児を対象とした「キッズウェルネス講座」を開催しています。こうした活動も継続していきます。

困りごと・課題

美浜町運動公園の整備にあたり、町としてこの施設を活用したまちづくりをPRしていますが、町民への周知は十分とはいえません。 新施設のオープンに向けて、講演会以外にも、町民とともに気運を醸成したいと考えています。

メッセージ

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会では、当町はシンガポール共和国のホストタウンとなりました。当初は、町民と選手の交流会を検討しておりましたが、新型コロナウイルス感染防止のためキャンセルとなりました。そこで小中学生が応援メッセージを動画で撮影して選手たちに送り、オンラインでの交流ができました。 こうした取組みは、町民が「スポーツ」を身近に感じるきかっけとなりました。 運動公園の整備は、人口2.2万人の当町にとって重要な事業であり、将来に渡って有効に活用していきたいと考えています。スポーツが地域に根付き、健康増進や地域経済の活性化、人材育成などに取り組んでいきます。 2026年夏には、愛知県と名古屋市で「第20回アジア競技大会」が開催される予定です。 このタイミングを活かし、美浜町運動公園内の陸上競技場もシンガポールの事前合宿地として利用していただけるよう、積極的に働きかけていきたいと考えています。

現在の寄付額
700,000
目標金額:5,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
5
SDGs目標
sdg-4sdg-8sdg-11sdg-17