佐賀市では、将来にわたって市民の移動手段を確保するため、自動運転バスのレベル4社会実装を目指しています。令和5年度から同じルートで実証を行い、技術面・運行面等の課題を一つずつ検証・改善してきました。令和10年度の社会実装を実現し、地域の移動を次の世代へつないでいくため、着実に取組を進めています。
人口減少や少子高齢化、働き方を取り巻く環境の変化などにより、全国的にバス運転士不足が深刻化し、路線バスの減便や廃止が相次いでいます。佐賀市でも運転士の高齢化が進んでおり、将来にわたって地域の移動を支えていくためには、今から対策を進める必要があります。 一方、高齢化に伴う運転免許返納者の増加などにより、地域公共交通の重要性は一層高まっています。市民の通院や買い物、通勤・通学などの日常生活を支える地域公共交通を維持していくことは、佐賀市をはじめ全国の地域が直面する重要な社会課題です。
佐賀市では、令和5年度から自動運転バスの実証運行を継続しています。実証を重ねる中で、社会実装に向けた課題を一つずつ明らかにし、その検証と改善を着実に積み重ねてきました。その成果により、令和10年度の社会実装が現実味を帯びてきています。 令和8年度の実証では、将来の本格運行を見据えた初の有償運行に加え、路上の駐停車車両を回避する技術の高度化や、バスが無信号交差点内で停止することを防ぐ「信号連携」などを検証します。令和10年度の社会実装を確かなものとするため、残る課題の解決に取り組みます。
自動運転バスの社会実装により、運転士不足や高齢化といった課題に対応し、将来にわたって市民の移動手段を確保することを目指します。 レベル4での運行が実現すれば、限られた運転士をより効果的に配置・運用できるようになり、人手不足の緩和や路線の維持につながることが期待されます。 高齢者や運転免許を返納した方をはじめ、誰もが安心して移動できる環境を整え、地域の暮らしを支える公共交通を次の世代へつないでいきます。
自動運転バスの社会実装は、新しい技術を導入することが目的ではありません。将来にわたって地域の移動を守り、誰もが安心して暮らせる地域を次の世代へつないでいくための挑戦です。 この挑戦を実現するためには、行政だけでなく、企業の皆様との連携が欠かせません。地域の未来を支えるパートナーとして、佐賀市の挑戦にぜひお力添えください。