新発田市出身の実業家、大倉喜八郎の別邸を移築し駅前を活性化新潟県 | 新発田市

新潟県 新発田市のプロジェクト概要

新発田市は溝口藩(新発田藩)の城下町として栄え、数々の歴史・文化遺産を有するとともに、豊かな自然にも恵まれた暮らしやすいまちです。しかし近年は、若年層の流出による人口減少が課題となっており、賑わい喪失などの影響が出ていることから、市の中心部である新発田駅前エリアの活性化が急務と考えています。 そうした中、近代日本の礎を築いた本市出身の実業家・大倉喜八郎が建築した「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」が(公財)大倉文化財団から当市に寄贈され、JR新発田駅前の「東公園」に移築されました。そこで、困難にも「ひるまず・立ち止まらず・難局を突破する」という大倉喜八郎の精神「進一層(しんいっそう)」にあやかり、同施設の移築・復元を契機に新発田駅前エリアの活性化を図ります。 新たな市のシンボルとなる「蔵春閣」を中心に、市民意識の醸成や関係人口・交流人口の増加につなげ、市街地に賑わいを取り戻します。

新潟県 新発田市への寄付で得られるベネフィット

心から感謝を込めて

お礼状(A4横・和紙)の送付 市ホームページ及び広報での企業名のご紹介

プロジェクトのポイント

大倉喜八郎は、大成建設株式会社やサッポロビール株式会社、帝国ホテルなどの大企業設立のほか、鉄道事業への積極的関与、東京経済大学の前身となる大蔵商業学校の設立などで、近代日本の礎を築いた人物です。出身地である本市には、大倉製紙新発田工場の設立をはじめ、水道事業への寄附、現JR羽越本線敷設への協力、大倉公園(現在の東公園)用地の寄附・整備などを行い、郷土の発展に尽力しました。 「蔵春閣」は、1912年に東京・向島の墨田川沿いに建築された大倉喜八郎の別邸の一部です。外観は伝統的な日本建築でありながら、内装は和洋折衷の豪華な設えとなっており、当時は皇室の宮殿(明治宮殿)と同様の建築様式を今に伝えています。当時は迎賓館としての役割を担っており、新一万円札の肖像で注目を集める渋沢栄一をはじめ、財政界の要人や海外からの賓客をもてなす場として利用されました。

メッセージ

「蔵春閣」が当市の新たなランドマークとして大いに活用されるよう、以下の事業を中心に取り組んでいます。 ①大倉喜八郎&新発田の食文化の発信 季節ごとにアスパラガス、越後姫、新発田牛、新発田産米や日本酒、和菓子、新発田雑煮などの新発田の食文化を発信するイベントを開催し、新発田の美味しい食文化を発信します。 ②動態保存による「蔵春閣」の積極的利活用 「蔵春閣」を市内外の様々な団体等に定期的に活用していただくことに加え、「蔵春閣」そのものに箔を付けるため、文化財指定に向けた取組を推進します。また、大倉喜八郎を顕彰していくための各種記念イベントや大倉喜八郎関連企業等と連携した事業を実施します。 ③「蔵春閣」を核とした新発田駅前から中心市街地の活性化 「蔵春閣」という当市の新しい宝物の誕生を契機として、周辺観光施設や城下町の佇まいを色濃く残す歴史的な建造物、まちなかを流れる新発田川などを巡る「歴史のみち」、「水のみち」を活用することで、点から線、線から面へと賑わいを波及させる取組を推進します。 ④大倉喜八郎スピリット~進一層~の伝承 大倉喜八郎は数多くの日本初となる事業に取り組んだほか、日本を代表する企業約200社の創業に関わったことから、これから新発田で起業を目指す市民や子どもたちへ大倉喜八郎の精神を伝承する場を創出します。 いただいた寄附金は、周辺施設を含めた新発田駅前から中心市街地にかけたエリアの活性化に活用する予定です。「蔵春閣」は令和5年4月の開館から市内外の多く方にお越しいただいています。「蔵春閣」で生まれた新たな人の流れを新発田駅から中心市街地へと拡がるまちの賑わい創出につながっていくよう、多くの企業様からの御寄附をお待ちしています。 特に、大倉喜八郎にゆかりがある、あるいは当市に思い入れのある企業の皆様には、ぜひご協力いただきたいと思っております。 ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

現在の寄付額
300,000
目標金額:50,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
3
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-4sdg-8sdg-11sdg-17