熊本県南部に位置する錦町は、日本遺産にも認定されている相良700年の歴史を感じることができる自然豊かで文化にあふれる町です。 子育て支援にも力を入れており、2013~2017年の合計特殊出生率は2.26と熊本県1位、全国でも9番目(離島を除くと全国1位)に位置しており、これまで取り組んできた各種施策の効果が着実に表れてきています。 今回のプロジェクトでは、子どもたちの「学び」「遊び」「食事」にスポットをあて、子育て支援の更なる充実を図るとともに、甚大な被害を受けた令和2年九州豪雨災害からの復旧・復興及びコロナ禍における新しい事業を展開します。 ※各プログラムについては、事業の実施状況等に応じて予告なく変更する場合があります。
本町に所在する「にしき ひみつ基地ミュージアム」は、戦争末期の情勢と地元の人々の生活を肌で感じるフィールドミュージアムです。 今回のプロジェクトでは、子どもたちを本ミュージアムのガイドツアーに招待し、当時を生きた人々の証言や、残されたものを通して、命の尊さや平和の大切さについて考え、過去の歴史を未来に語り継ぐ「子どもガイド」を育成します。 「子どもガイド」は、実際に来館されたお客様をご案内することで、やりがいや働く楽しさを感じてもらいます。 また、800年以上前からこの地域に伝わる「きじ馬・花手箱」は、子どもの健やかな成長を願う伝統的な工芸品であり、これらの製作体験を通じて地域文化を学びます。 さらに、地域の歴史や文化の学びに加えて、学習支援やプログラミング学習など、子どもたちの将来に役立つ学びを積極的に導入します。
感染症対策を徹底し、安心安全な遊び場を提供します。 また、域住民による伝承遊び体験教室を開催するなど、遊びを通じて様々なコミュニケーションを図る場づくりを行い、子どもたちの健全な発達をサポートします。
地元飲食店による創意工夫を凝らした食事を提供します。 長期休暇期間など、家で一人で食事をする子どもの孤食の回避につなげるとともに、コロナ禍における営業自粛等の影響を受けている地元飲食店をサポートします。