第一次産業を元気にする ~SDGsにちなんチャレンジ2030~鳥取県 | 日南町

鳥取県 日南町のプロジェクト概要

鳥取県南西部、中国山地のほぼ中央に位置する日南町は、町域の約9割を山林が占めています。古くは「たたら製鉄」で栄え、その後は林業の町へと転換し、年間素材生産量は鳥取県の1/3を占めています。 しかし近年は都市部への人口流出が止まらず、少子高齢化が進んでいます。高齢化率が50%を超えていることから「日本の30年後の姿」として、さまざまな学術機関のモデル地域になっています。 こうした状況のなか、当町では「創造的過疎のまち」というコンセプトのもと、持続可能なまちづくりに向けた挑戦を続けています。一例を挙げると、全国初となるCO2排出ゼロを目指す道の駅「にちなん日野川の郷」の創設や、人口減少幅を緩やかにする「コンパクト・ヴィレッジ構想」などです。こうしたSDGsの理念を町の総合計画や総合戦略に盛り込み、全庁を挙げて取り組んでいます。 SDGs達成に向けた取組みや今後の推進計画が評価され、2019年度には内閣府より「SDGs未来都市」に選定されました。今後も豊かな森林資源を活用し、当町が抱える課題の解決と、SDGs達成を目指す「持続可能なまちづくり」に取り組みます。

鳥取県 日南町への寄付で得られるベネフィット

10万円コース 町HPに企業名を掲載、感謝状の送付

町HPに企業名を掲載し、感謝状をお送りします。 詳細は日南町へお問い合わせください。

50万円コース 町HPに企業名を掲載、木製の感謝状を作成し贈呈式を実施

町HPに企業名を掲載、木製の感謝状を作成し贈呈式を行います。 詳細は日南町へお問い合わせください。

100万円コース 町HPに企業名を掲載、木製の感謝状を作成し贈呈式を実施、町広報誌に企業紹介記事を掲載

町HPに企業名を掲載、木製の感謝状を作成し贈呈式を行います。 町内世帯へ毎月発行の広報誌に企業紹介記事を掲載いたします。 詳細は日南町へお問い合わせください。

300万円コース 打ち合わせによりベネフィット決定

企業様の要望をお聞きし、双方協議の上内容を決定いたします。 詳細は日南町へお問い合わせください。

500万円コース CSR活動のフィールド提供

企業様の要望をお聞きし、双方協議の上内容を決定いたします。 詳細は日南町へお問い合わせください。

なぜ寄付を募るのか

SDGs達成に向けたさまざまな取組みにおいて、企業の皆様には寄附を通して当町と積極的に関わっていただきたいと考えています。例えば、豊かな森林資源を生かした「木育(もくいく)」や職業体験などで森や木にふれる機会を増やす取組みを進めています。これを企業のCSR活動の一環として活用していただければと思います。 また、当町最大の課題となっている高齢化対策として、雇用を増やす取組みを進めています。寄附企業の皆様とは、当町の魅力である静かな環境を生かしたサテライトオフィスの開設やワーケーションへの活用などで、関わりを増やしていきたいと考えています。

プロジェクトのポイント

2030年のSDGs達成に向けて、さまざまな取組みを進めています。 ①林業アカデミーの運営 当町では、2019年に日本初となる町営の林業アカデミーを開校しました。ここでは林業の知識や技術の習得はもちろん、必要な資格の大半を取得できるプログラムを設け、継続的な林業従事者の確保に取り組んでいます。 ②森林教育プログラムの構築 幼少期から森や木に親しむ機会をつくり、豊かな心を持つ子どもを育む取組みを進めています。保育園・小学校・中学校の一貫した教育カリキュラムの導入から社会人向けのセミナーまで、生涯にわたって学べる森林教育プログラムを構築します。 ③ショートタイムワーク制度の推進 ショートタイムワークによって高齢者の雇用を創出し、誰もが元気で誇りを持って暮らせるまちづくりを進めます。また町内企業と連携し、「フルタイム勤務は難しいけれども、短時間なら働ける」という方々を企業とつなげる仕組みづくりも進めます。 ④木のおもちゃの製造・販売 新たな産業として、「木育」につながる木のおもちゃを製造・販売し、経済の活性化を図ります。一例として、町内の新生児に木のおもちゃをプレゼントしています。 ⑤農林業研修制度の活用による担い手の育成及びスマート農業の推進 林業と並んで基幹産業である農業において、ドローンなどを活用したスマート農業の推進を図るとともに、農業研修生制度を活用しながら担い手の育成に取り組みます。

困りごと・課題

中山間地域にある当町は、人口減少と少子高齢化による町の存続が危ぶまれています。しかし「われわれの取組みが日本の将来やまちづくりを牽引している」ということをモチベーションに、これからもさまざまな施策に取り組んでいく覚悟です。 SDGsの理念にある「2030年のあるべき姿」については、これまで進めてきた当町の取組みが、ほかの自治体でも可能であると考えています。 「創造的過疎」を掲げる当町の取組みは、少子高齢化が急速に進行しているわが国において、自治体ごとにSDGsの普及展開が図れると同時に、多くの自治体が抱える課題を解決へ導く一つの指針になると考えています。 「2030年のあるべき姿」を実現するため、SDGsを中心に据えた「持続可能なまちづくり」をお手伝いしてくださる企業を募集しています。

メッセージ

約4,400人(2021年4月現在)ある日南町の人口は、2030年には約3,300人になると見込まれています。当町の最重要課題である人口減少や高齢化率の上昇に歯止めをかけるためには、主要産業である林業の振興や森林環境教育の普及、木育活動、高齢者の雇用創出などに取り組む必要があります。そしてその成否が町の存続に直結すると考えています。 一方、林業を軸に据えた施策は、経済効果に加え、森林の適切な管理や保護にもつながっています。当町は鳥取県西部を流れる日野川の源流部にあり、下流域の水瓶として森林を健全に保つ役割を担っていると考えています。また、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオや、ヒメボタル・ゲンジボタルの生息地でもあることから、貴重な生態系を守る取組みも進めています。 山の保全は海の保全にもつながります。当町の「創造的過疎のまちづくり」に向けたSDGsへの取組みにぜひご賛同いただき、ご支援いただければと思います。

現在の寄付額
1,600,000
目標金額:50,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
7
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-11sdg-13sdg-15sdg-17