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富岡製糸場保存整備事業群馬県 | 富岡市

群馬県 富岡市のプロジェクト概要

富岡市は、群馬県南西部に位置する人口約5万人のまちです。豊かな自然と歴史や伝統が息づき、市の中心部には世界文化遺産に登録されている「富岡製糸場」があります。当市では、この富岡製糸場を核としたまちづくりを進めています。 富岡製糸場は、近代化を進めていた明治政府によって1872年(明治5年)に設立され、115年間に渡って稼働しました。1987年(昭和62年)の操業停止後は、所有者であった片倉工業が単独で維持管理をしていましたが、2005年(平成17年)以降は当市が所有し、保存・管理を行っています。 富岡製糸場は多様な価値を有する産業遺産です。歴史的価値としては、政府による産業育成の象徴であり、日本における器械製糸業の発展を促進した模範工場であったことが挙げられます。文化財的価値としては、現存する官営工場として唯一完全な姿を留め、明治初期建築の大規模な木骨煉瓦造の建物であること、工場設備一式がほぼ完全な姿で残されている点などがあります。 当市では2012年(平成24年)に「史跡・重要文化財(建造物)旧富岡製糸場整備活用計画」を策定し、歴史ある建造物の保存整備を計画的に実施しています。

群馬県 富岡市への寄付で得られるベネフィット

10万円コース

寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。

50万円コース

寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。

100万円コース

寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。

市表彰対象コース

寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。善行表彰の対象となるため、市から表彰および記念品を贈呈いたします。

なぜ寄付を募るのか

富岡製糸場は、2014年(平成26年)に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録され、同年12月には製糸場内にある「繰糸所」「東置繭所」「西置繭所」の3棟が群馬県で初となる国宝に指定されました。 世界遺産登録直後は年間100万人以上の来場者を迎え、近年も減少傾向が続いていたものの、中長期で進めていた整備のための費用は施設の見学料で賄ってきました。しかし、新型コロナウィルス感染症の影響を受けて来場者が激減。さらに2020東京オリンピック・パラリンピックの開催で期待していた海外からの旅行者はほとんど見られず、先が見通せない状況が続いています。 そこで継続的な事業運営に必要な財源を確保するため、企業版ふるさと納税を活用して広く寄附を募ることとしました。当市の責務でもある貴重な歴史遺産の保存整備に、お力添えいただければと存じます。

プロジェクトのポイント

2012年に策定された「旧富岡製糸場 整備活用計画」では、製糸場が重ねてきた歴史とシステムを保存管理し、システムを重視した整備を行うとともに、内部や資料を公開することで製糸場が持つ多様な価値を最大限に引き出すことを目指しています。 整備活用計画は、短期(策定から5年間)、中期(5~15年後)、長期(15~30年後)の3区分で構成されています。2020年には国宝「西置繭所」の保存整備作業が完了し、一般公開が始まり大きな話題となりました。2021年度以降は、2014年の大雪で倒壊した乾燥場・繭扱場の保存修理・整備活用工事が主たる事業内容になる見込みです。 将来的には、日本近代産業の礎となった「ものづくり」の精神を後世へ伝えることをコンセプトに、展示・公開に加え、研究や教育の場としての活用も目指しています。ほかにも、市民の交流の場に活用するなど、まちの活性化にもつなげたいと考えています。

困りごと・課題

コロナ禍の影響を大きく受けた2020年度は、入場者数が前年度比で6割以上減少したことにより、約1億3,000万円の赤字になる見通しとなりました。未だ先が見通せないコロナ禍の状況にあり、今後も入場者数が回復しなければ、整備活用計画に大きな支障が出ることが懸念されます。 世界遺産である富岡製糸場は、当市の宝であり、日本、そして世界の宝でもあります。このすばらしい財産を未来へつなげることは、当市の責務であると自負しています。また、大きな観光資源を持たない当市にとって、富岡製糸場は市の未来を担う重要な施設でもあります。同施設の整備活用は当市の最重要課題の一つであり、計画に沿って事業を進めることで、観光振興やまちの活性化につなげたいと考えています。 日本近代化の礎となった貴重な産業遺産の保全と活用への取組みにご賛同いただき、富岡市の未来をともに考えてくださる企業を広く募集しています。

メッセージ

2012年(平成24年)に策定した「旧富岡製糸場 整備活用計画」は、30年間に及ぶ事業期間のおよそ3分の1が過ぎ、中期整備の段階を迎えています。2020年には、6年がかりで進めてきた国宝「西置繭所」の保存修理及び整備活用工事が完了し、歴史的資料を展示するギャラリーや多目的ホールが新設され、さらに魅力ある施設へと進化を遂げました。「西置繭所」の保存整備事業は、近代産業遺産の先駆的保存活用プロジェクトとして「日本イコモス賞2020」や、(一社)照明学会が主催する「2021年 照明デザイン賞」を受賞するなど、高い評価をいただいています。 今後も本計画に基づき、富岡製糸場が重ねてきた歴史とシステムを重視した保存整備事業を着実に進め、同施設が持つ多様な価値と魅力を広く発信していきます。「富岡の宝」を「世界の宝」にすることで、多くの人に興味を持っていただき、まちづくりへとつなげてまいります。 世界遺産であり国宝でもある富岡製糸場。その歴史と価値を未来へつなぐため、皆様からのご支援をお待ちしています。

現在の寄付額
300,000
目標金額:200,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
3
SDGs目標
sdg-4sdg-10sdg-11sdg-12sdg-16sdg-17
最低寄付金額は10万円です。
▼得られるベネフィットから進める▼
▶︎ 10万円コース(10万円〜)
寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。
▶︎ 50万円コース(50万円〜)
寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。
▶︎ 100万円コース(100万円〜)
寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。詳細については、富岡市企画課までお問合せください。
▶︎ 市表彰対象コース(300万円〜)
寄附申出後、ご希望に応じて富岡市庁舎内にて寄附受納式を行います。善行表彰の対象となるため、市から表彰および記念品を贈呈いたします。