泉佐野市内の一部の業界、特に介護や建設業界においては、深刻な人手不足に陥っているものの、介護や建設分野における外国人人材の育成は、自己負担が必要となることなどの理由から、当初の想定より大幅に少なく、人材不足は解消されていない。また新型コロナウイルス感染症の影響により、解雇等され、実習が困難となった技能実習生や非正規で雇用されている外国人材の雇用維持が確保されていないという課題がある。 課題に対する取り組み 市内在住の外国人に対する日本語学校等の日常サポート、企業と外国人材との雇用マッチング、外国人就労者の労働環境の整備に向けたメンター派遣、企業側が求める日本語やスキルのレベルを引き上げる研修支援、多文化共生社会実現に向けた交流支援、深刻な人材不足に陥っている業種の外国人労働者の確保や外国人労働者の必要な支援などを実施します。これらの取組みを通じて円滑に外国人材を受け入れ、共生していける社会の実現を目指し取組をしています。
近い将来に本市を含む近隣地域の魅力を外国人材から「生の声」として発信していただくことで、当該地域に再訪(訪問)へつなげるだけでなく、市内事業所のグローバル化へと進展させていくことで、持続可能な地域活性化へとつなげていく。