エンタメ業界と連携した熊本県立高森高校「マンガ学科」による高校魅力化プロジェクト熊本県 | 高森町

熊本県 高森町のプロジェクト概要

熊本県立高森高校は、南阿蘇地域における唯一の高校であり、長年「地域になくてはならない学校」として、教育的な役割ばかりでなく、文化・地域振興の中心的な役割を果たしています。 卒業生は7千人を超え、地域はもちろん、全国でも活躍する人材育成に貢献してきました。今後も地域の担い手となり、21世紀を生き抜く人材育成の拠点としての期待が寄せられています。 しかし、近年少子化の影響は大きく、入学者は大幅に減少し、定員80名に対する充足率は、50%を大きく割り込む状況が続いております。このような状況が続けば、高校の存続自体が危ぶまれてしまうことからも、高森高校の活性化は喫緊の課題となっています。 そこで高森町では、高森高校を「地域に絶対必要な地域振興拠点」として位置づけ、入学者を確保し安定的な学校コミュニティを形成するための新たな魅力を創出するプロジェクトに着手しました。   エンタメ業界と連携した熊本県立高森高校「マンガ学科」による高校魅力化プロジェクトです 高森町・高森高校では、東京の漫画出版社(株)コアミックス、熊本県教育委員会とタイアップし、全国初となる「公立高校」への新科「マンガ学科」を新設し、 全国から漫画家やエンタメ業界での夢にチャレンジする生徒を町営学生寮と漫画制作環境を整備して受入れ、同時に「教育」をフックに地域活性化、地方創生への取組の加速を目指します。

熊本県 高森町への寄付で得られるベネフィット

高森町HP、町営ケーブルテレビへの企業名の掲載

・高森町HPへの企業名掲載。 ・高森町営ケーブルテレビ内での企業名の紹介。

町長との会見(メディア付) 

・高森町長との会見・メディア公開(町からのプレスリリース発信及び地元新聞掲載)

熊本県立高森高校の取組概要:取組み①

スーパー・グローカル・ハイ・スクールの取組み グローカル(Glocal)とは、グローバル(Global:世界規模の)とローカル(Local:地方の)を合わせた造語で、「地球規模の視野で考え、地域視点で行動する」という意味です。 (主な実践例) ふるさと納税PR動画の作成・返礼品の開発、南阿蘇鉄道ボランティア計画、子どもの好き嫌いをなくレシピ開発、 世界農業遺産紹介動画作成、高森建工推進プロジェクトの策定 南阿蘇・高森検定の開発、パラリンピック新種目の検討、言語、ジェスチャー研究、高森にわかの研究など

熊本県立高森高校の取組概要:取組み②

「南郷谷から世界へ!夢の実現へ!」地域とともに、地域のために成長するための取組み 「南阿蘇地域における唯一の高校」、「地域になくてはならない学校」、「文化・地域振興の中心的拠点」として、 高森町、南阿蘇村からの行政的支援を受け、また多くの地域の皆様より支えられている高森高校。 その思いに応えるべく、高森高校は生徒と地域を結び付け、更に地域活性化へと結びつける学校、教育活動に取り組んでいます。 (主な実践例) 早稲田大学連携 大隈塾U-18 くまもと国際マンガCAMP in阿蘇高森インバウンドおもてなしミーティング

なぜ寄付を募るのか

高森高校への「マンガ学科」の新設計画に伴い、通学圏内を越えた全国各地より、入学を希望される事が想定されます。 以前は高森高校にも遠方からの学生を受け入れるための寮が県営で整備されていましたが、生徒利用者の減少により現在は閉鎖されています。 そこで今回のプロジェクトでは現在閉鎖中の旧学校寮を「町営学生寮」としてリノベーションします。 生徒が安心して夢に向かい勉学や高森町での生活に取組み、保護者の皆様からは安心して高森町へ送り出していただけるよう、高森町で住環境を整備します。 また、当プロジェクトでは、住環境のハード整備に合わせて、「マンガ学科」での授業や実習等で生徒が使用する「漫画制作機材」の導入や(株)コアミックスの吉祥寺や熊本市にある漫画編集部を直接オンラインで繋ぐブロードバンド整備等も計画してます。高森町独自での高森高校の魅力化の施策の一つの矢として、ハード、ソフトの両面から高森町で夢を叶えるために学ぶ全国からの生徒を受入れ、強力に支援したいと考えております。

プロジェクトのポイント

高森町では、令和3年4月に旧寮施設及び土地を財産購入し、令和4年度からの町営学生寮の整備着工に向けスタートし、7月からは、施設の耐震診断及びリノベーション設計に着手しました。 全国から夢を持って高森高校に入学し、その生徒が3年間、漫画やエンタメの勉学や実習に集中して取り組むことができるばかりでなく、日常生活やオフの日々を快適にストレスフリーに過ごすことができるように、現代人の生活スタイルやプライバシー保護、通信環境完備等に徹底的に配慮した住環境整備方針としています。 また、導入を計画している漫画機材については、漫画制作のプロフェッショナルである(株)コアミックスよりアドバイスを受け、実際に連載を抱える漫画家やアシスタントが常時使用している機材の導入を予定しており、学びの段階から「一流=プロ」に直接触れ、身を置くことができる全国トップの環境を高森町で実現することとしています。

困りごと・課題

高森町における重要施策のとして、当プロジェクトの実施にあたっては、まずは、必要な財源を自主財源や補助金等を活用し手当して参ります。 「漫画」という日本が世界に誇るエンターテイメント業界の人材育成の拠点として、全国から夢を叶えたい意欲のある生徒をここ高森町でしっかりと温かく受け入れ、町を挙げて官民連携の体制を構築し、責任をもって将来を担う人材育成に取り組んで参ります。その一方で、高森町としての財源の問題に加え、プロジェクトのPRや生徒募集など、取り組むべき課題は多くあります。 この度、企業ふるさと納税の制度を最大限活用させていただくことで、企業様からの支援を通じて企業様とのつながりを強化し、より良いプロジェクトにしていく所存でございます。

メッセージ

令和5年度から運営を開始する町営学生寮の改修には、最大で1億5千万円の費用を試算しており、新科「マンガ学科」に高森町における高森高校の魅力向上の取組のため導入を計画する漫画機材については1台120万円程度を試算しています。 これらの費用は、私どもの過疎自治体規模では大変多額となりますが、全国に向け最先端の「学習環境」と「漫画出版社との官民連携」をPRし、意欲ある学生への訴求力を高めるための最低限度の投資と位置付けております。 寄附をご検討中の企業の皆さまには、高森高校「マンガ学科」新設をフックとした、地方創生への取組や各種異業種間連携施策の企画立案、実行等に参画やご助言ばかりでなく、今後続々と卒業するマンガ学科出身の生徒の進路対策についてもアドバイスをいただければと考えております。ご支援の程をどうぞよろしくお願い申し上げます。

進捗報告

2021年9月8日「マンガを活用した高森高校の魅力向上に関する連携協定」を締結しました。 株式会社コアミックスと高森町と熊本県教育委員会と熊本県立高森高等学校は、マンガに係る教育活動等に関すること及びマンガに係る人材の育成に関し、4者協定を締結しました。全国初となる公立高校における新科「マンガ学科」設置に向けいよいよ取り組みがスタートしました

現在の寄付額
1,000,000
目標金額:100,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
4
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-4sdg-8sdg-9sdg-11