世界遺産・二条城本格修理事業京都府 | 京都市

京都府 京都市のプロジェクト概要

二条城は、徳川家の栄枯盛衰と日本の移り変わりを見守ってきました。二の丸御殿、唐門など約400年の時を経た今も絢爛たる桃山文化の遺構を見ることができ、1994年にはユネスコ世界遺産に登録された、日本が誇る後世へ残していくべき大切な城です。現在、徳川家康による築城以来400年ぶりの大工事となる本格修理を行っています。このプロジェクトには、総額100億円を超える巨額の資金が必要です。この資金確保のため「世界遺産・二条城一口城主募金」により、多くの皆様の支援を募っています。日本の歴史と文化を今に伝える宝である二条城をしっかりと保存し、次の世代に継承していきます。

京都府 京都市への寄付で得られるベネフィット

1日城主抽選券コース

・一日城主抽選券は寄付額1万円ごとに1口 ・抽選は年に1回、ペア10組 ・感謝状の贈呈 ・芳名版への掲出

一日城主ご招待コース

・一日城主ご招待(ペア)   ・感謝状の贈呈   ・芳名版への掲出

修理対象文化財説明会コース

・修理対象文化財(建造物)説明会のご招待 ・感謝状の贈呈 ・芳名版への掲出

なぜ寄附を募るのか 

古いものでは400年以上経った建造物は、阪神大震災により生じた構造のゆがみのほか、屋根瓦の欠損、軸部の腐食など文化財としての価値を失いかねない損傷が進行しています。今後も文化財として安全に活用するために、耐震補強を施す必要があるほか、腐朽した木部や障壁画の修理が必要です。しかしながら当時の姿・素材を保ちながら屋根を支える構造や壁面等に補強材を入れるなど、高度な技術を用いた耐震補強などを行うため、100億円を超える巨額の費用と多くの時間(約20年)が掛かります。

ポリシー

京都はSDGs先進度調査においても1位の都市であり、持続可能な開発を先進的に進めております。その中で、この世界遺産である「二条城」の本格修理事業を通じて、歴史的・文化的価値の高い二条城を「保存」し、「理解促進、活用」することによって、京都の宝である二条城を磨き上げていきます。「保存」では、現在進行中の築城以来の本格修理事業を予定どおり完遂し、次の世代にしっかりと継承します。「利用促進、活用」では、「歴史や文化財をわかりやすく説明する機能の強化」や「ユニークベニューとして魅力的で多彩なメニューの構築」などを推進しています。

困りごと

「世界遺産・二条城一口城主募金」以外にも、本格修理の財源確保のため、ユニークベニューとしてMICEの誘致など文化財の利用促進と活用を推進していますが、コロナ禍により休城や入城者数も激減しているため、この状況が続けば、事業の継続が困難になる可能性もあります。多くの修学旅行生を受け入れ、質の高い学びの機会を提供する側面も持つ二条城、単なる文化財の保存だけではなく、様々な意義を持つ本格修理事業への御支援・御協力をよろしくお願いします。

メッセージ

かけがえのない京都の「二条城」を守り、後世に引き継いでいくためには、本格修理事業は欠かせないことです。保存と活用の新たなモデルを目指して、二条城は日々挑戦中です。 この寄付が、日本だけでなく世界の宝を守る活動につながります。皆さまからのご支援をお待ちしております。

進捗報告

多くの皆様の御支援により、2011年~2013年に唐門・築地、2014年~2016年に東大手門,2015年~2017年に番所の保存修理工事が完了しています。

現在の寄付額
10,700,000
目標金額:1,000,000,000
※目標金額を達成すると自動で募集終了となります
寄付件数
7
募集終了まで残り
94
SDGs目標
sdg-4sdg-11sdg-16sdg-17