最先端教育を実施し、若者と企業の交流を促進する「滝沢人」市場価値向上プロジェクト岩手県 | 滝沢市

岩手県 滝沢市のプロジェクト概要

滝沢市は県都・盛岡市に隣接し、岩手県立大学をはじめ、2つの大学と2つの短期大学、さらに国や県の研究機関も多く立地する学園都市です。 本市は20~29歳の若者の転出が著しく、就業人口の流出と定住率の低さから、地元の雇用創出やU・Iターン者の受入れ態勢の整備が求められています。将来的には世界で活躍する市民が構築したネットワークを活用し、企業誘致や安定的な雇用の確保を目指します。 本市では高度なスキル習得と地域への愛着醸成を軸に、「世界は変えられる!」と信じる人材を育てるセミナー「アマタ―スタディ」を2019(令和元)年度に初開催しました。2022(令和4)年度までに4回実施し、延べ約500名の受講者を輩出しております。「何かに挑戦したい!という小さな思いを具体化させ、自身のやりたい一歩を後押しする。」運営や行政も受講者と伴走しながら実践的な学びの場を提供しています。 受講者は小学生から大学生、主婦、地域で活躍している現役世代まで幅広く、皆さんからは「今後も学びの場を継続してほしい」「ほかの参加者や講師とつながる場として有益」といった声をいただいています。 本事業は自身の価値を高める「人と場」を提供し、「世界を変える」人材育成を目指します。

なぜ寄付を募るのか

本市以外にも、多くの自治体で若者の流出対策として「定住」を基本方針に掲げ、さまざまな施策を計画・実施しています。しかし重要なことは、単に地元の雇用を増やすことに留まらず、長期的な視点にたって「滝沢市から世界に優秀な人材を送り出す」ことを目指しています。 こうした目的・意義にご賛同いただける企業の皆様からのご支援をお願い申し上げます。

プロジェクトのポイント

本プロジェクトは以下を軸に展開しています。 1.「地域・社会を体感すること」を学びの起点としています マーケティング、マネー、ブランドなど世界の「今」を学びながら、自らを見つめなおし、課題を見つけて解決に向かっていけるようプログラムを組んでいます。その実現に必要なテクノロジーを選択して学ぶことで、「やりたいことをやっちゃう自分」を実現し、社会との交流を通じて地域への愛着を生み出すことを目標としています。 2.ソリューションを導き出す実践プログラムを実施しています 課題解決には、さまざまなテクノロジーが必要です。そこでプログラミングやAIなどを学べる講座を実施しています。「プログラミングロボットコース」を通じて、子どもから大人まで楽しくプログラミングを学べる場を提供しました。また、今後主流になると考えられるVR空間の構築やウェブ開発などの最先端に触れる機会も組み込んでいきます。

困りごと・課題

2020~2022年度は、コロナ禍でもあり、オンライン開催も取り入れました。しかし実技や演習など、対面でなければ難しいものも多く、進行がスムーズにいかないこともありました。そこでSNSコミュニケーションツール等を駆使し、講師もグループに加わるなどで、受講者が気軽に対話や質問ができる環境づくりに努めました。 一方、オンライン開催であっても連絡先を交換するなど、受講者同士が積極的にコミュニケーションをとることでつながりづくりを実践してきました。

メッセージ

本プロジェクトにご寄附いただくことで、以下のメリットがあります。 1.大きな社会貢献及びPRにつながります 「地方創生を応援」という取組みは、大きな社会貢献につながります。また本プロジェクトは、2019(令和元)年度に内閣府より「企業版ふるさと納税にかかる特徴的な事業例」に指定されました。ご支援いただく企業の皆様には、大きなPR効果が期待できると考えます。本プロジェクトは、2022(令和4)年度に内閣府主催のマッチング会でも「寄付企業との友好な関係性を築いている事業」として事例紹介をいたしました。 2.「求める人材」の確保が期待できます 協力企業の皆様には、社員の方が受講者もしくは講師として「アマタ―スタディ」に参加したり、現地に見学に訪れたりした例もあります。本市としては、企業の皆様が応援したいと感じた受講者を直接指導したり、インターンシップで受け入れたりなど、プロジェクトの枠組を超えた連携を支援します。 ご寄附いただいた企業の皆様には、本プロジェクト関連資料に広告やロゴ等を掲載するほか、市の広報誌への企業名掲載、市長室での贈呈式も開催します。

現在の寄付額
4,200,000
目標金額:8,100,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
3
SDGs目標
sdg-4sdg-8sdg-11sdg-17