宇部市は、市街地に山口宇部空港があり、山陽自動車道が走り、JR新山口駅も近く、陸・海・空の交通体系が充実した住みよいまちです。緑と彫刻に彩られたまちなかから少し足を延ばせば、穏やかな自然に包まれた「うべの里」が広がり、中山間地域と都市部のバランスのとれたまち。山や湖の見える里に住み、自然に寄り添う田舎暮らしをしながら、都市の利便さも享受することができます。豊かな自然と利便性、にぎわいと安らぎがちょうどいい「緑と花と彫刻のまち」、それが宇部市です。 当市は2018年に内閣府から「SDGs未来都市」に選定されています。2020年には、妊産婦や子ども・子育て世代を大切にする意識を醸成するため「妊婦応援都市宣言」を行い、誰もが暮らしやすい地域共生社会の実現を市民とともに目指しています。 本プロジェクトでは、宇部市に生まれてきてくれた赤ちゃんに、健やかな成長への願いとご家族への祝意を込めて「赤ちゃん誕生おめでとう箱」を贈呈します。
近年、全国で出生数の減少が急速に進み、少子高齢化が顕在化しています。当市では、これまでも出産・子育て環境の改善に取り組んできましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による社会情勢の変化もあり、これから妊娠や出産を考える世代には、ますます厳しい時代になると懸念されます。 こうした状況から、子育て世代を大切にし、社会全体で応援していく体制をつくることは、とても意義のある取組であると考えています。 企業の皆様には、「妊婦応援都市」を宣言している当市の取組にご賛同いただき、企業版ふるさと納税を活用した寄附を通して、未来を担う子どもたちの健やかな成長を一緒に見守っていただければと思います。 皆様からの応援やご支援は、妊婦や子育て世代にとって大きな励みになるはずです。また、寄附企業の皆様においては、会社のイメージアップやCRS活動につながると考えています。
本プロジェクトでは、企業版ふるさと納税による寄附金を「赤ちゃん誕生おめでとう箱」に活用します。これは2020年度から始まった新しい取組で、宇部市に生まれた赤ちゃんを対象としています。 箱には、子育て家庭を応援する企業や団体などで構成された「うべ妊婦・子ども応援団」から提供いただいた育児用品などを収めています。 箱のデザインは、宇部市のオリジナルデザインをあしらい、赤ちゃん誕生の思い出の箱になる、末永く保存できるものとなっています。 例えば、生まれてきた赤ちゃんの初めてのものを詰めてタイムカプセルのように利用してもらうことで、成長して大人になったときにこの箱を開けて、生まれたころの家族の思い出や、幼少期を懐かしんでいただけます。 ※おめでとう箱の画像はイメージです。配送時期によって変わることがあります。
当市では、2020年に策定した「第２期宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、「結婚・妊娠・出産・子育ての希望をかなえ、子どもの夢を育む教育を推進する」ことを基本目標の一番目に掲げています。 結婚・妊娠から子育てにおいて支援を行い、当市の未来を担っていく子どもたちの環境を改善することで、出産数の減少に歯止めをかけ、地域社会を好循環へつなげたい考えです。 当市の取組にご賛同いただき、地域社会を一緒に盛り上げていく企業を募集しています。こうした取組の積み重ねは、若者世代の定住や次世代の市民が増加することで地域経済の活性化につながるのではと考えています。
2021年、当市は市制施行100周年という大きな節目の年を迎えました。次代を担う子どもたちに希望あふれる未来をつなぐ機会となるよう、幅広い世代の市民が参加できる様々な事業を実施しています。 当市では、これからの100年も輝き続けるために、2020年に「第２期宇部市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。 様々な施策が盛り込まれる中、妊産婦や子ども・子育て支援施策に積極的に取り組んでいます。 本プロジェクトはこうした取組の一環であり、社会に不安が広がる状況だからこそ、妊産婦の経済的・精神的負担を少しでも軽減したいという思いですすめています。サポートを通して、安心して子育てできる環境を整え、「子どもを産み育てるなら宇部」と思っていただけるような魅力的なまちづくりを進めてまいります。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。 宇部市長 篠﨑 圭二
