本プロジェクトは、富士市が掲げる施策「若い世代を地域全体で支える環境づくり」のもと、困難を抱える子どもたちを支援するものです。 「いじめ」「登校拒否」「不登校」「虐待」「貧困」などが社会で問題となっている昨今、生きづらさや悩みを抱えながら過ごしている子どもは増加傾向にあります。 当市では、子どもたちが「ありのままの自分」でいられる場所をつくれないかと考え、自由な遊びを通じて豊かな人間関係を構築できる「居場所」づくりに取り組んでいます。「居場所」には子どもと一緒に保護者も訪れます。子どもも大人も成長できる環境づくりを心がけています。 本ページでは、「居場所」を運営する法人の支援事業をご紹介します。
当市は出生数が減少傾向にあり、2021年(令和3年)には、1,525人で10年間から約30%減少しています。希望出生率も全国値より低い状況にあります。このことから、結婚から出産・子育てに関して、若い世代の希望を実現可能にする「まちづくり」が必要と考えています。 市民の皆さんには、安心して子どもを育ててほしい。その一環として、当市では「子どもを産み育てやすい環境づくり」を進めています。今回寄附をお願いするプロジェクトは、さまざまな悩みや困難を抱える子どもたちへの支援活動です。若い世代を地域全体で支える環境づくりをはじめ、地域・企業・行政等が連携して子育て支援に理解を深めてもらえる環境づくりを進めています。
生きづらさを感じながら暮らしている子どもたちに、家庭や学校以外で「自分らしく過ごせる場」を提供したい。さまざまな要因で悩みを抱える子どもたちに寄り添い、サポートしたい。 支援活動に取り組んでいる法人では、子どもたちが外遊びを通じて若者や大人と交流し、社会性や協調性、勤勉さ、倫理観、創造性などを育てる場を提供しています。川に飛び込み、泥にまみれ、ドラム缶風呂を沸かす…。大人に指示されることなく、子どもたちは自由に、積極的に遊びに熱中しています。 また、気軽に利用できる屋内フリースペースを設け、生きづらさを感じている子どもや保護者に「出会いやすい状況」を提供しています。駄菓子を配ったり、遊びや工作を楽しんだりすることで、子どもや若者に寄り添う活動を展開しています。
子どもたちは自主的に遊びや勉強をしています。年長の子どもが小さな子を見守る姿も、日々見ることができます。 法人団体の運営にあたり、後継者の育成や居場所の管理を続けるには、資金面に課題があります。また、屋外プレイパーク事業においては、市内公園を利用しています。 この団体が継続的に活動できるよう、ぜひご支援ください。
富士市では、子どもたちが""のびのび""いきいき"暮らせるように、県内初となる「富士市子どもの権利条例」を制定し、普及啓発に取り組んでいます。 居場所づくりは、子どもを一人の人間として受け止める機会を提供しています。子どもたちの健全な成長をサポートするこの事業は、当市で暮らすすべての子どもたちが、多様化・複雑化する社会の中でも自分らしく生きていくことができる、とても重要で意義のある取組みであると考えています。 企業の皆様におかれましては、ぜひこの取組みに関心を寄せていただき、ご支援くださると大変に有難く思います。ご支援くださる企業の皆様には感謝状を進呈し、当市HPで感謝の意を表したいと存じます。困難を抱えている子どもたちに寄り添い、温かく見守る取組みへのを支援を、どうぞよろしくお願いいたします。