子どもが多いという人口特性を持つ滝沢市では、子どもたちを対象に、「企業などで働くこと」を体験し、「社会の仕組みを実感」することで「地域への愛着」を育む機会の創出に努めています。 このプロジェクトでは、市の交流拠点複合施設である「ビッグルーフ滝沢」を活用し、子どもが主役となって社会や経済を学びながら、職業・社会体験を通じ社会の仕組みを自ら実感すること、また大人は子どもたちの姿勢から一緒に視野を広げていくという、一連の社会教育プログラムを毎年展開しながら、体験あふれるまちを目指します。 このプロジェクトの最終目的は大きく2つあります。 1つ目は、滝沢市を「子どもが主役で、子どもたち自身が社会を体験し成長できる」ような市にすること。 2つ目は、子どもたちが将来自分の目標に向かって、社会で活躍できる「滝沢人」として市内に限らず様々な世界に羽ばたいていけるようになることです。
【プロジェクトの舞台は、可能性に満ちた「ビッグルーフ滝沢」】 このプログラムのメインステージとなるのは、交流拠点複合施設「ビッグルーフ滝沢」。 「ビッグルーフ滝沢」の位置する市の中心拠点では、大規模な商業施設の民間開発が進んでいる最中であり、子どもたち同様これからの可能性に満ちた場所です。 令和6年度には「キッザニア」を運営するKCJGROUP㈱の監修を受け、「Out of KidZania in 滝沢 2024」を、北東北唯一の出張版キッザニアとして実施しました。
【超長期的な視点での人材育成・確保につながります!】 当プロジェクトでは、職業・社会体験イベントとその前後に行う社会教育プログラムの企画運営を行います。 プログラムでは、「市場のしくみ」「投資って何?」といった経済的視点や、「どんな産業があるの?」「働くってどういうこと?」といった社会的視点など、社会で生きていくための知識を、学校の授業とは別に『企業と一緒に』学んでいきます。 その集大成として、実際に職業や社会を体験するという機会を設けます。もちろん、ご協力いただいた企業の皆様には、ぜひ職業体験ブースの出展もいただきたいと思います。 特出した分野としては、ビッグルーフ滝沢でのロボットプログラミングの教育機会の提供があります。滝沢市の子どもたちが「VIVITA ROBOCON」で全国優勝するなど、すでに世界に向けて活躍の芽が生まれています!
【様々な場所で活躍する企業様の経験・知識・視点を求めています!】 様々な世界で活躍できる子どもたちを育てていくためには、手助けする大人たちである私たち自身も広い視野を持つ必要があります。 そのために、日本全国様々な場所で活躍されている企業の皆様から、私たちが持っていない視点や考え方をご提供いただきたいと思います。 また、市外の企業様のご協力をいただくことで、子どもたちが「こんな仕事もあるんだ!!」という気づきを得ることもできます。 当プロジェクトに様々な大人たちが関わることは、子どもたちがより広い世界に羽ばたけることにつながります。ぜひその一翼を担ってみませんか。
私たちは、子どもたちが活躍の場を求め市外に出ていくことを「人口流出」だとは思っていません。 むしろ、子どもたちが望むのであればそれを応援し、どこでも活躍できる力を身に着けることを後押ししたいと思っています。もちろん、滝沢市や地元で活躍したい、戻ってきたいという子たちにもそれぞれの希望が実現できるよう応援しています。 そのためには、普段の教育だけではなく、子どもたちが実際に社会やまちづくりをはじめ様々なことを実際に「体験し、経験する」ことが重要だと考えます。 だからこそ、我々は「人口の流出」ではなく「人材の輩出」のまちとなるために、また子どもたちの夢の実現をお手伝いするために、当プロジェクトを実施しています。 本市とともに、無限の可能性を秘めた子どもたちが世界に羽ばたくお手伝いをいただけませんか。